夏だけでなく春のドライブや買い物など、車に乗る時にも熱中症に注意が必要!「熱中症、こんな人は特に注意!車に乗る人」編をWEBで公開
PR TIMES / 2021年4月22日 17時45分
一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクト(以下、本プロジェクト)は、一般社団法人 日本自動車連盟(本社:東京都港区、会長:藤井 一裕、以下「JAF」)の協力のもと、駐車時の車内環境の変化と車での熱中症対策をまとめた「熱中症、こんな人は特に注意!車に乗る人」編(https://www.netsuzero.jp/learning/le16)を、本プロジェクト公式サイトで2021年4月22日(木)に公開します。
本プロジェクトでは夏本番前からの、そして新しい生活様式下での熱中症啓発を行っています。今回公開した「熱中症、こんな人は特に注意!車に乗る人」編では、春や夏のお出かけを安全に楽しんでもらえるよう、春と夏の車内温度の変化や、車内温度が上がってしまった際の効率的な車内温度の下げ方など、車に乗る時に心がけたい熱中症の予防・対策方法を掲載しています。(出典:JAFユーザーテスト)
[画像1: https://prtimes.jp/i/13502/69/resize/d13502-69-166805-0.jpg ]
JAFのユーザーテストによれば、気温35度の猛暑日にエアコンを使用していない状態で直射日光の下に駐車した場合、30分で車内温度は40度前後に達しました。しかし気を付けるのは夏だけではありません。5月上旬にも同様のユーザーテストを行ったところ、2時間ほどで車内温度が40度前後になることがわかりました。(※1)
またJAFのアンケートでは、車移動に感染対策へのメリットを感じている人が92.4%という結果も出ており(※2)この春や夏も車での移動を選ぶ人が多いことが考えられます。これからの季節のお出かけの際も車内温度に気を付け、短時間であっても子どもやペットを車内に残して離れないようにしましょう。
4月下旬から5月上旬にかけては、晴れて日差しが強いと、日中は気温が上昇し、最高気温が25度以上の夏日や30度以上の真夏日となることがあります。車で出かける際などは、車内温度と熱中症に注意するようにしてください。
【「熱中症ゼロへ」プロジェクト 熱中症、こんな人は特に注意!車に乗る人】
https://www.netsuzero.jp/learning/le16
※1 JAFユーザーテスト「真夏の車内温度」
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/summer
※2 JAF「新しいドライブのカタチ」アンケート
https://area.jaf.or.jp/area-lp/item/drive-202103
帝京大学医学部教授 三宅康史先生のコメント(「熱中症、こんな人は特に注意!車に乗る人」より抜粋)
[画像2: https://prtimes.jp/i/13502/69/resize/d13502-69-328893-1.png ]
子どもは体が小さく、環境に特に影響されやすいのです。同じ暑い環境でも、体が小さい方が熱の影響を受けて、先に体温が上がってしまうため、特に注意が必要です。さらに、子どもは暑さの影響を受けやすいにもかかわらず、自分で不調を訴えたり、水分を補給したり、環境を変えたりすることが難しいので、保護者が気を付ける必要があります。
寝ているから、短時間だからといって、子どもやペットを車に置き去りにするのは大変危険です。直射日光が当たる場合はもちろん、日かげでも車内温度は上昇します。特に乳幼児は自分で行動することができません。保護者は責任を持って、車に置き去りにしないようにしましょう。
暑くなる前から車内での熱中症に気を付け対策方法を確認すると同時に、日常生活の中で体を暑さに慣れさせる暑熱順化も行いましょう。
「熱中症ゼロへ」プロジェクトでは、今後も新しい生活様式に沿った熱中症の予防啓発活動を進めていきます。
■「熱中症ゼロへ」プロジェクトとは
熱中症にかかる方を減らし、亡くなってしまう方をゼロにすることを目指して、一般財団法人 日本気象協会が推進するプロジェクトです。2013年夏のプロジェクト発足以来、熱中症の発生に大きな影響を与える気象情報の発信を核に、熱中症に関する正しい知識と対策をより多くの方に知ってもらう活動を展開してきました。活動9年目となる2021年は、「新しい生活様式下での熱中症の予防啓発」をテーマに活動を実践していきます。
■一般財団法人 日本気象協会について
1950年に誕生した日本気象協会は、天気予報に代表される気象予測事業に加え、再生可能エネルギー、環境アセスメント、大気解析事業、防災・減災・安全管理に関する事業など、気象に関するコンサルティング事業を通じ、公共に資する企業活動を展開しています。
・「熱中症ゼロへ」のロゴマークは日本気象協会の登録商標です。
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