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クラウドネイティブな開発に必要なソフトウェアを事前にセットアップして提供

PR TIMES / 2021年2月24日 19時45分

クラウド環境を数時間で展開できるIBM Power Systems Private Cloud Rack Solution

日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は、IBM(R) Power SystemsサーバーにRed Hat OpenShift をはじめとするクラウド・ネイティブなアプリケーション開発に必要なソフトウェア製品を事前にセットアップし、プライベートクラウドを数時間で展開するIBM Power Systems Private Cloud Rack Solution(以下、PPC Rack ソリューション)を本日より提供開始しました。また、従量課金による支払いモデルであるPower Private Cloud with Dynamic CapacityのLinux 対応やIBM Power SystemsにおけるRed Hat機能の拡張もあわせて発表しました。



[画像: https://prtimes.jp/i/46783/65/resize/d46783-65-254261-0.png ]

* 製品写真はこちらからダウンロードいただけます: https://ibm.box.com/s/tqo5o737wqxwzrdfs2uwxpopud30ot0r

■ハイブリッドクラウド環境の迅速な構築と管理の簡素化


The IBM Power Private Cloud Rack Solution - 実稼働環境向けに最適化されたフル・スタック構成のPower Private Cloud Rack for Productionと、開発環境向けでシングル・サーバー・ソリューションのPower Private Cloud Rack Starter Deploymentの2つのソリューションを提供します。両ソリューションとも、IBM Power System S922 サーバーにRed Hat Enterprise Linux 8やRed Hat OpenShift Container Platform を事前インストールしたRed Hat OpenShift環境を前提とし、後からIBM AIX、IBM i環境を追加することができます。当ソリューションは、ハードウェアおよびソフトウェアを最適化した組み合わせでセットアップしているため、従来数週間かかっていた展開時間を数時間に短縮でき、プライベートクラウド環境を迅速かつ簡単に実装できます。
Power Private Cloud with Dynamic Capacity - 最小限でIBM Power Systemsの基本システムを構成し、基本容量を超えて使用した容量を分単位で従量課金するPower Private Cloud with Dynamic CapacityがIBM AIXとIBM iに加えてRed Hat Enterprise Linuxと SUSE Linux Enterprise Server のワークロードでも利用できるようになりました。クラウド管理コンソールにより 仮想マシン(VM)およびシステム容量の使用状況をリアルタイムに計測でき、お客様はITコストをさらに最適化できるようになります。


■IBM Power SystemsでのRedHat機能拡張によりビジネス成長を促進


Red Hat OpenShift on IBM Power Virtual Server – IBM POWER9搭載サーバーによるエンタープライズ向けInfrastructure-as-a-Service (IaaS)であるIBM Power Virtual Serverで プラットフォームに依存しないインストーラーを利用してRed Hat OpenShiftが利用できるようになりました。IBM Power Virtual Serverでは、200 以上のIBM Cloud サービスに低遅延でアクセスでき、SAP HANA のような主要なビジネス・アプリケーションも実行可能です。
Red Hat ランタイムとCodeReady Workspacesサポート - Red Hat ランタイム は、クラウドネイティブ・アプリケーションの開発と保守に役立つ製品、ツール、コンポーネントを一つのセットとしてまとめたもので、IBM Power Systemsでも利用できるようになりました。これにより、IBM Power Systems環境でのクラウドネイティブ・アプリケーションの開発がより容易かつ迅速に進むようになります。
新しい Red Hat Ansible モジュール – IBM Power Systems で RedHat Ansible による自動化が可能であることは昨年すでに発表していますが (https://www.ibm.com/blogs/systems/jp-ja/ansible-automation-for-ibm-power-systems/) 、2021年の初めから、IBM Power Systemsは22の新しいAnsibleモジュールをコレクションに追加しました。これにより、パッチ管理、セキュリティー管理、OSとアプリケーションのデプロイメント、継続的デリバリー、一元化されたバックアップとリカバリ、仮想化管理などの一般的なタスクに新しい自動化機能を提供します。POWERでサポートしているAnsibleモジュールの総数は102になり、2月23日時点でGitHubに13,000回以上ダウンロードされています。



■IBMのITインフラストラクチャーは今後もハイブリッドクラウドに向けて進化
今年後半には、ハイブリッドクラウド用に新規開発されたIBM POWER10プロセッサー (https://www.ibm.com/blogs/systems/jp-ja/ibm-power-systems-announces-power10-processor/) を搭載した次世代のIBM Power Systemsを発表する計画です。また、次世代のAIXオペレーティング・システム、バージョン7.3が、ハイブリッドクラウド環境に求められる柔軟性、セキュリティー、 拡張性を提供する機能を強化して、今年後半に発表する予定です。

ハイブリッドクラウド対応のインフラストラクチャーを完成させるため、IBM Storageは、包括的なコンテナ・サポートとRed Hat OpenShiftおよびAnsibleのサポートを加えた新たなエントリーレベルのIBM FlashSystemモデルを発表しました。また、IBM Zも、Red Hat OpenShiftとIBM Cloud Paksに対応した新たなハイブリッドクラウドのコンテナ・オファリング (https://www.ibm.com/blogs/systems/jp-ja/storage-made-simple-for-containers-and-hybrid-cloud/) を発表しています。

今回の発表概要についてはこちらのブログ
https://www.ibm.com/blogs/systems/jp-ja/ibm-power-systems-announces-new-hybrid-cloud-capabilities/
もご参照ください。

Power Systemsについての詳細情報は、
https://www.ibm.com/jp-ja/it-infrastructure/powerをご参照ください。

IBM ITインフラストラクチャーについては、
https://www.ibm.com/jp-ja/it-infrastructureをご覧ください。

以上
IBM、ibm.com、IBM Cloud、IBM Cloud Pak、IBM FlashSystem、IBM Z、AIX、Power、POWER9 は、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。 現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。Red Hat、Ansible 、OpenShiftは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。

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