1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

イケア、使い捨てアルカリ電池の販売終了、よりサステナブルな充電式電池へ切り替え

PR TIMES / 2021年7月3日 12時29分

「より快適な毎日を、より多くの方々に」をビジョンとするスウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー イケアの日本法人イケア・ジャパン株式会社(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長 兼 Chief Sustainability Officer へレン・フォン・ライス)は、2021年7月末までに、全国のイケア店舗、IKEAオンラインストアにて使い捨てアルカリ電池(非充電式)の販売を終了する予定で、より環境負荷の少ない充電式電池の販売へ切り替えます。



[画像1: https://prtimes.jp/i/65734/60/resize/d65734-60-354239-0.jpg ]

イケアは、多くの方々が地球の限られた資源のなかで、より快適な毎日を送れるよう、循環経済と気候変動に対するさまざまなソリューションを提供しており、ALKALISK/アルカ―リスク アルカリ電池の販売終了もその一環です。電池を頻繁に使用するお客さまには、LADDA/ラッダ 充電式電池などの充電式電池をご提供することで、温室効果ガス排出量削減に貢献するとともに、お客さまの長期的な節約・ゴミの削減に貢献します。この取り組みは、日本だけでなく世界で展開し、イケアは世界での使い捨てアルカリ電池の販売を、2021年10月末までに終了する目標を立てています。

推計によると、イケアが2019年度に世界で販売した使い捨てアルカリ電池約3億本を、LADDA/ラッダなどの充電式電池に切り替えた場合、50回充電するだけで、廃棄物を年間5,000トン削減できる試算となります*。LADDA/ラッダは商品によって、最大500回、1000回まで充電可能なため、買い替えを削減できます。また、LADDA/ラッダを10回充電した場合、同じエネルギー量のアルカリ電池を使用した場合よりも、温室効果ガスの排出量が少なくなります。さらに、充電式電池を約50回充電した場合の全体的な環境負荷**は、アルカリ電池を使用した場合と同等またはそれより低くなります***。

IKEA Range&SupplyのビジネスエリアマネジャーEmelie Knoesterは、「電池を頻繁に使用するお客さまは、使い捨てアルカリ電池を充電式電池に交換することで長期的メリットを得られます。環境によいアクションであると同時に節約もできます。イケアでは昨年、約3億本のアルカリ電池を販売しており、新しい行動として充電式電池を最大限に活用いただけるようお客さまにインスピレーションを届けることに、大きな可能性があると考えています」と述べています。

IKEA Range&Supplyのサステナビリティデベロップメントマネジャー、Caroline Reidは、「私たちは、地球の限られた資源の範囲内で人々がより健康でサステナブルな暮らしを送れるように後押しする旅の途上にいます。アルカリ電池の取り扱いを段階的に取りやめ、充電式電池の商品展開に焦点を当てることで、製品や材料の寿命を延ばし、廃棄物を削減する、手ごろで便利なソリューションをお客さまに提供できます」と語っています。

また、2021年7月1日(木)に、充電式電池シリーズのLADDA/ラッダ シリーズの新商品を発売し、充電式電池の商品ラインナップが拡充します。イケアは引き続き、循環型の持続可能な消費を促進できるよう、力を尽くしていきます。

<LADDA/ラッダ 充電式電池 概要>
■ 発売開始:2021年7月1日(木)
■ 左から:単4形 4ピース 399円(バッテリー容量 750mAh、最大1000回まで充電可能)、単3形 4ピース 499円(バッテリー容量 1900mAh、最大1000回まで充電可能)、単3形 4ピース 799円(バッテリー容量 2400mAh、最大500回まで充電可能)
[画像2: https://prtimes.jp/i/65734/60/resize/d65734-60-343384-1.png ]

※充電式電池の充電には、別売りの充電器が必要です。
※店舗により在庫状況は異なります、在庫状況はウェブサイトにてご確認ください。
※使い捨てアルカリ電池は、店舗により、既に完売している商品もございます。
※現時点で、イケアが販売している一部の商品では小型のボタン型電池が必要なため、PLATTBOJ/プラットボイ リチウム電池(リチウムイオンの小型ボタン型電池)は販売を続けます。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------
* 計算は、脚注1に記載のLCA比較研究に基づくもので、FY19のLADDA/ラッダの売上高に基づいて、IEC 61951-2 Ed.3 (2011) 基準に従って、エネルギー消費量の高い機器ですべてのLADDA/ラッダ電池を50回充電したと想定して、LADDA/ラッダおよびALKALISK/アルカーリスク 電池に当てはめたものです。

** 気候変動、酸性化、富栄養化(陸地、淡水、海水)、淡水の生態毒性、ヒトでの毒性(がん作用、抗がん作用)、粒子状物質、水資源の枯渇、鉱物・化石資源の枯渇。

*** アルカリ電池とNiMH充電池とのライフサイクル比較分析。Dolci et al.(2016年)、Mahmud(2019)、Parsons(2007年)、Menet & Gruescu(2013年)
---------------------------------------------------------------------------------------------------------

また、イケアはそのほかにもお客さまにサステナブルな暮らしのソリューションを提供する取り組みを行っています。本年2月にはIKEA港北でアウトレット商品売り場が、家具に第二の人生を与えるスペース「Circular Hub(サーキュラーハブ)」に生まれ変わり、新しくオープンしました。今後は日本全国の他8ストアにも展開していきます。IKEA長久手で2021年7月2日(金)、IKEA新三郷は7月17日(土)、IKEA 立川、IKEA神戸、IKEA鶴浜、IKEA仙台、IKEA福岡新宮、 IKEA Tokyo-Bayでは8月以降に順次オープン予定です。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください