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高峰楽器製作所、国内外のアーティストに愛されるタカミネギターの設計開発にPTC CreoとCAMオプションを導入

PR TIMES / 2016年2月24日 15時14分

【2016年2月24日】PTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑原 宏昭)は本日、株式会社 高峰楽器製作所 (本社:岐阜県中津川市、代表取締役:楯 勇己)が国内外の大物アーティストに選ばれる“タカミネ”ギターの設計開発、製造に導入された、PTCの統合3次元CADソフトウェア「PTC(R) Creo(R)」と、CAMオプション「PTC Creo Prismatic and Multi-Surface Milling Extension」の導入事例を公開しました。



[画像: http://prtimes.jp/i/8474/73/resize/d8474-73-435929-0.jpg ]

イーグルスのグレン・フライや長渕剛といった国内外の大物アーティストに選ばれ続けている世界的ギターブランドを展開する高峰楽器製作所では、職人による高度なギター製作技術とともに、3次元CAD/CAMおよび機械加工設備の導入をはじめとする近代的な設計・加工技術の積極的な活用が図られており、月1,000~1,200本もの量産を実現しています。

概要:職人による高度なギター製作技術と、3次元ツールを活用した設計・加工技術の融合
高峰楽器製作所では、ネックやブリッジといったパーツ加工の品質安定化、作業効率化を目的に1998年に3次元CAD/CAMによるモデリングとNCデータ出力、マシニングセンタによる加工と運用についての検討に着手、業界に先駆けて大規模な設備投資を行いました。PTC Creo Parametricの前身である「Pro/ENGINEER」とマシニングセンタを導入し、オートメーション化を含めた業務改革を推し進め、2014年にはさらなる最適化と製造課題の解決を図るため、PTC CreoとCAMオプションの導入を果たしました。

導入効果:スムーズな開発データの共有による業務生産性の向上とCAMオプションによる複雑なパーツの量産加工の自動化を実現
・アンダーカット形状になっているネック部分の加工や、仕上がりを意識した加工パスの作成にかかる職人依存の工数および加工工程の削減
・バリエーションの豊富なパーツ設計や曲面形状の多い設計図面の3次元化による正確な形状の把握と加工品質の均一化
・形状の全体像と正確な寸法の把握
・設計の履歴が残ることによる設計意図の蓄積・スムーズな情報共有
・CAMオプションの導入により、職人が手加工で削り出すのと同様に木目方向を意識した加工パスの作成が可能
・マルチCAD環境により、OEM元とのファイル形式が異なるCADデータをスムーズにやりとりすることが可能になり、業務効率が向上
・関係者とのコミュニケーションの効率化および加工現場における治具開発の実現
・加工前にPC上でのシミュレーションの実施が可能になった

高峰楽器製作所 研究開発課 スピーカープロジェクトリーダーの土井 貴弘氏は「実際の加工前に正確な切削シミュレーションをPC上で実施できるようになりました。ちょっとした修正が発生した場合でも、Skypeの画面共有機能を活用することで、離れた場所にある加工センターの担当者とスムーズにコミュニケーションできるようになり、余計な行き来がなくなり、仕事の効率があがりました」と述べています。


<PTC Creo活用事例 ―高峰楽器製作所―>
- 日本が世界に誇るギターブランド“タカミネ”に認められた「PTC Creo」
http://support.ptc.com/view?im_dbkey=169640


【高峰楽器製作所について】
1962年の創業以来、高峰楽器製作所が生産するアコースティックギター/エレクトリック・アコースティックギターは、「タカミネ」ブランドとしてブルース・スプリングスティーン、ジョン・ボンジョヴィ、長渕剛、南こうせつ、押尾コータローなどをはじめとする国内外大物アーティストに選ばれ続けている。岐阜県中津川市を本社拠点とし、現在日本をはじめアメリカ、カナダ、南米、ヨーロッパ、アジア・ オセアニア、中東、南アフリカ等、全世界64ヵ国61代理店に展開・販売。Webサイト:http://www.takamineguitars.co.jp


【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) 、モノのインターネット (IoT) の各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の PTC Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のPTC Windchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のPTC Integrity、技術情報の作成・管理・提供を合理化するダイナミック パブリッシング システムの PTC Arbortext、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールド サービス管理/サービス物流管理のPTC Servigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える PTC Mathcad、IoTアプリケーション プラットフォームのThingWorx、といった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。
1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:http://www.ptc.com

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※PTCの社名、ロゴマーク、ThingWorxおよびすべてのPTC製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

以上

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