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三島由紀夫が最後の小説を託した雑誌「新潮」。12月号で100ページ強の没後50年大特集

PR TIMES / 2020年11月6日 12時45分

トリビュート創作から最前線の評論、貴重な新事実まで――11月7日発売「新潮」12月号の巻頭企画には、11月25日に没後五十年を迎える三島由紀夫特集を掲載いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/47877/67/resize/d47877-67-526791-1.jpg ]

1970年11月25日、市ヶ谷自衛隊駐屯地での「事件」から50年。日本文学に大きな軌跡を残した三島由紀夫は、最後の原稿を「新潮」編集部に預け、自決現場へと向かいました。その絶筆『天人五衰』(「豊饒の海」第四巻)が掲載された月刊文芸誌「新潮」は、三島没後五十年にあたり、大型特集を企画いたしました。

特集内容は以下となります。

[画像2: https://prtimes.jp/i/47877/67/resize/d47877-67-847548-0.jpg ]



・創作・私の「仮面の告白」
三島由紀夫の没後に生まれた人気作家四名が捧げる、代表作『仮面の告白』を自由に換骨奪胎した創作四篇。

上田岳弘(第28回三島由紀夫賞、第160回芥川龍之介賞受賞) 「下品な男」
高山羽根子(第163回芥川龍之介賞受賞) 「その一匹を殺したのは誰か」
舞城王太郎(第16回三島由紀夫賞受賞) 「檄」
三国美千子(第32回三島由紀夫賞受賞) 「お面」


・評論
創作と同じく、没後生まれの作家・批評家による最新の三島批評!

平野啓一郎 「『豊饒の海』論(一)」短期集中連載・第一回
大澤信亮 「平岡少年とキリスト」
鈴木涼美 「ニセモノの少女」
浜崎洋介 「「われら」への道」

デビュー以来三島を論じてきた小説家の決定的『豊饒の海』論、見落とされてきたキリスト教との関係、『仮面の告白』とジェンダー、自決へと向かう思想の変遷……いずれも最先端を走る書き手が三島と真剣勝負した力作評論です。


・特別原稿
黒田夏子「あくるとしの三十三さいたち――『定本三島由紀夫書誌』制作のころ」

『abさんご』で第148回芥川龍之介賞を受賞した作家の黒田夏子さんは、三島の没後、出版社「薔薇十字社」の手伝いで書誌の制作に携わっていました。その仕事のため三島邸をたびたび訪れたという(100回以上!)黒田さんだけが見ることのできた、夫人や子どもたちの横顔など、貴重な証言を掲載します。


【タイトル】「新潮」2020年12月号
【発売日】2020年11月7日(土)
【造本】A5判
【本体定価】1273円(税別)

・月刊誌「新潮」
https://www.shinchosha.co.jp/shincho/

・「新潮」公式SNS
https://twitter.com/monthly_shincho
https://www.instagram.com/monthlyshincho/

・新潮文庫・三島由紀夫特設サイト
https://www.shinchosha.co.jp/shin-mishima/

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