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ヴイエムウェア、統合ハイブリッド クラウド プラットフォーム「VMware Cloud Foundation」のメジャーアップデートを発表

PR TIMES / 2017年12月6日 15時1分

・最新版のVMware Cloud Foundation(TM) 2.3は、包括的なクラウド管理機能の追加により、ハイブリッドクラウドの展開を迅速化
・プラットフォーム レベルでVMware vRealize(R) Automation(TM)、VMware vRealize Operations(TM)、VMware vRealize Log Insights(TM)の導入と設定を自動化し、クラウド全体にわたる一貫性のある運用を実現
・新たなヘテロジニアスなサーバ環境のサポートにより、ハードウェア選択の柔軟性を実現


ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、同社の統合ハイブリッド クラウド プラットフォームの最新版、VMware Cloud Foundation™ 2.3を発表しました。VMware Cloud Foundation 2.3は、一貫性のあるインフラと運用を行えるハイブリッド クラウドの構築を簡素化する統合型のクラウド管理プラットフォーム(CMP)です。最新版では、vRealize(R) Automation™、VMware vRealize Operations™、VMware vRealize Log Insights™との統合を実現し、ハイブリッドクラウド全域でコンピューティング、ネットワーク、ストレージの管理と配備を行えるようになります。

イノベーションのサイクルが早くなり、その対応力がいままで以上に求められる今日、企業はプライベートクラウドとパブリッククラウドの両方を活用し、俊敏性のあるサービス志向のITモデルの構築に取り組んでいます。VMwareが2016年に実施した顧客調査によると、パブリッククラウドを使用していると回答した顧客の比率は60%に上りました*1。VMware Cloud Foundationは、オンプレミス、あるいはクラウドからの“as a service”としての展開を問わず、クラウド全域で一貫性のある運用を可能にする共通インフラを実現し、顧客が円滑にハイブリッドクラウドを展開できるようにします。

ハイブリッドクラウドでのITサービスの配備を可能にするVMware Cloud Foundation 2.3
今回、クラウド管理機能が追加されたことにより、顧客はVMware Cloud Foundationを、従来のアプリケーションとクラウドネイティブ アプリケーションをリライトすることなく稼動できる自由度と一貫性のある運用モデルを兼備したハイブリッド クラウド プラットフォームとして利用できます。VMware SDDC Manager™を通じて、vRealize Automation、VMware vRealize Operations、VMware vRealize Log InsightsをVMware Cloud Foundationの標準アーキテクチャの一部として自動的に導入、設定できるため、VMware Cloud Foundationを利用する顧客は、速やかに導入成果を上げることができます。

VMware Cloud FoundationとvRealize Automationの統合により、顧客はアプリケーションとインフラサービスの展開を自動化するセルフサービス機能とDay 2の運用機能をハイブリッド クラウド全域で実行できるため、ビジネスの俊敏性を向上させることができます。また、コンピューティング、ストレージ、ネットワーキング、セキュリティの各リソースが密結合し、そのすべてが揃ったアプリケーションとインフラのスタックの設計図としてモデル化できます。顧客は、VMware vRealize OperationsとVMware vRealize Log Insightsの併用により、インテリジェントな運用を実践できるため、ハイブリッドクラウド展開の計画、管理、拡張を不安なく行えます。

また、VMware Cloud Foundation 2.3は、同一ラック内でのヘテロジニアスなサーバ環境のサポートと、ワークロードをドメイン単位で特定のサーバに指定できる機能を新たに有しています。これらの機能の組み合わせにより、顧客はアプリケーションのニーズに応じてサーバ環境を調整でき、運用をより柔軟に行えます。このヘテロジニアスなハードウェア環境のサポートにより、IT部門は既存のハードウェアでROIを飛躍的に向上させることも可能です。

VMware Cloud Foundationは従来、Software-definedサービスとしてコンピューティング、ストレージ、ネットワーク、セキュリティを有していましたが、今回ここにクラウド管理が加わり、完全な包括的プラットフォームとなりました。VMware Cloud Foundationには、ライフサイクル管理の自動化機能が実装されているため、ソフトウェアスタック管理者は最初の展開作業から、その後のパッチやアップグレードに至る作業まで簡素化できます。VMware Cloud Foundationは、オンプレミスでの展開、あるいはVMware Cloud™ on AWSやIBM Cloud for VMware Solutions、CenturyLink、富士通 K5、OVH、Rackspaceによるパブリッククラウドでの従量ベースの“as a service”として展開されます。

拡大を続けるパートナーエコシステム
VMware Cloud Foundationは、拡大を続けるパートナーエコシステムから提供されるパブリッククラウド サービスやターンキー型の統合システム、あるいは認定サーバなど、互換性を有するさまざまな選択肢が用意されています。今夏、複数のパートナがVMware Cloud Foundationを活用した新しいサービスやソリューション、システムを発表しました。

・Dell EMCのVxRack SDDCは、VMwareをベースにラックスケール デザインのSDDC環境を容易、かつ迅速に構築できるソリューションです。今回、VMware Cloud Foundationを含むVMwareの最新技術の活用により、拡張時の効率性を最大80%向上させ、システム全体に対して単一の管理クラスタでアプリケーションに対してより多くのリソース提供できるようになりました。

・CenturyLinkは、CenturyLink(R) DCC(Dedicated Cloud Compute)Foundationを発表しました。VMware Cloud Foundationと高性能なHPEのProLiantサーバをベースにした包括的なプライベート クラウド サービスです。

・富士通は、同社のクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service K5」上でのVMwareのクラウド ソリューションの展開に加えて、オンプレミス環境向けに「FUJITSU Integrated System PRIMEFLEX for VMware Cloud Foundation」を提供する予定です。

・日立ヴァンタラは、VMware Cloud Foundationに基づくラックスケール デザインの新しいUnified Compute Platformの計画を公表しました。

・Rackspaceは、VMware Cloud FoundationをベースにしたRackspace Private Cloudを提供しています。

さらに、VMwareとIntelは、VMware Cloud Foundation 2.3向けのインテル(R) Xeon(R) スケーラブル・プロセッサーの機能提供のため協力し、共通の顧客が、VMware Cloud Foundationをベースにしたオンプレミス環境の構築を迅速、容易、最適に行える手法の提供に取り組んでいます。VMware Cloud Foundation向けインテル(R) Select ソリューションは、VMware Cloud Foundationを稼働させる主要サーバメーカの製品について検証済みのコンフィグレーションを提供します。同ソリューションには、インテル Xeon スケーラブル・プロセッサーやインテルの統合技術が含まれ、これにより顧客は従来型ならびにコンテナ型のワークロードやハイブリッド クラウドに対して最高の性能、セキュリティ、信頼性を確保できるようになります。VMware Cloud Foundation向けインテル(R) Select ソリューションは2018年上半期の提供開始を予定しています。

VMware Cloud Foundationは、ハイブリッドクラウドのメリットを求める大規模なデータセンタを有するグローバル企業やコマーシャル カスタマを中心に支持が広がっています。VMware Cloud Foundationを展開する顧客は、従来のhardware-definedのデータセンタとの比較でさまざまなメリットを享受しています。

・システムの設計、テスト、立ち上げ、設定に係る複雑なプロセスを排除し、導入スピードを6~8倍高速化*2

・パッチやアップデート、モニタリングなどDay 2の運用を自動化し、管理者の生産性を最大2倍に向上*2

・プライベートクラウドの展開に要するTCO(Total Cost of Ownership)を最大30~40%削減*2

・プライベートクラウドとパブリッククラウド間でのワークロードの可搬性の実現

・パブリッククラウドによる従量ベースの“as a service”の利用によるハードウェアコストの削減

今日、迅速な導入スピード、導入リスクの低減、TCOの削減、陳腐化しないインフラを求めVMware Cloud Foundationを導入する顧客企業が増加しています。

VMware Inc. 統合システム事業ユニット 副社長 兼 ゼネラルマネージャ ジョン・ギルマーティン(John Gilmartin)コメント:
「VMware Cloud Foundation 2.3は、ハイブリッドクラウドを最も簡単に展開できる手法の実現を大きく前進させます。2016年のVMware Cloud Foundationの発表以来、アプリケーションやインフラサービスの展開を自動化するプラットフォームと同時にvRealize Automationを購入、導入する顧客は着実に増加しています。VMware Cloud FoundationとvRealize Suiteを統合する障壁はもはや存在せず、クラウド管理サービスの展開と設定を自動化し、迅速な導入を支援します」

■ご購入および価格について
VMware Cloud Foundation™ 2.3は、VMwareの会計年度で2018年度末(2018年2月3日期日)までに提供が開始される予定で、提供開始時にはクラウド管理機能を備えた2つのSKUが導入される予定です。

*US参考資料原文は下記URLよりご覧ください。(英語サイト)
http://ir.vmware.com/overview/press-releases/press-release-details/2017/VMware-Introduces-Major-Update-for-Integrated-Hybrid-Cloud-Platform/default.aspx

(1) VMware Research, Customer Voice/Incircle Survey, 2016
(2) VMware Research based on customer deployments and internal analysis and testing, 2017

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド インフラとビジネス モビリティの分野で世界をリードし、顧客のデジタル トランスフォーメーションを加速させています。そして、Cross-Cloud Architecture™や、データセンタ、モビリティ、セキュリティのソリューションの提供を通じて、顧客企業がビジネスやITに対してSoftware-Definedの手法を活用できるように支援しています。今日、全世界で50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、2016年度の売上高は、70億9,000万米ドルに上ります。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

VMware、Cloud Foundation、vRealize、vRealize Automation、Realize Operations、Log Insight、SDDC Manager、VMware Cloudは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。「パートナ」または「パートナシップ」という言葉は、当社と他社との法的な協力関係を示すものではありません。

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