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日本の伝統的素材“い草”を使ったサスティナブルブランド《Look into Nature》がMilano Design Week 2022出展。

PR TIMES / 2022年6月1日 11時45分

ディレクションにデザインスタジオCanuch Inc.を迎え、ニューモデルのデザインをドイツを拠点とし、世界で活躍する Michael Geldmacher(ミハエル・ゲルドメイカー)氏が担当。

創業69年、飲食・ホテル・オフィスをはじめ多様な業種に家具を納入する業務用家具メーカーの株式会社アダル(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:武野 龍、以下、「アダル」)は、2022 年6 月6 日 (月)~12 日 (日)の間に、イタリア・ミラノで開催される、世界最大規模の家具見本市「Milano Design Week 2022」に、日本の伝統素材である“い草”を使ったサスティナブルブランド《Look into Nature》を出展します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-f51f223fa9cb155380b7-0.jpg ]




出展概要

会期:2022年6月6日(月)~6月12日(日)
出展ブース:Superstudio Più area : 6A Via Tortona 27 – Milano
特設サイト:https://www.adal.co.jp/lookintonature/
      ※2022年6月6日(月)リニューアル公開予定


Look into Natureについて


[画像2: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-78d37113525c16f868ba-1.jpg ]

《Look into Nature》は、い草を使った畳の需要は年々減少する一方、メンテナンス性の高い人工い草や安価な外国産い草が好まれて使われる状況のなか、「伝統工芸品としてではなく産業としてあり続けたい」というい草生産者様の想いに共感し、2019年より開発をスタートした高級国産い草を用いた家具ブランドです。

本ブランドは、日本の様々な美しい風景をモチーフとし、「Milano Design Week 2019」に初の単独出展をした際には、多くの海外メディアに取り上げられるなど高い評価を得ました。その後、新型コロナウィルスの感染拡大により開催が中止となった「Milano Design Week 2020」を経て3年ぶりの出展となる今回は、デザインスタジオCanuch Inc.の木下陽介氏にリブランディングのディレクションを依頼し、ブランドの視座を一新しました。

「Milano Design Week 2022」で発表する新たな《Look into Nature》のコンセプトは、【親和する風景 ~Harmonizing Landscape~】。日本の伝統的な生活スタイルの中で醸成された、人、物、空間との調和をブランドの指針とし、世界的に先行き不透明な情勢の中で、人々が豊かに生きていくための価値観の提案をこのブランドに込めました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-f20bc5aeb91c31a96898-2.jpg ]


■100%国産天然い草を使用
国産い草は⾮常に芳醇な香りと、五感で心地よさを感じられる希少な素材です。
内部繊維の密度が高く、リラックス効果はもちろん湿度調整、空気浄化、悪臭物質の吸着、防汚性、難燃性など、多くの優れた機能を持っています。従来、床や座布団など平面的に用いられてきた、い草の美しさをより引き出し、現代のライフスタイルに合うデザインをご提案しています。

■生産過程における環境負荷が低いサスティナブルな素材、い草
い草を1ha栽培すると、生育過程で約6.5トンの二酸化炭素を吸収(削減)します。これは4人家族が生活する時に排出するCO2のおよそ1年2か月分に相当します。い草家具の販売を通して、い草の栽培を増加させることで、CO2を削減(SDGs13)し、持続可能な生産消費形態(SDGs12)に貢献します。また、い草のニーズを増やすことで、い草農家の収入改善(SDGs8)にも導いていきます。

ブランドコンセプト


[画像4: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-e65f0e0ad10a813866b5-14.jpg ]

【親和する風景 ~Harmonizing Landscape~】
人、物、空間が一つの風景となる
共に生きるということは、受け入れ合うことである
自然は人の一部ではなく、人は自然の一部であること


日本における物と空間の関わり方は、調和を重んじ、環境を引き立てるその関係性の構築に集約されています。四季を空間に取り入れる建築的な工夫や、素材の特性を活かしたライフサイクルの考え方は、自然と共存していくことの難しさや畏怖を伝えるためにできた、メッセージとしての日本の独特な文化の自然観です。

今一度、この自然観に着目し、環境との関わり合いの中で、自らの行動や所作も風景の一部となる物の在り方を、《Look into Nature》という言葉によせて設定しました。


■い草のカラートーンについて
今回のリブランディングにあたって、自然と調和する風景を作る家具の色相と質感を重視。あくまでも家具が環境を活かすための脇役になるように、い草のカラートーンを調節し、環境から抽出した自然の色味で環境と空間に馴染みやすい配色構成にしています。人と物と自然の心地良い関係性から、自然を注視する風景を作り出す提案をします。

■い草の編み方について
カラートーンだけでなく編み方についても、環境との調和性を考慮し一新しました。

A - PATTERN:【編み】

【編み】の言葉通り、立体感のあるテクスチャーで、木材の配色に寄せ平面に立体的な奥行きを作るパターン。面としての利用が多いプロダクトに採用することで、深みのある表情は、奥行きを持った静謐さを引き出します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-dab33a8e5299ce12f84c-15.jpg ]


B - PATTERN:【結び】
縄のような結った立体感が織りなす、艶やかな表情。単色織りの中に、力強いうねりと艶を特徴とする。縁と木部までを同色に仕上げることで、造形としてのシルエットを整え、空間における「地」となるエレメント。均一な表情がい草という素材感を引き立たせます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-bbc6bb9037ec839f4eb6-16.jpg ]




プロダクト紹介

プロダクトデザイナーとして、新たにドイツを拠点とし、世界で活躍するデザイナーMichael Geldmacher(ミハエル・ゲルドメイカー)を迎え、ニューモデルとして4シリーズを発表します。

■Michael Geldmacher(ミハエル・ゲルドメイカー)とのコラボレーションの背景
「Milano Design Week 2019」における《Look into Nature》の展示に偶然足を運んで頂いた際にビジョンやい草の美しさに深く共感頂き、商品デザインをしたいと持ち込み提案をして頂いたことから始まります。コロナ禍のなかオンラインでの細かなやり取りを経て今回のニューモデルリリースを迎えることが出来ました。


■ニューモデルについて
継続商品も含めた全14シリーズのうち、ニューモデル4シリーズを紹介します。

SAKYU
悠久の歳月が生み出した、自然の山並みを感じる雄大なシルエットが印象的なシェーズロング。スタイリッシュなスチール脚と温かみのある木製脚の2種があります。
[画像7: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-db375c2614486c7ca575-18.jpg ]


KAZE
NAGIと対になる、風になびく優しさを感じさせる【動】の動きを表現。曲線が特徴的なパーティション。
[画像8: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-2c19d1a4ffcfceed7e24-20.jpg ]



NAGI
KAZEと対になる【静】の佇まいが特徴的な形。日本の美意識にある水平垂直を基調としたパーティション。
[画像9: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-a75c901deefb85ce5483-22.jpg ]



KOZUE shelf / KOZUE mirror
小枝を想起させるウォールシェルフとミラー。有機的な形状が壁面に自然とのつながりを表現します。
[画像10: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-b8b824167f0c07dac61b-24.png ]



[画像11: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-c6f91b93e85306bd5598-25.png ]



プロジェクトメンバー


Canuch Inc. /ブランドディレクション
[画像12: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-d0c73efbe4eb14ea9e7d-30.jpg ]

木下陽介・野口優輔による、東京を拠点とするデザインコレクティブ。2012年設立。人と物との関係性の探求を起点とし、インテリアデザイン、プロダクトデザイン、マテリアル開発など様々なプロジェクトを手がけている。代表的な仕事に、株式会社ルミネ新オフィス、鎌倉紅谷八幡本店、TBWA\HAKUHODOオフィス、小国杉を使用したファニチャーFILの《MASS SERIES》のデザイン等。


Michael Geldmacher(ミハエル・ゲルドメイカー)/プロダクトデザイナー

[画像13: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-b2bc76e5c60278dbb311-31.jpg ]

2000年にドイツミュンヘンにて、Neuland Industriedesignを設立し、すぐに家具デザインの分野で頭角を現し、ドイツのトップ50のデザインオフィスに選出されるなど、有名なデザインスタジオの一つとなりました。
2015年に独立後、過去15年間においてMDF Italia、Bulthaup、Kristalia、Magis、 Interlübke、Swarovski、Nils Holger Moormannなど国際的な有名ブランドとコラボレーション。受賞歴に、ELLE DECO DESIGN AWARD、The Wallpaper Design Awards、The Chicago Good Design Award、The Interior Innovation Design Award “Best of the best“、The Ger-man Design Award、the IF Design Awardなど。



Milano Design Week 2022について

毎年4月にイタリアのミラノで開催される、世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市(以下、「ミラノサローネ」)」。それに伴いミラノ市内ではさまざまな企業やデザイナーによる展示が行われ、これらを総称してFuori Salone(フォーリサローネ[サローネの外という意味])と呼びます。

先端技術を活用した実験的な試みや、グローバル企業のブランディング・マーケティングの場ともなっており、その規模は世界各地のデザインウィークと比較しても最大規模。ミラノサローネとフォーリサローネを合わせたイベント群は「Milano Design Week(ミラノデザインウィーク)」と呼ばれ、全体で100万人規模の人々で賑わいます。今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け今年は6月の開催となります。


■アダル(https://www.adal.co.jp/)について

[画像14: https://prtimes.jp/i/68123/54/resize/d68123-54-c0047cec4c21bcaaee47-32.jpg ]

カフェ、レストラン、ホテル、オフィスなど商空間で使われる業務用家具の製造メーカー。創業69年、福岡本社をはじめとし全国14か所の拠点を構え、業務用家具の製造工場として国内最大級の規模、100名以上の職人が勤務する総合工場を所有。家具を通してより快適で豊かな生活を営むための空間づくり提案します。業界初の自社ECサイト( https://adal-online.shop/ )を運営し全国の顧客ニーズに応える他、デジタルテクノロジー研究組織として設立した「ADAL TECH Lab(アダル テックラボ)」にてAI、AR、VRなどのテクノロジーを活用し、様々な空間に最適な業務用家具の提案を行うなど業界に先駆けDX推進中。2022年5月に快適な働き方を提案する「ADAL CREATIVE PLACE」を東京・福岡に2拠点同時オープン。


■Canuch Inc. 会社概要
CEO/デザイナー :木下 陽介
COO/デザイナー   : 野口 優輔
設立       :2012年12月
所在地      :〒151-0064 東京都渋谷区上原1-3-9
事業内容 :空間コンサルティング、空間デザイン、プロダクトコンサルティング、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン等のデザイン、コンセプトプランニング、企画業務全般
URL:https://canuch.com/


■株式会社アダル 会社概要
会社名    : 株式会社アダル
代表取締役社長: 武野 龍
所在地    : 〒812-0863 福岡県福岡市博多区金の隈3-13-2
設立日    : 1968年4月
事業内容   : 業務用イス・テーブル・什器などの製造および販売、家具輸入販売、その他、インテリア資材販売及び設計・施工
資本金    : 1億8,225万円
従業員数   :259名(2022年4月時点)
URL      : https://www.adal.co.jp/

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