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「IBSA ブラインドサッカー ワールドグランプリ2019」の横断幕に新素材LIMEXが採用

PR TIMES / 2019年3月18日 15時40分

石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売する株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山崎敦義、以下TBM)は、パラリンピック競技「ブラインドサッカー」の強化・普及を推進する特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(事務局:東京都新宿区、理事長 塩嶋史郎、以下 JBFA)が主催する「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2019」(3 月 19-24 日・品川区立天王洲公園)の会場の横断幕に LIMEXシートが採用されたことをお知らせ致します。



[画像: https://prtimes.jp/i/16815/72/resize/d16815-72-644765-0.jpg ]


■ 背景
現在、2030 年の持続可能な開発目標(SDGs)に向けて、企業の環境問題への配慮や対応が期待されています。また、海洋のマイクロプラスチック問題を起点に欧州委員会は 2030 年までに全てのプラスチックごみをリサイクルする状態を目指す、新たなプラスチックごみに対処する政策大綱を発表するなどプラスチックの規制が各国で強化されています。TBMが開発するLIMEXの主原料である石灰石は、世界各地の埋蔵量が豊富で国内の鉱物資源の中でも自給率が100%の資源で、LIMEXをシート状に成膜し(LIMEX シート)、水と木材パルプをほぼ使用せず紙の代替製品を製造することができます。また、LIMEXをペレット状に製造し加工することで(LIMEXペレット)、石油の使用量を減らし、気候変動対策(CO2削減)に貢献したプラスチック代替製品をつくることができます。さらに、LIMEX は、LIMEX シートからLIMEX ペレットを高効率に作ることが可能なため、環境に配慮されたアップサイクルが可能です。LIMEXは、SDG12「循環型の消費と生産」を中心として、 6「水資源の保全」、13「気候変動対応」、14「海洋生態系の保全」、15「陸域生態系の保全」、8「雇用創出」 、9「産業創出」、17「協働」に貢献します。

JBFAは、これまで「ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」を目指し、ブラインドサッカーの強化・普及を推進するほか、競技活動以外にもブラインドサッカーを活用したダイバーシティ教育プログラム「スポ育」や企業向けチームビルディング研修などを行い、健常者向けの活動も精力的に続けてきました。(JBFA が視覚障がい者と健常者が混ざり合う社会を目指すことは、SDGs の目標に掲げられている「10.人や国の不平等をなくそう」に貢献します)

■ 概要
TBMとJBFAは、両者のSDGsに向けた活動を結合させることがイノベーションの機会になると考え、昨年に続き、IBSAブラインドサッカーワールドグランプリ2019(3月 19-24日・品川区立天王洲公園)の会場で使用する横断幕(大会会場バナー)にLIMEXシートを使用します。尚、横断幕は昨年使用した製品の強化版として製品化され、その加工、印刷については凸版印刷株式会社にご協力をいただきました。

■ 新素材「LIMEX(ライメックス)」について
[ LIMEXとは ]
・ LIMEXは炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料であり、日本発の新素材。
・ 2013 年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・ 2014 年、国内特許を取得。現在、日中米欧を含む30か国以上で登録済。
・ 2015 年、宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第一工場を建設。
・ 2016 年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞。
・ 2017 年、「第7回日米イノベーションアワード」において『イノベーション・ショーケース』を受賞。
・ 2018 年、COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加。

[ 紙の代替として ]
・ 通常、普通紙1トン生産する場合、木を約 20 本、水を約85トン使うが、LIMEX は原料に木や水を使用せず、石灰石 0.6~0.8 トンとポリオレフィン約 0.2~0.4 トンから LIMEX の紙代替製品(LIMEXシート)1トンを生産可能。
※国内の製紙業界においては、単に伐採するだけでなく海外で植林活動を実施。
※使用済みの LIMEX の紙代替製品を廃棄する場合は可燃ごみ扱い。(古紙回収に出さない)

[ プラスチックの代替として ]
・ 従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂 100%であるが、LIMEX では主原料が石灰石であり、石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・ LIMEXは、石灰石を主原料に石油由来樹脂と構成されているが、石油由来樹脂を100%バイオ由来、かつ生分解性の素材に置きかえた生分解性LIMEXの検討を開始。
・ 単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・ LIMEX の印刷物等のリサイクル材から、LIMEX 製のプラスチック成型品(LIMEXペレットを加工)を製造することが可能。(LIMEXのアップサイクル)

[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・ 日本でも 100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。

■ 株式会社TBM
代表取締役CEO :山崎 敦義
本社 :東京都中央区銀座 2-7-17-6F
設立 :2011 年
資本金 :107 億 4,480 万円(資本準備金含む)/ 2019 年 2 月時点
事業内容 :LIMEX 及び LIMEX 製品の開発・製造・販売
URL :https://tb-m.com/

*本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

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