【ネパール大地震】32万人の子どもたちが住む家を失う

PR TIMES / 2015年5月2日 17時49分

被災地で緊急支援活動を続ける、子ども支援国際NGOセーブ・ザ・チルドレンが試算

 ネパール中部で起きたマグニチュード7.8の地震の発生から一週間が経過し、被災の規模の全容が少しずつ明らかになってくる中、子ども支援の国際NGOセーブ・ザ・チルドレンは、およそ32万人の子どもたちが、住む家も、着るものも、何もかも失ったと試算*1。さらに、そうした子どもたちは、今後数カ月もの間、厳しい環境の中での避難生活を余儀なくされるだろうと警告しました。



 
[画像: http://prtimes.jp/i/5097/62/resize/d5097-62-355025-0.jpg ]

 特に、陸路が遮断されている山間部の遠隔地では、子どもや乳幼児が夜間の寒気や激しい雨から身を守るすべを何も持たないまま、屋外での寝泊まりを強いられています。たとえ体を覆う防水シートがあっても、雨が降ると床が水浸しになってしまうため、赤ちゃんを抱いて立ったまま夜を明かさなければならないと訴える母親もいます。

 また、被災地の仮設避難キャンプでは、子どもたちは寒さや劣悪な衛生状況により、病気に対して脆弱になっています。屋外で寝泊まりしている家族の親たちからは、子どもの発熱、下痢や肺炎の症状の報告が出ています。また、ネパールでは多くの一般家屋やオフィスビルにアスベストが使われていたため、地震で倒壊した建物のむき出しになったアスベストによる、深刻な健康被害のリスクも高まっています。

 こうした状況の中、セーブ・ザ・チルドレンは衛生キット、防水シート、子ども用の寝袋などを必要な人々に配布するため、迅速に対応している他、被災地の各所に設置されている避難民キャンプに、被災した子どもたちが同年代の子どもたちと安心して遊び、日常に近い生活を取り戻すことのできる「子どもひろば」の開設を進めています。

 セーブ・ザ・チルドレンは、1976年よりネパールで活動を開始し、40年近くにわたって、就学前教育や初等教育を中心とした教育事業、母子保健やHIV/エイズの予防と治療などの保健事業を中心に、63郡で活動を展開してきました。地震発生前からネパール国内で400名以上のスタッフが活動をしており、4月25日の地震発生直後の27日から国内で備蓄していた緊急キット、衛生用品、防水シート等の配布を開始しました。5月1日までに、セーブ・ザ・チルドレンは、6,916名の子どもたちを含む16,860名にこうした物資を配布しています。さらに、インド、ドバイ、フィリピンから、陸路と空路で追加の支援物資を運び込んでいます。

*1:約16万棟の家屋が全壊したというデータ(国連人道問題調整事務所(OCHA)発表)を元に、1世帯5人家族というネパールの平均から80万人がホームレスになったと想定。ネパールの子どもの割合は人口の4割であることから32万人という数字を試算。


[表: http://prtimes.jp/data/corp/5097/table/62_1.jpg ]



<セーブ・ザ・チルドレン、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン概要>
1919年に英国にて設立。子ども支援の世界的リーダーとして、世界30カ国の独立したセーブ・ザ・チルドレンがパートナーシップを結び、現在約120の国で、すべての子どもにとって「生きる・育つ・守られる・参加する」子どもの権利が実現されている世界を目指して活動する国際NGO。国連の経済社会理事会(ECOSOC)の最高資格である総合諮問資格(General Consultative Status)を取得しています。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは日本のパートナーとして1986年に設立。 http://www.savechildren.or.jp/

プレスリリースのPDF:
http://prtimes.jp/a/?f=d5097-20150502-8620.pdf

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