2018年 年頭所感 アキュラホーム社長宮沢俊哉
PR TIMES / 2018年1月5日 18時1分
株式会社アキュラホーム(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:宮沢俊哉)では、2018年1月5日(金)に年頭式を行いました。ここに、当社代表取締役社長宮沢俊哉の年頭所感を紹介いたします。
新年あけましておめでとうございます。2018年の年頭にあたりご挨拶を申し上げます。昨年アキュラホームグループは様々なことに挑戦しました。例えば、中大規模木造建築物として埼玉北支店に続き、つくば支店の”住まいと暮らしサロン”を完成させました。中大規模木造建築の技術を様々な人から学ばせていただくとともに、デザイン面でも評価をいただきました。まちづくりも、住まい手の深層心理を考え、理想の暮らしを実現できるつくり手になることが重要だと考え、現在取り組んでいます。創業40周年の節目となる今年は、それらが各地で具現化される年になると考えています。
企業の未来を語る上では、イノベーションやチャレンジという言葉がよく使われます。しかし、めずらしいものや変わったことを行うことが主になってはいけないと思います。古い固定概念を打ち破るイノベーションも良いのですが、私は温故知新の考えがとても大事だと思います。日本にはすばらしい文化や伝統、学ぶべき歴史がたくさんあります。生きていく中での本質的なものは過去から学ぶことが多くあります。その学びの中から新しい技術などを進化させながら、働き方までもが大きく変化しようとしています。
外部環境を考えると、今年の大発会では日経平均株価は26年ぶりに高値を記録するなど景気の回復が顕著になっています。その一方で急速な少子高齢化、消費増税が控えています。2020年には世帯数の減少により個人消費も減少し、働き手も減ると言われています。さらに医療費問題、年金問題、介護問題と、ある意味では住まいどころではないと思うこともあります。そのような中で今までの常識や価値観も変わり、時代革新、科学も進歩して、AIやIoTが浸透し、様々なものが人からロボットやITに入れ替わっていくことでしょう。
しかしながら我々は、理想の住まいづくり、まちづくりを提唱し、建てた後も住まい手と永く関わっていく“永代家守り”を進め、人の輪を広げていくことで、大きな環境の変化があっても乗り越えることができると思っています。そしてチームワークの力をもって、本質を見極めることができれば、人々の暮らしを豊かにするとともに、働く人たちもやりがい、生きがいを持ち、豊かな人生を歩める模範の企業となることができると考えます。本質、理想、あるべき姿を追求し、日本の住環境を豊かにする一助となれればと思っています。
この新しい年が、皆様にとって素晴らしい一年となりますことを祈念して、私の年頭のご挨拶とさせていただきます。
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