教育現場の新型コロナウイルス感染対策に一役「リモート換気チェッカー」を海城中学高等学校へ設置
PR TIMES / 2021年7月2日 16時15分
職員室でCO2濃度をチェック、教室に換気指示も
株式会社フューチャースタンダード(本社:東京都文京区、代表取締役:鳥海哲史)は、未来を担う中高生の教育現場における新型コロナウイルス感染対策を支援する目的で、当社が開発・販売しているCO2センサー「リモート換気チェッカー」4台、「ハンディ換気チェッカー2」9台を、海城中学高等学校(所在地:東京都新宿区、理事長:古賀喜博)へ寄贈、6月23日に設置が完了し運用が開始されたことをお知らせします。
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<6月23日の設置の様子>
■背景
現在コロナ禍において厚生労働省は、学校における三密対策として1,000ppm以下を基準としており、CO2濃度の可視化、換気の目安として常時測定できる「CO2センサー」を推奨しています。今回は、代表の鳥海の「教育の場で役立てて欲しい」という想いから、母校でありCO2センサー未導入であった海城中学高等学校へ働きかけを行い、寄贈並びに設置が実現しました。
■海城中学高等学校における運用方法
【リモート換気チェッカー】
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据え置き型の「リモート換気チェッカー」4台は、学生がランダムに集まる柔道場、音楽室、化学実験室、教室に設置されました。計測値は、本体のディスプレイの他に専用アプリを導入した職員室の担当職員のパソコンやスマホでの遠隔監視が可能です。
たとえば、音楽室での合唱時などでCO2濃度がしきい値を超えやすいにも関わらず、合唱に集中して気づかない可能性が考えられる場合、職員室でCO2濃度をチェックして換気の指示をする、といったタイムリーな感染対策が実現します。
【ハンディ換気チェッカー2】
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機動力のある「ハンディ換気チェッカー2」は9台導入し、8台は中学1年から高校3年の各学年に1台、芸術室と理科室へ1台ずつ設置。残り1台は検証用として職員室で保管され、生徒が集まるさまざまな場所をタイムリーに計測していきます。これにより様々な施設の換気状況について計測できる体制を整えます。
■ 可視化されることで安心した対策へ
学校法人海城学園 法人事務局・入試広報室 塩田様のコメント
いま教育の現場では、校内全体での手指消毒、手洗い励行は徹底されており、さらに冷水機も手でボタンを押さない、直接口で飲まずにコップで飲むように指導しています。化学実験室などでも、授業のたびに机上や、生徒の手が触れる部分をアルコール除菌するなど、できる限りの除菌作業を行っていますが、見えないCO2対策はやっかいな課題です。
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たとえば複数の生徒が同時に声を出す音楽室、柔道場など。またランチを食べる場所も、換気対策の重点ポイントになりますが「リモート換気チェッカー」「ハンディ換気チェッカー2」で、CO2の量が数値化されることにより、適切な換気対策が可能になります。いままで手探りで換気作業を行っていた部分が、正確な作業となりますので、たいへん重宝します。
生徒の安全安心につながることも、私たちの歓びですし、また、こういった先端技術を搭載したデバイスを体感することによって、生徒の知見の向上にもつながることが期待されます。また、卒業生からのこうした申し出は、とても嬉しいことです。
■商品概要
【リモート換気チェッカー】
CO2濃度や騒音、温度や湿度といった新型コロナウイルス感染拡大防止に関連するセンサーと小型ディスプレイを一体化した新製品です。必要な情報を数値で"可視化”することで、換気のタイミングなど感染防止における適切な管理体制を構築できます。現在値および当日のデータを表示するだけでなく、弊社独自の技術でスマートフォンやPCなどで画面表示できるようになっており、離れたところからもデータを確認することができます。
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【ハンディ換気チェッカー】
「ハンディ換気チェッカー」は、ハンディタイプで持ち歩けるCO2センサーです。縦16cm横4cm幅3cm、重さは120gというコンパクト設計で、いつでもどこでも「CO2濃度」を計測できます。CO2の濃度により3段階(ブルー→イエロー→レッド)にライトの色が変化し、換気のタイミングを教えてくれます。
約12時間の連続稼働が可能です。また、充電もMicroUSBで出来るため簡単です。
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■ 海城中学高等学校について
海城中学高等学校は、東京都新宿区大久保三丁目に所在し、中高一貫教育を提供する私立男子中学校・高等学校です。
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1891年(明治24年)に、古賀喜三郎により、「国家・社会に有為な人材を育成する」という建学の精神の下、創立されました。現在は、その建学の精神の下、「フェアーな精神」「思いやりの心」「民主主義を守る意思」「明確に意思を伝える能力」を身につけた高い知性と豊かな情操を持つ理想的な人物を「新しい紳士」と名付け、その育成に取り組んでいます。
■株式会社フューチャースタンダードについて
URL:https://futurestandard.co.jp/
株式会社フューチャースタンダードは「世界中の技術を世界中の人々が使えるようにする」というビジョンのもと、映像解析AI分野に特化したプラットフォームである「SCORER(スコアラー)」を開発・運営している会社です。「SCORER」は、カメラや映像に関する最新技術をブロックのように組み合わせることで、映像解析AIを活用したシステム開発を「安く・早く・簡単に」します。
代表取締役社長:鳥海 哲史
所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷3-15-2 本郷二村ビル5階
設立:2014年3月
事業内容:映像解析AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」の開発と運営
SCORERを利用したシステム開発
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