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凸版印刷、大坂冬の陣図屏風を彩色復元

PR TIMES / 2018年7月3日 15時1分

「大坂冬の陣図屏風」をデジタルとアナログの融合で復元するプロジェクトを開始屏風復元の過程を7月21日(土)から徳川美術館で公開

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、「大坂冬の陣図屏風」(東京国立博物館所蔵)を復元するプロジェクトを2017年11月より推進しています。
 「大坂冬の陣図屏風」は、模本(模写)と考えられている作品のみが伝えられています。本作品に記載されている色指示から、その制作に用いられた絵具や表現を推定し、彩色復元する取り組みを2018年7月から着手。デジタル技術を用いて彩色し、金箔や金銀泥を施した復元屏風として2018年度中の完成を目指します。凸版印刷は、「大坂冬の陣図屏風」と本プロジェクトにおける彩色復元過程を紹介する映像作品を2018年7月21日(土)より9月2日(日)まで公益財団法人徳川黎明会 徳川美術館(以下 徳川美術館)・名古屋市蓬左文庫で開催される企画展「英雄たちの戦国合戦」で上映します。また、8月11日(土・祝)に同美術館で開催する記念シンポジウム「大坂冬の陣図屏風を読む」にて、本プロジェクトの取り組みを紹介します。
 



[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/53/resize/d33034-53-346415-4.jpg ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/53/resize/d33034-53-917662-2.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/33034/53/resize/d33034-53-835050-3.jpg ]


■ 本プロジェクトについて
 本プロジェクトは、城郭考古学の観点を奈良大学文学部 千田嘉博教授、美術史学の観点を徳川美術館、絵画技法の観点を東京藝術大学からそれぞれ監修を得て推進しています。「大坂冬の陣図屏風」は模本と考えられており、色指示が細かく記載されていることで原本の姿を伺い知ることができます。そこに、記載されている色指示を読み解き、「大坂冬の陣図屏風」の彩色をデジタル技術によって蘇らせ、金箔や金銀泥を用いて仕上げることで屏風として復元することを目指します。

■ 「大坂冬の陣図屏風」について
 「大坂冬の陣図屏風」は、慶長19年(1614年)の徳川幕府と豊臣家との間で行われた合戦、大坂冬の陣を描いたものです。原本の所在は不明で、東京国立博物館が所蔵する本屏風が唯一その戦いの様子を詳細に現在に伝えています。屏風には、大坂冬の陣の陣立てや豊臣期の大坂城および戦場の様子が詳細に描かれており、歴史資料としてもとても貴重なものです。


■ 徳川美術館 企画展「英雄たちの戦国合戦」と映像作品「大坂冬の陣屏風図」上映案内

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/53_1.jpg ]


※本企画展には「大坂冬の陣図屏風」(東京国立博物館蔵)の展示はありません。

■ 記念シンポジウム「大坂冬の陣屏風図を読む」について

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/53_2.jpg ]

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