株式会社おいしい健康「2型糖尿病患者を対象とした、スマートフォンアプリによる食事療法」に関する探索的研究を筑波大学と共同で開始
PR TIMES / 2022年5月9日 11時45分
~糖尿病患者における食行動の解析と改善ならびに血糖上昇抑制効果を測定~
AIによる献立・栄養管理支援アプリ『おいしい健康』を運営する株式会社おいしい健康(代表取締役CEO:野尻哲也、以下、当社)ではこのたび、筑波大学医学医療系内分泌代謝・糖尿病内科 矢作直也准教授との共同による「2型糖尿病患者を対象とした、スマートフォンアプリによる食事療法」に関する探索的研究(以下、本研究)を開始いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/43855/61/resize/d43855-61-092d222c074284dc229e-0.jpg ]
■研究の背景「ポストコロナ時代の糖尿病治療に向けて」
我が国の糖尿病が強く疑われる者は約1,000万人(※1)と推定され、糖尿病にかかる年間の医療費も1兆2,236億円にも及びます(※2)。昨今では、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクと糖尿病の関連について、様々な報告(※3)がなされております。また、ステイホーム政策の影響から、生活リズムや活動量が悪化したり、間食・飲酒量が増加したりするなど、糖尿病の発症・重症化リスクにつながりかねない生活環境の変化が急速に生じております。
このような中、2型糖尿病患者の治療においては、適切な食事療法を継続的に行うことが引き続き優先度高く求められております(※4)。その一方で、約9割の一般診療所では管理栄養士が不在であり(※5)、現実には多くの2型糖尿病患者が、十分な食事療法を受けられない状態となっている可能性があります。
近年では欧米を中心として、2型糖尿病患者の生活管理をスマートフォンアプリを介して実施する試みが拡大してまいりました。一部のケースでは、治験を実施の上、スマートフォンアプリに対して保険適用がなされるケースも登場しております。
以上の状況を鑑み、当社および矢作直也准教授では、AI献立・栄養管理機能を強みとしたスマートフォンアプリ「おいしい健康」を2型糖尿病患者に提供し、それによる食行動の解析と改善、ならびに血糖上昇抑制効果を測定する探索的研究を実施することとなりました。
※1 厚生労働省平成28年「国民健康・栄養調査」
※2 厚生労働省平成29年度「国民医療費の概況」
※3 Onder, G., Rezza, G. & Brusaferro, S. Case-Fatality Rate and Characteristics of Patients Dying in Relation to COVID-19 in Italy. JAMA 323, 1775-1776, doi:10.1001/jama.2020.4683 (2020)など
※4 日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン2019」
※5 厚生労働省平成29年「医療施設動態調査」をもとに、おいしい健康にて分析
■研究の概要「糖尿病治療におけるスマートフォンアプリの有用性を探索」
本研究では、筑波大学附属病院の外来患者、つくば市の協力を得て、つくば市にお住まいで糖尿病を治療中の方がご参加いただけます。研究参加者は3ヶ月の間、可能な範囲にて、おいしい健康アプリ内のAIが提案する糖尿病向けレシピや献立を召し上がっていただきます。その後、食事傾向を示すアプリ利用データおよび血糖値・体重といった臨床データを組み合わせ、解析を行います。
研究参加ページ:https://research-kit.oishi-kenko.com/t2dm
なお、本研究の結果は、将来のSaMD開発(Software as a Medical Device:保険適用を受けるスマートフォンアプリ)の基礎データとして活用する計画です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/43855/61/resize/d43855-61-68f47c86f4fb99e7084f-1.jpg ]
■おいしい健康について
AIによる献立・栄養管理支援アプリ『おいしい健康』は、健康な方やダイエット、生活習慣病予備群といった「予防・自己実現のための食事」から、患者や妊婦・高齢者など「医療上の制限がある方の食事」まで、エビデンスに基づく食事管理を、毎日の家庭でおいしく手軽に実践できるよう、サポートいたします。『おいしい健康』では、難しい食事管理をどなたでも簡単に行えるように、一般的なレシピアプリのような使い勝手で実現。個々のユーザーに適した栄養バランスに加え、冷蔵庫の食材や好きな食べもの、料理の腕前や調理時間に合わせた献立を提案する「究極の食のパーソナライズ」を実現し、ひいては「食とデータによる医療費抑制とQOL向上の両立」という社会課題解決を目指します。
アプリ名:『おいしい健康』
対応端末:iPhone(iOS) / Android
アプリ紹介ページ:https://oishi-kenko.com/service_description
ダウンロード:
App Store https://oishi-kenko.com/katgut/ios_app_store
Google Play Store https://oishi-kenko.com/katgut/android-kenko_google-play
WEB:https://oishi-kenko.com/
■株式会社おいしい健康の会社概要
株式会社おいしい健康は、AIやビッグデータ、最新の栄養科学によって「食事で病気の無い世をつくりだす」データニュートリション・カンパニーです。AIによる献立・栄養管理支援アプリ『おいしい健康』と、時間栄養学に基づく食事タイミング支援アプリ『食べリズム』の提供を主として、食のパーソナライズとバリアフリーを実現。医療機関や薬局、製薬会社と連携した患者支援、食品企業の健康領域事業を立ち上げ・支援するDXヘルスケアマーケティング事業など、人々の健康に資する多様な事業を通じて、世界80億人が「いつまでもおいしく、食べられる」社会の実現を目指します。
社名:株式会社おいしい健康
代表取締役CEO:野尻哲也
設立:2016年7月
所在地:東京都中央区日本橋小舟町3−2リブラビル3階
事業内容:パーソナル・ウェルネス事業、DXヘルスケアマーケティング事業
コーポレートサイト:https://corp.oishi-kenko.com/
『おいしい健康』サイト:https://oishi-kenko.com/
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