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FCNTとアイラ、福島県会津若松市の中山間地域で健康づくりを支援する実証事業を開始~

PR TIMES / 2022年7月18日 23時40分

~「ささえiコミュニティ(R)サービス」と認知症・フレイル予防支援サービス「あたまと体の元気パック(R)」、地域運営組織が連携~

https://www.fcnt.com/news/20220714.html



FCNT株式会社(本社:神奈川県大和市、代表取締役社長 田中典尚、以下FCNT)、アイラ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 四ノ宮力、以下アイラ)は、福島県会津若松市の中山間地域の地域運営組織である「みんなと湊まちづくりネットワーク」および「大戸まちづくり協議会」と協働し、2022年9月より「認知症やフレイル(注1)対策を含めた地域の健康づくり」と「地域コミュニティのつながりづくりと活性化の促進」を目的として、アイラの提供する「ささえiコミュニティ(R)サービス」をプラットフォームとし、FCNTの提供する「あたまと体の元気パック(R)」の実証事業を行います。

アイラは、2017年から会津若松市の委託を受け、市内の湊地区においてコミュニティ情報プラットフォーム「みなとチャンネル」を開発・運営しております。今年8月からは、新たにビデオ対話機能を搭載し、地域のコミュニケーション促進を強化した地域生活支援サービス「ささえiコミュニティ(R)サービス」として、湊地区および大戸地区において展開し、地域のコミュニティ強化を図ります。
FCNTは、このコミュニティプラットフォームと「らくらくスマートフォン」などの開発で培ったノウハウを活用し、認知症・フレイル予防支援サービス「あたまと体の元気パック(R)」を開発しました。「あたまと体の元気パック(R)」と「ささえiコミュニティ(R)サービス」を連携させ、地域住民の健康づくりを支援するとともに、軽度認知障害(MCI)、フレイルなど認知症発症リスクが高い高齢者の早期発見・早期対応につなげ、地域の認知症・フレイル対策を推進します。

また、実証事業に先立ち、2022年7月27日(水)~28日(木)に仙台国際センターで開催される「地域×Tech東北」に、「あたまと体の元気パック(R)」と「ささえiコミュニティ(R)サービス」を共同出展します。

FCNTは、一人ひとりが安心して生き生きと暮らせる未来のために、人々の常識を超える発想と先進テクノロジーで、人・物・コトをもっと快適につなぎ、新たな価値を創造してまいります。



会津若松市湊地区・大戸地区における実証事業について

<本取り組みの背景>
高齢化の進展とともに、認知症患者数も増加しています。2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人(約730万人)が認知症という時代が到来すると言われており、誰にとっても身近なものとなることが考えられます。認知症発症の前段階と言われる軽度認知障害(MCI)やフレイルは、適切な治療・予防をすることで発症を遅らせることや、認知機能の回復を期待できます。国立長寿医療研究センターが公開している「運動による認知症予防へ向けた取り組み」(注2)によると、高齢者の5~40%がMCIと推定されますが、MCIは認知症になりやすい反面、症状が軽度であれば31~44%の人が正常の状態に回復します。MCIやフレイル状態に早く気づき適切な対策を行うことが今後ますます重要となり、そのためには、ICTの利活用が欠かせません。

会津若松市では、支え合いの地域コミュニティづくりに向けて、地域運営組織の取組を推進しており、湊地区および大戸地区では、市がアイラとコミュニティ情報プラットフォームを開発・導入しています。今回、FCNTとアイラは両地区において、各地域運営組織と連携し、同システムを活用して高齢者の介護予防や日常生活を支援する取り組みを進めていきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/68267/52/resize/d68267-52-47a5674166efb2dff2a4-0.png ]


<実施概要>
本実証事業では、「あたまと体の元気パック(R)」および「ささえiコミュティ(R)サービス」が搭載された、高齢者向け支援端末「hoam(R)(ホーム)」(注3)を高齢者のご家庭、または集会所などの地域のコミュニケーション拠点に設置し、地域の方が手軽に健康づくり、健康チェックを実施できる環境を準備します。

サロンや通いの場などの社会活動や、脳トレゲームや体操、地域の担い手による日々のコミュニケーションなどのデータを活用して疾病予防、重症化予防を行うとともに、いち早く高齢者の心や体調の変化に気づき、地域運営組織をはじめとする関係機関と連携しながら、適切な対応がとれるコミュニティの形成を目指します。

[画像2: https://prtimes.jp/i/68267/52/resize/d68267-52-39bc739c2e5ab2d1eb8d-1.png ]




「あたまと体の元気パック(R) 」について

「あたまと体の元気パック(R)」は、地域住民の健康づくり促進(自宅での脳トレ/体操実施、通いの場などへの外出支援)や、認知機能の低下、フレイルリスクが高い方への予防的介入(早期発見、介入の効率化)に活用いただけるFCNTが開発・提供するサービスです。

[画像3: https://prtimes.jp/i/68267/52/resize/d68267-52-1ac8bc01d1904c58fc6a-2.png ]


地域住民の健康づくり機能には、健康増進のための各種コンテンツと、利用者の「がんばり」を可視化するポイント機能を備え、地域広報などで上位者を表彰するなど、「やる気」を喚起することができます。

リスクの早期発見、介入のための機能として、日々の地域住民の健康活動への取り組み状況をPCのブラウザでモニタリングします。また脳の健康度やフレイルリスクの高い方をスクリーニングできるダッシュボード機能を備えています。

<搭載機能>

[画像4: https://prtimes.jp/i/68267/52/resize/d68267-52-bb1c10ff465ca0f6e238-3.png ]


<ダッシュボードイメージ>

[画像5: https://prtimes.jp/i/68267/52/resize/d68267-52-a9da4b671b53a25a0715-4.png ]




「ささえiコミュニティ(R)サービス」について

アイラの「ささえiコミュニティ(R)️サービス」は、自治体や協議会、またはその地域のお住まいの住民世帯など課題を持たれている方のニーズに合わせ、地域ぐるみで情報共有を促進し、双方向通信の特性を活かした「地域の課題を地域で考え地域で解決するICTサービスの構築」を実現する、地域にカスタマイズして運用するまちづくり支援ツールです。すでに、福島県会津若松市湊地区約250世帯をはじめ、中山間地域や過疎地域を中心に複数の自治体に導入されています。

日本の中山間地域や過疎地域では、高齢者人口の比率が年々増え、それに比例するようにコミュニティの結束が弱くなり、高齢者の社会参加率が低下している現状があります。それは心身ともにいきいきと暮らしていくことの難しさにつながります。昨今、こういった地域へのICTサービスの導入が活発化していますが、高齢者にとってICTサービスを使いこなすことは難しく、仮に地域活性化のためにそういったサービスを導入したとしても、住民全体に浸透できず、形骸化してしまうリスクをはらんでいます。

当サービスはそんな社会的な課題を解決し、地域が一体となって、まちづくりを行っていけるように開発した人に優しいサービスです。

自治体や協議会などのまちづくりの担い手を中心にサービスの運用を行い、サービスの受け手となる住民は高齢者専用端末の「hoam(R)」、スマホアプリのどちらかを使ってこのサービスを享受します。

[画像6: https://prtimes.jp/i/68267/52/resize/d68267-52-ef31288a1bdfd4079507-5.png ]




地域×Tech 東北の共同出展について

地方自治体に向けて企業が地域づくりに必要な最新テクノロジーを提案する場、「地域×Tech 東北」が2022年7月27日(水)・28日(木)に仙台国際センターで開催されます。FCNTとアイラは本イベントに「あたまと体の元気パック(R)」および「ささえiコミュティ(R)サービス」を共同出展いたします。

[画像7: https://prtimes.jp/i/68267/52/resize/d68267-52-cea15fd0fc1242d377f7-6.png ]

<展示会詳細>
イベント名:「地域×Tech 東北」
日時:7月27日(水)・7月28日(木) 10:00~17:00
会場:仙台国際センター
展示エリア:自治体DXゾーン(https://tohoku.localtech.jp/1984/
URL:https://tohoku.localtech.jp/


FCNT株式会社について
FCNTは、2021年4月1日に富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社から社名を変更しました。
30年来の携帯電話事業を通じて、「らくらくシリーズ」、「arrowsシリーズ」など、さまざまな製品を幅広い世代の方々にご提供しています。
「Creating New “Connects”~未だかつてない「つながり」を創造する~」をミッションに掲げ、これまで以上に魅力的な「らくらくスマートフォン」や「arrows」端末を提供するとともに、5G IoT時代に向けた次世代端末の開発やソリューション、新たなサービスビジネスへの展開を加速させ、人々の常識を超える先進テクノロジーで、人・物・コトをもっと快適につなぎ、新たな価値を創造してまいります。

代表者:代表取締役社長 田中典尚
所在地:神奈川県大和市中央林間7-10-1 三機大和ビル
設立:2016年2月1日
事業内容:携帯端末、情報処理及びSNSに関する商品・サービス並びにシステムの研究、開発、設計、製造、販売、企画および保守・修理サポート
URL:https://www.fcnt.com/

アイラ株式会社について
「人の力」と「情報技術」の融合”Info-Human Technology”を基本とし、技術とサービスで社会課題解決の一翼を担える企業に!
今後の少子高齢化社会において、先端技術一辺倒のソリューションではなく、「人のちから」と「情報技術」を融合した、人に寄り添う、人を守る「技術」と「サービス」が重要となってきます。
アイラは、この”Info-Human Technology”を実現するために、「ささえi コミュニティ(R)️サービス」を開発しました。単に固定的なサービスを提供するのではなく、「ささえi コミュニティ(R)️サービス」はその地域の導入目的に合わせたカスタマイズをおこない、利用、運用していただけるサービス・プラットフォームです。さらに、アイラは、いろいろな地域でいただいたご要望を自社の企業努力でサービスに反映させ、地域が抱える社会課題にICTを活用し、一緒に課題解決に取り組める企業を目指します。

代表者:代表取締役社長 四ノ宮力
所在地:東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル8F 822区
設立:2016年12月14日
事業内容:住民主体のICTまちづくり支援事業、Value Added Reseller事業、ソリューション開発における企画・技術コンサルティング、自社メディア運営事業
URL:https://www.i-la.co.jp/

会津若松市について
福島県の西部に位置する人口約12万人のまちです。四季折々の美しさを見せる豊かな自然があり、鶴ヶ城に代表される歴史や文化・伝統が今も息づく城下町です。また、市内にコンピュータ理工学専門の「会津大学」が立地しており、近年はICTを活用したまちづくりを進めています。
高齢化の進展等によるさまざまな地域課題に対応するため、市内各地域で地域住民が主体となったコミュニティ活性化の取り組みを行う地域運営組織づくりを支援し、協働による地域づくりの取り組みを行っています。
URL:https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/

・NPO法人みんなと湊まちづくりネットワークについて
会津若松市の東側、猪苗代湖に面した湊地区の地域運営組織です。2017年からコミュニティ情報プラットフォーム「みなとチャンネル」を導入し、公共交通空白地有償運送をはじめ、さまざまな分野の地域コミュニティの取り組みを行っています。
URL:https://minato-mnet.org/

・大戸まちづくり協議会について
会津若松市の南側、芦ノ牧温泉がある大戸地区の地域運営組織です。地域資源の竹を活用した取り組みや、福祉、教育など他分野に渡る取り組みを行っています。
URL:https://note.com/ootomachi/



[関連Webサイト]

・つなぐ技術で、みんなと未来へ。「ヘルスケア篇」(「FCNT×ヘルスケア」紹介サイト)
https://www.fcnt.com/cp/healthcare/

・高齢者向けの新コンセプト端末「hoam(R)」(紹介サイト)
https://www.i-la.co.jp/news/20211001.html



[商標について]

・「あたまと体の元気パック(R)」はFCNT株式会社の商標です。
・「ささえiコミュティ(R)サービス」、「hoam(R)」はアイラ株式会社の商標です。
・「のうKNOW(R)」、「ブレパサイズ(R)」はエーザイ株式会社の商標です。
・記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。



[注釈]

(注 1)加齢にともなって、心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態。
(注 2)国立長寿医療研究センター「運動による認知症予防へ向けた取り組み」
https://www.ncgg.go.jp/ncgg-overview/pamphlet/documents/ninchi_undo_pamph.pdf
(注 3)アイラが提供する高齢者向けの生活支援端末。

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