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HPE、2021年度第3四半期の業績を発表

PR TIMES / 2021年9月6日 18時15分

第3四半期は受注、収益、フリーキャッシュフロー(FCF)が好調 / 2021年度のEPSおよびFCFの見通しを引き上げ、自社株買いを再開

※本リリースは、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(本社:米国テキサス州ヒューストン、以下:HPE)が、2021年9月2日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。原文(全文)はこちらをご参照ください。
https://www.hpe.com/us/en/newsroom/press-release/2021/09/hpe-reports-fiscal-2021-third-quarter-results.html

2021年度第3四半期(2021年5月~2021年7月)業績要約

●受注:需要の拡大により成長が加速し、前年同期比2桁増の大幅な成長、年間累計では前年同期比11%増
●売上高:前期比3%増、前年同期比では1%増の69億ドル
   - インテリジェントエッジ事業の売上高:前年同期比27%増の8億6,700万ドル
   - HPC&MCS事業の売上高: 前年同期比11%増の7億4,100万ドル
   - Annualized revenue run-rate(ARR):前年同期比33%増の7億500万ドル
●潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益(EPS):
   - GAAP(米国会計基準)ベースでは当初の見込み0.04~0.10ドルを上回り1株当たり0.29ドル
   - 非GAAPベースでは当初の見込み0.38~0.44ドルを上回り、前年同期比31%増の1株当たり0.47ドル
●営業活動による累計キャッシュフロー:前年同期比14億ドル増の29億ドル
●累計フリーキャッシュフロー:前年同期比11億ドル増の15億ドル

資本還元
・1株当たり0.12ドルの普通配当を決定(支払日:2021年10月6日)
・自社株買いプログラムを再開し、2021年度第4四半期に2億5,000万ドルを上限に自社株買いを目指す

業績予想
・2021年度第4四半期:GAAPベースで潜在株式調整後1株当たり利益を0.14ドル~0.22ドルと予測。非GAAPベースでは1株当たり0.44ドル~0.52ドルの範囲と予測
・2021年度通期:GAAPベースで潜在株式調整後1株当たり利益を0.80ドル~0.88ドルに、非GAAPベースでは1株当たり1.88ドル~1.96ドルに引き上げ
・2021年度フリーキャッシュフロー1予想:15億ドル~17億ドルに引き上げ


2021年度第3四半期の業績結果について、HPEの社長兼CEOであるアントニオ・ネリ(Antonio Neri)は次のように述べています。

「受注の力強い伸び、収益の拡大、記録的なフリーキャッシュフローを達成したことにより、第3四半期の業績は、目覚ましい結果を収めることができました。差別化されたポートフォリオが市場の共感を得て、edge-to-cloud戦略が事業全体の機運を高めていることを嬉しく思います。パンデミックの影響は、数年前に当社が予測したエッジ中心、クラウド指向、データ主導の世界への転換を加速し続けています。これまで以上に、安全な接続性、データからの迅速な洞察、そしてあらゆる場所でのクラウドエクスペリエンスが必要とされています。こうした傾向は今後も続くと見込まれます。DXは、もはや優先事項ではなく、戦略上の必須課題なのです。」

HPEのEVP兼CFOであるタレク・ロビアティ(Tarek Robbiati)は次のように述べています。

「需要環境の継続的な勢いと当社の強力な遂行力を反映するために、通期業績予想を再び上方修正します。昨年10月の証券アナリスト向け説明会以来、4度目の上方修正となります。」

2021年度第3四半期の業績
・売上高:69億ドル、前四半期比3%増、通常の季節性に準じた第3四半期の見通しのとおり。前年同期比では1%増、為替調整後では2%減。

・Annualized revenue run-rate(ARR):7億500万ドル、前年同期比33%増、as-a-serviceの受注は前年同期比46%増。直近の受注が象徴する堅調さを反映して、2020年に開催した証券アナリストミーティングで示した業績予想のとおり、2020年度から2023年度までのARRの年間平均成長率は30% ~ 40%を予想。

・GAAPベースの売上総利益率:34.5%、前年同期比420ベーシスポイント増、非GAAPベースの売上総利益率は34.7%で、前年同期比420ベーシスポイント増。

・GAAPベース潜在株式調整後EPS:1株当たり0.29ドル(前年同期は1株当たり0.01ドル)、当初の見込み1株当たり0.04ドル~0.10ドルを上回った。

・非GAAPベース潜在株式調整後EPS:1株当たり0.47ドル(前年同期は1株当たり0.36ドル)当初の見込み1株当たり0.38ドル ~ 0.44ドルを上回る。第3四半期の非GAAPベースの純利益および非GAAPベースの潜在株式調整後EPSは、税引後調整額である2億3,100万ドル、潜在株式調整後1株当たり0.18ドルを含まない。主な内訳は構造改革費用、株式型報酬費用、無形資産の償却関連。

・営業活動によるキャッシュフロー:約11億3,000万ドル、前年同期比3億4,200万ドル減。

・フリーキャッシュフロー:5億2,600万ドル、前年同期比3億9,800万ドル減。

各事業の業績
・インテリジェントエッジ:売上高8億6,700万ドル、前年同期比27%増、為替調整後23%増、営業利益率は15.8%(前年同期10.4%)。ネットワークスイッチ製品の売上高は為替調整後で前年同期比20%以上増。WLAN製品は為替調整後で前年度から1桁台半ばの割合で上昇、Aruba SaaSオファリングは前年同期比3桁増。

・ハイパフォーマンスコンピューティング&ミッションクリティカルシステムズ(HPC & MCS):売上高7億4,100万ドル、前年同期比11%増、為替調整後9%増、営業利益率3.9%(前年同期7.0%)。通期および3年間の売上高成長率CAGR目標である8% ~12%の達成に向けて、引き続き順調に推移。

・コンピュート:売上高31億ドル、前年同期比9%減、為替調整後12%減、営業利益率11.2%(前年同期9.3%)。売上高は、前四半期期比4%増、為替調整後4%増、通常の四半期ごとの季節性に準じる。

・ストレージ:売上高12億ドル、前年同期比4%増、為替調整後1%増、営業利益率15.1%増(前年同期15.0%)。HPE Nimbleを含むソフトウェアデファインドソリューションが特に好調で、dHCIは2桁成長の勢いを示し、為替調整後で前年同期比10%増。オールフラッシュアレイは、前年同期比で30%以上の成長を遂げ、中でもHPE Primeraは前年同期比で2桁の大幅な伸びを達成。

・Financial Services:売上高 8億4,400万ドル、前年同期比4%増、為替調整後では横ばい、営業利益率11.1%(前年同期8.1%)。純ポートフォリオ資産は、前年同期比2%減、為替調整後3%減。株主資本利益率(ROE)は、前年同期比5.2ポイント上昇し18.3%。

配当額
取締役会は、同社の普通株式に対し、1株当たり0.12ドルの普通現金配当を決議しました。この配当は、Hewlett Packard Enterpriseの2021年度における4回目の配当で、2021年9月13日の営業終了時点で記録されている株主に対して、2021年10月6日に支払われます。

2021年度第4四半期の業績予想
Hewlett Packard Enterpriseは、GAAPベースの潜在株式調整後EPSは0.14ドル~0.22ドル、非GAAPベース潜在株式調整後EPSは0.44ドル~0.52ドルの範囲と予測しています。2021年度第4四半期の非GAAPベースの潜在株式調整後EPS予想には潜在株式調整後1 株当たり約0.30ドルの税引き後調整が含まれておらず、主な内訳は構造改革費用、株式型報酬費用、無形資産の償却関連となります。

2021年度の業績予想
Hewlett Packard Enterpriseは、GAAPベースの潜在株式調整後EPS予想を0.60ドル~0.72ドルから0.80ドル~0.88ドルに引き上げ、非GAAPベースの潜在株式調整後EPS見通しを1.82ドル~1.94ドルから1.88ドル~1.96ドルに引き上げました。2021年度の非GAAPベースの潜在株式調整後EPS予想には潜在株式調整後1 株当たり約1.08ドルの税引き後調整が含まれておらず、主な内訳は構造改革費用、株式型報酬費用、無形資産の償却関連となります。

フリーキャッシュフロー(*1)予測レンジを12億ドル~15億ドルから15億ドル~17億ドルに引き上げます。

*1 Hewlett Packard Enterpriseは、報告されたGAAP業績に含まれる一部の要素を予測することができないため、非GAAPベースで業績予想を提供しています。将来の見通しに関する記述(Forward-Looking Statements)を含む原文は下記URLをご覧ください。
https://www.hpe.com/us/en/newsroom/press-release/2021/09/hpe-reports-fiscal-2021-third-quarter-results.html

■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルedge-to-cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをas-a-serviceで提供しています。コンピュート、ストレージ、ソフトウェア、インテリジェントエッジ、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)、ミッションクリティカルソリューションを、すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のあるエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.com でご確認ください。

■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html

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