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UZUZ若者キャリアレポート<2021春>コロナ禍の労働環境変化

PR TIMES / 2021年4月27日 16時15分

在職者の約3人に1人が、コロナ禍により「転職活動の意欲が上がった」と回答。

第二新卒・既卒・フリーター・新卒を中心とした20代若手に特化した人材紹介事業、教育事業を運営する株式会社UZUZ(ウズウズ)[本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 啓毅]は、20代の若者向けに就職/転職活動に関する実態調査を実施いたしました。この実態調査は、定期的に自社ユーザーにアンケートを取ることでデータを収集し、3ヶ月ごとに公開しています。



◆前回の調査からの変化
前回の調査は2020年10月~12月期で、比較的コロナも収まっていた背景もあり、就職/転職活動が「順調」と回答した人が増加傾向にありましたが、今回の調査期間では緊急事態宣言の延長やコロナウイルス感染症まん延防止措置などにより、改めて就職活動を積極的に行う事が難しい状況が続いています。
このような変化の大きな状況下における第二新卒・既卒・フリーターの実態を調査し、本調査リリースにまとめました。

◆調査結果サマリー

既卒者・第二新卒者ともに、約2人に1人が就職活動において「コロナの影響を感じる」と回答。
第二新卒は「選考の難易度が上っている(29.2%)」の回答が最多。既卒は「応募できる求人数が減っている(31.9%)が最多。
既卒・第二新卒ともに「選考フローにポジティブな変化がある」と回答した人は「ネガティブ」と回答した人の2倍以上。
在職者の約3人に1人が、コロナ禍により「転職活動の意欲が上がった」と回答。理由としては「リモートワーク可能な企業に就職したい」「WEB面接により転職活動がしやすくなった」などの声が。
東京オリンピックについて「予定通り開催」することに賛成と回答した人は約1割。コロナ収束後の開催を求める声が多数。

Q1.就職/転職活動においてコロナウイルスの影響を感じることがありますか?(単一回答)

[画像1: https://prtimes.jp/i/22432/59/resize/d22432-59-483487-1.png ]

既卒として就職活動中の人のうち、コロナウイルスの影響を感じることが「ある」と回答した人は61.1%、「ない」と回答した人が3.2%という結果となりました。
第二新卒として転職活動中の人のうち、コロナウイルスの影響を感じることが「ある」と回答した人は50.0%、「ない」と回答した人が6.7%という結果になりました。
就職/転職活動を行う20代のうち、半数以上がコロナウイルスの影響を感じているということが分かります。

Q2.上記に対して具体的にはどのようなことに、影響を感じますか?(最大2つまで)
[画像2: https://prtimes.jp/i/22432/59/resize/d22432-59-615122-4.png ]

また、具体的にどのようなことにコロナウイルスの影響を感じるのかを調査したところ、第二新卒においては「選考の難易度が上っている」と回答した人が29.2%と最も多く、既卒においては「応募できる求人数が減っている」と回答した人が31.9%で最多という結果となりました。

一方で、既卒・第二新卒ともに「選考フローにポジティブな変化ある」と回答した人は、「選考フローにネガティブな変化」があると回答した人の2倍以上ということがわかりました。コロナの影響により、選考フローがオンライン中心になった点をプラスに捉えている傾向にあると言えます。

Q3.コロナ禍によって就職/転職意欲はどう変わりましたか?
[画像3: https://prtimes.jp/i/22432/59/resize/d22432-59-979220-2.png ]

コロナ禍による就職活動への意欲の変化を聞いたところ、既卒者の25.6%、離職者(第二新卒)の20.8%、在職者(第二新卒)の29.3%が「意欲が上がった」との回答結果となりました。このうち在職者の割合が最も多く、在職者の約3人に1人がコロナ禍により転職活動へ意欲的になっていることが分かります。

▼「意欲が上がった」と回答した理由(※フリーコメントより一部抜粋)

オンライン面接によって、面接を受けられる会社の数が増えたため
自身の市場価値を高めることが重要だと思ったため
フリーターでの生活では、金銭面的にも福利厚生的にもかなり厳しいと感じたため。
今後も食べていけるよう自分のスキルを身につける必要性を感じたため。
リモートワーク可能な企業に就職したいと思ったため
在職中の会社がリモートワークできないため
WEB面接などの前向きな取り組みがあり、転職活動がやりやすくなったため。
コロナに負けないような会社が募集していると思ったから。
コロナへの対策が不十分な会社だと感じたため。

これらの理由から、企業が導入するWEB選考やリモートワークなどコロナウイルス感染対策の一部は、採用応募数の増加や離職の予防に効果的であるとも言えそうです。

Q4.東京オリンピックは開催した方がいいと思いますか?(単一回答)
[画像4: https://prtimes.jp/i/22432/59/resize/d22432-59-124069-6.png ]

「予定通り開催した方が良い」と回答した第二新卒は13.1%、既卒においては12.3%と開催についての賛成意見は低い結果となりました。また、既卒、第二新卒を分けて調査してみると、既卒は「開催しない方が良い」と回答した人が35.5%と最も多く、第二新卒は「延期して開催した方がいい」と回答した人が最も多く36.5%という結果になりました。

▼東京オリンピック開催について(※フリーコメントより一部抜粋)
〈予定通り開催した方が良い理由〉
・日本の経済状況が悪くなり、転職状況に影響しそうだと考えるため。
・多額の資金を費やした為、無観客でも良いから開催した方が歴史に残るメリットがあると考えている。
・東京や日本の魅力を発信する場として必要。感染対策や、厳しい制限は設けて開催しあた方がいい。

〈延期して開催したほうが良い理由〉
・コロナが落ち着いたらオリンピックの開催をきっかけに、よりインバウンドを取り入れるべきであるため。
・コロナ収束は見えないが、選手の努力を考慮してタイミングを調整して開催してほしい。
・現状、選手へのワクチン運用もまだということもあり、開催できる状況ではない。ただ、これまで開催に向けての費用や建設物、オリンピックに照準を合わせてきた選手を思うと延期して開催した方が良い。

〈開催しない方が良い理由〉
・日本は他国に比べてワクチン接種が遅れているので完全に沈静化できるまでは開催しない方がいいと思う。
・感染リスク、感染拡大する恐れが十分にあるから。
・世界的な祭典なので、実行するなら最高な状態でやるべき。

Q5.現在の就職・転職活動の状況はいかがですか?(単一回答/第二新卒)


[画像5: https://prtimes.jp/i/22432/59/resize/d22432-59-829000-7.png ]

第二新卒のうち、転職活動が「順調」と回答した人は2.7%、「苦労している」と回答した人は44.3%となり、
前回の調査よりも就職活動が「順調」と回答した人は1.3%減少しました。
今回の調査期間は、緊急事態宣言の延長や、2020年10月~12月期で、比較的コロナも収まっていた背景もあり、「順調」と回答した人が多くいましたが、今回の調査期間では、緊急事態宣言の延長・まん延防止措置の発令があり就職活動に影響がでたと言えます。

Q6.現在転職を考えている一番の理由を教えてください。(単一回答/第二新卒のうち在職者)
[画像6: https://prtimes.jp/i/22432/59/resize/d22432-59-182397-8.png ]

第二新卒として転職活動を行う人のうち、現在在職中の方に転職を考えている一番の理由を聞いたところ、前回同様1位は「将来の目指す方向性に近づくため(20.4%)」、2位「年収が低いため(14.3%)」3位「スキルが身につかない環境のため(13.6%)」という結果になりました。

Q7.退職を決めた一番の理由を教えてください。(第二新卒のうち離職者/単一回答)


第二新卒として転職活動を行う人のうち、現在離職中の人に退職を決めた一番の理由を聞いたところ、1位は「将来の目指す方向に近づくため(16.8%)」、2位は「人間関係がよくなかったため(10.7%)」という回答となり、前回と同様の結果になりました。しかし、前回8位だった「残業時間が長すぎるため(9.7%)」は今回の調査で3位と大きく変化しました。

[画像7: https://prtimes.jp/i/22432/59/resize/d22432-59-358453-10.png ]


Q8:現在の一ヶ月あたりの残業時間はどれくらいですか?(単一回答/第二新卒のうち在職者)
[画像8: https://prtimes.jp/i/22432/59/resize/d22432-59-546938-9.png ]

第二新卒として転職活動を行う在職者に、現在の1ヶ月あたりの残業時間を聞いたところ「20時間~40時間(28.6%)」と回答した人が最多となりました。前回の調査より残業時間が増加していることが分かりました。

◆調査概要
調査の方法:キャリア面談の予約時にアンケート実施
調査の対象:第二新卒として転職活動中の20代男女
有効回答数:1,509名(既卒者:623名、第二新卒者:886名)
調査実施日:2021年1月15日~2021年3月31日
※本調査では、第二新卒を「正社員や契約社員として3年以内の就業経験がある20代」と定義しています。

◆前回の調査結果(参考)
UZUZ若者キャリアレポート<2020冬>|残業「単月60時間以上」が前回調査の約2倍に。リモートワークが原因?(2021年1月28日公開)https://uzuz.jp/news/release_20210128/

■株式会社UZUZ(ウズウズ)について
[画像9: https://prtimes.jp/i/22432/59/resize/d22432-59-306506-5.png ]

株式会社UZUZは、「自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。」をミッションに、自分たちと若者が、働くことに対してウズウズした気持ちになり、魅力的なキャリアを手に入れるための就業支援を行っています。このミッションを実現するため、「入社(就業決定)」だけをゴールに設定せず、「入社後の定着(入社後に短期離職せずに定着)」まで含めたゴールを設定しています。
具体的には、求職者に合わせたオーダーメイド型の就業支援、能力・志向性・経歴に合わせた職業紹介、紹介職業の理解度や納得度を高めるための職業解説、企業ごとの面接対策まで、一貫したサポートを実施しています。
また、市場価値が高いキャリア創出のため、20代の若手人材向けに、ビジネス/ITスキルの教育サービスである「ウズウズカレッジ(略:ウズカレ)」を提供しています。社会人として基礎となる「ビジネススキル」、専門的な「ITスキル」を学ぶための研修を通じて、市場価値の高いキャリアを手に入れてもらいます。法人向けにも同様の研修を提供しており、新人研修に活用してもらっています。

企業:株式会社UZUZ
代表者:代表取締役社長 岡本 啓毅
本社所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目11-20オフィススクエアビル新宿3階
設立:2012年2月
事業内容:若手人材(第二新卒・既卒・フリーター・新卒)を対象とした人材紹介事業
企業サイト:https://uzuz.jp/
就活情報メディア「第二の就活」:https://daini2.co.jp/
サービスサイト「ウズウズカレッジ」:https://uzuz-college.jp/
YouTubeチャンネル「UZUZ就活チャンネル」:https://www.youtube.com/channel/UCRDj3fsO4eEwh1yHgRoRiww
YouTubeチャンネル「ひろさんチャンネル」https://www.youtube.com/channel/UCmAqktSctzCRCMQ_HEUjGnw

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