アートをとおしてジェンダーやセクシュアリティを考える。『美術手帖』11月号は「GENDER IS OVER!?」特集!
PR TIMES / 2017年10月13日 14時55分
自分の生き方や働き方、恋愛、結婚などを考えるうえで、誰にとっても身近である「性」の問題。固定概念に縛られず、より自由な性を生きるにはどうすればいいのか? アートをとおしてこの普遍的なテーマを考える、『美術手帖』11月号が10月17日(火)に発売される。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10983/56/resize/d10983-56-854361-0.jpg ]
『美術手帖』11月号は、アートにおけるジェンダーやセクシュアリティをとりあげる「GENDER IS OVER!?」特集を掲載。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10983/56/resize/d10983-56-857409-1.jpg ]
アニカ・イ、サイモン・フジワラといった国際的に注目を集めるアーティストをはじめ、
ジェンダーやセクシュアリティへの視点を含む作品を発表している、
ミヤギフトシ、サエボーグ、森栄喜といった気鋭の日本人アーティストのインタビューを掲載。
[画像3: https://prtimes.jp/i/10983/56/resize/d10983-56-909567-2.jpg ]
また、会田誠×柴田英里×白田秀彰の鼎談では、
アーティストである会田と柴田、そして『性表現規制の文化史』の著者で法学者の白田が、
「アートとポルノ」をテーマに語り合う。
SNSなどでたびたび「炎上」する性的な表現とその規制をめぐる問題に、様々な視点を与えている。
現在台北で開催中の、アジアの美術館で初となるLGBTQをテーマにした展覧会「光・合作用──アジアのLGBTQと現代美術」のレポートも収録。
[画像4: https://prtimes.jp/i/10983/56/resize/d10983-56-714271-3.jpg ]
また、ジェンダーやセクシュアリティとアートの関わりについて、
わかりやすく歴史と理論を解説する入門的な2本の論考
「フェミニズムとアート」(岡部あおみ=文)、「クィア理論とアート」(松井みどり=文)など、
コラムや論考も多数掲載。
近年日本でも、「多様性」という言葉とともに、LGBTQ(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー・クィア)といった性的マイノリティの人々の権利をめぐる議論が活発化している。
また社会における女性の活躍や、性別にかかわらずあらゆる人が従来の規範にとらわれない働き方を模索する動きも見られる。
いっぽうで、性差やセクシュアリティによる差別や、制度的な不平等が今なお根強いのも、現在の社会的状況だと言えるだろう。
わたしたちの日常において、ジェンダーやセクシュアリティ、性差といったテーマは、
生き方と深く結びつく重要なテーマだ。
本特集は、このような「性」について、アートをとおして改めて考える内容になっている。
[画像5: https://prtimes.jp/i/10983/56/resize/d10983-56-593490-5.jpg ]
また第二特集には、アーティストの奈良美智が登場。
北海道白老町での「飛生(とびう)芸術祭」における個展と滞在制作、
地元の人々との出会いと森づくりの活動などについて語ったロングインタビューを収録。
個展「飛生にて」の展覧会風景もたっぷり掲載している。
「美術家としての成長じゃなくて、もっと人間的な、人生における成長」と語る、
飛生での創作活動に迫る内容だ。
…………………………
【特集】
GENDER IS OVER!?
性をめぐるアートと想像力
PART1 アーティストの表現と実践に迫る
・Gender and Sexuality in Art Now!
ジェンダーを揺さぶるアートの最前線
アニー・スプリンクル・アンド・ベス・スティーブンス/
ヘルナン・バス/ゲッラ・デ・ラ・パス/ケント・モンクマン/
サム・テイラー・ジョンソン/アドリアナ・ミノリーティ/
ポーリン・ボードリ/レナーテ・ロレンツ/エルムグリーン&ドラッグセット/
遠藤麻衣/レン・ハン/ブカ・ワルン/ユキ・キハラ
・アーティスト・インタビュー
アニカ・イ/サイモン・フジワラ/
ミヤギフトシ/サエボーグ/
森栄喜/カシャ・フダコウスキ
・最新展覧会&美術館レポート
「光・合作用──アジアのLGBTQと現代美術」展
「クィア・ブリティッシュ・アート1861-1967」展
「ゲイ美術館*」キュレーター ビルギッド・ボゾルト インタビュー
・鼎談:会田誠×柴田英里×白田秀彰
アートとポルノ 性に関する表現を巡って
PART2 歴史と理論をより深く知る
・フェミニズム+クィア・アート史入門
1.フェミニズムとアート 岡部あおみ=文
2.クィア理論とアート 松井みどり=文
・対談:笠原美智子×小勝禮子
美術館とジェンダーをめぐる30年の戦い
・コラム
1:白でもなく、黒でもなく 蘆田裕史=文
2:まだ-ここにないクィアネス: ホセ・E・ムニョスが読むフェリックス・ゴンザレス=トレス 井芹真紀子=文
3:なぜ女性の偉大な戦争画家がいなかったのか──谷口富美枝の場合 北原恵=文
4:未確定な「私」の物語: ニュー・クィア・シネマと実験映像 松井みどり=文
・論考
1:ロシア現代美術におけるフェミニズムとLGBT 鴻野わか菜=文
2:アートは性に対してリベラルか?──アートワールドの社会学 竹田恵子=文
…………………………
【第二特集】
奈良美智
飛生での森づくりと制作
FX ハルソノ インタビュー
ムラティ・スルヨダルモ インタビュー
…………………………
美術手帖11月号 10月17日(火)発売
定価1600円+税
発行元=美術出版社
『美術手帖』公式サイト http://www.bijutsu.press/books/
Amazonサイト http://amzn.asia/ewcIXdL
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
国立西洋美術館史上、初となる現代美術展。その参加作家によるインタビュー集を、3月23日(土)より一般販売開始。
PR TIMES / 2024年3月12日 12時15分
-
「多様性の時代」のコンテンポラリー・アートを考える。『美術手帖』4月号は、「世界のアーティスト2024」特集。
PR TIMES / 2024年3月6日 11時15分
-
『Winart』2024年春号の特集は「泊まる選択 日本ワインの楽しみ方」。宿泊をするからこそ知ることのできる日本ワインの楽しみ方をお伝えします。3月5日(火)発売。
PR TIMES / 2024年3月5日 10時45分
-
美術手帖が運営するアートとクリエイティブの求人情報サイト「JOB by 美術手帖」が、ロゴも一新し3月4日にリニューアルオープン。同時に、全企業様に向けて「掲載期間1ヶ月延長キャンペーン」を実施。
PR TIMES / 2024年3月4日 16時15分
-
《有料会員サービス「美術手帖プレミアム」初!オリジナルグッズプレゼントキャンペーン第一弾》先着300名様限定で「美術手帖」ロゴ入りステッドラー別注鉛筆をプレゼント
PR TIMES / 2024年3月2日 11時40分
ランキング
-
1三井住友カードのクレカ投信積立で“大改悪” 5大ポイント経済圏の最新動向
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年3月29日 8時40分
-
2“見せつける”ようなデザインが避けられてる? 家電やファッションで進む「ロゴなし化」 大ヒットユニクロ「1500円バッグ」にも
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年3月29日 6時30分
-
3くら寿司「激シブ味噌汁」が生まれた納得のこだわり 出汁への熱意で、具がないのに異様な満足感に
東洋経済オンライン / 2024年3月29日 12時0分
-
4後悔しています…年収700万円・55歳男性、保険会社に勧められ“30年前の個人年金保険”を見直し→「受取額マイナス1,050万円」で大損のワケ【CFPが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年3月29日 11時30分
-
5なぜこんなことに?…10代から働き続けた66歳男性、年金機構から届いた「年金支給停止」の通知に仰天【FPの助言】<br />
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年3月28日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください