ベーリンガーインゲルハイム ジャパン グループ、3事業の2011年業績を発表

PR TIMES / 2012年5月7日 19時6分



2012年5月7日 日本/東京

ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:鳥居正男)は5月7日、同社グループ3事業の2011年(1-12月)業績を発表しました。

医療用医薬品事業、アニマルヘルス事業で市場の成長を大きく上回る

3事業の業績はそれぞれ、医療用医薬品事業では199,807百万円(薬価ベース)、コンシューマーヘルスケア事業では48,327百万円(店頭販売ベース/当社調べ)、アニマルヘルスケア事業では4,910百万円(卸出荷ベース)でした。

東日本大震災、ヨーロッパの経済不安などの影響により、日本経済は依然低迷する厳しい事業環境が続く中、ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社 代表取締役社長 鳥居正男は、昨年を振り返り、「ベーリンガーインゲルハイム ジャパンは医療用医薬品事業とアニマルヘルス事業で、市場の成長を大きく上回り、3つの事業で将来の柱となる新製品を成功裡に発売するなど満足のいく1年であったと言えます。特に昨年は、日本の事業を開始してから50年の節目となる年に、グループを再編し、新たなステージを迎える喜ばしい年となりました」とコメントしました。

医療用医薬品事業
-新製品と既存製品が事業をけん引し、市場を大きく上回る成長を達成-

心房細動患者さんを脳卒中から護る新規経口抗凝固薬プラザキサ(R)、ドパミン作動性パーキンソン病治療薬として1日1回投与を実現した徐放性製剤ミラペックス(R)LAが相次いで発売されました。糖尿病領域では、世界初の胆汁排泄型選択的DPP-4阻害剤トラゼンタ(R)が、2011年1月に締結されたベーリンガーインゲルハイムとイーライリリーのグローバルレベルでの戦略的アライアンスのもとで初めて発売されました。これら新製品の発売に加え、高血圧治療薬のミカルディス(R)ファミリー[ミカルディス(R)(胆汁排泄型持続性AT1受容体ブロッカー)、ミコンビ(R)(利尿薬との合剤)、ミカムロ(R)(持続性Ca拮抗薬との合剤)]、COPD(慢性閉塞性肺疾患)治療薬のスピリーバ(R)などの既存製品もベーリンガーインゲルハイム ジャパン グループの医療用医薬品事業をけん引し、市場を大きく上回る成長を達成することができました。ミカルディス(R)ファミリーの年間売上は93,370百万円(薬価ベース)、スピリーバ(R)の年間売上は、20,699百万円(薬価ベース)でした。

2012年は、2011年に引き続き、長期処方が可能となったプラザキサ(R)、ミラペックス(R)LA、トラゼンタ(R)の更なる売上増加を見込んでおり、ミカルディス(R)ファミリー、スピリーバ(R)などの既存製品の更なる育成にも注力していきます。また、既存の呼吸器、循環器、糖尿病領域に加え、腫瘍領域、抗ウイルス(C型肝炎)領域などの新たな疾患領域において、革新的な医薬品の開発を進めていきます。

コンシューマーヘルスケア事業
-将来の成長につながる新製品発売と主要製品の好調-

コンシューマーヘルスケア事業の2011年は、主要製品である解熱鎮痛薬EVE(イブ)の売上は前年を上回りました。さらに10月には医療用医薬品の成分であるエピナスチン塩酸塩を初めて配合したスイッチOTCのアレジオン10を発売、生活者のセルフメディケーションに大きく貢献し、第1類医薬品として急速にシェアを拡大しました。しかしながら、東日本大震災後、エスカップを製造する福島工場が操業停止を余儀なくされた影響により、コンシューマーヘルス事業の業績は、前年を下回る結果となりました。

2012年は、解熱鎮痛薬のEVE(イブ)、L-システイン製剤のハイチオールC等の主要ブランドに加えて、花粉シーズンの3月にシェア14.5%(3月5日の週)を獲得した新製品アレジオン10に年間を通して注力し、グローバルのコンシューマーヘルスケア事業での高いポジションを堅持します。

アニマルヘルスケア事業
-豚用ワクチンでマーケットリーダーに-

豚サーコウイルス2型感染症不活化ワクチンのインゲルバック(R)サーコフレックス、豚繁殖・呼吸障害症候群生ワクチンのインゲルバック(R)PRRSなど豚ワクチンがアニマルヘルス事業をけん引し、市場を上回る成長を達成しました。また2012年1月にはインゲルバック(R)マイコフレックスが発売され、今後更なる事業の成長が見込まれます。インゲルバック(R)マイコフレックスの発売を成功させ、豚用ワクチンにおけるマーケットリーダーのポジションを確立します。

持続的な成長に向けて、企業文化の醸成と人財育成に注力

ベーリンガーインゲルハイム ジャパンは昨年4月、新体制を敷いたことを機に、当社が目指すべき企業文化を掲げました。この企業文化は10のキーワードで示され、グローバルで掲げるBI Valuesの4つ「Respect(配慮)」、「Trust(信頼)」、「Empathy(共感)」、「Passion(情熱)」とつながっています。この企業文化を醸成することで、日本の5社全社員がOne Team(ワン・チーム)として一体感を持って同じ価値を共有し、一人ひとりがグループの価値最大化を目指します。さらに、将来の成長基盤を堅固にするため、ベーリンガーインゲルハイム全体のタレントマネジメントに注力し、人財にも投資していきます。日本のグループをOne teamにまとめ、企業文化の浸透をリードするベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社 代表取締役社長 鳥居正男は次のように述べました。「組織に一体感を持たせる企業文化の醸成と、人財への投資が企業の持続的な成長に必要不可欠です」。

最後に、鳥居正男は昨年の東日本大震災後を振り返って、「社員から『社会に貢献したい』との多くの声があがりました。社員の気持ちに応え、社員の社会貢献活動への意識を醸成するために、『思いをカタチに』コンテストを創設しました。このコンテスト通して、革新的なアイデアで社会に寄与する社員を一人でも多く育てることで、事業の成功だけでなく広く社会にも寄与していきたいです」と、締めくくりました。
今後もベーリンガーインゲルハイム ジャパン グループは、全社一丸となって、人々のより良い健康の実現を目指していきます。

ベーリンガーインゲルハイム ジャパンが目指すべき企業文化

日本の各社・各社員を結びつけ、”One Team”として一体感を持って同じ価値を共有するために、10のキーワードを配置しました。「顧客志向」を企業文化の中心に据え、4つの思いを表す「配慮」「信頼」「情熱」「共感」と5つの行動を表す「オープンで透明なコミュニケーション」「チームワーク・協働」「起業家的な思考・オーナーシップ」「スピード」「優れた行動力」です。

タレントマネジメントで、全社員にプロフェッショナルとして
成長できる機会を提供

ベーリンガーインゲルハイムの将来は、当社の革新力にかかっており、社員が生み出す革新が必要です。そのため、当社は、この革新力の担い手となる社員に、国籍・性別・宗教に関係なく、全社員に対してプロフェッショナルとして成長できる機会を提供します。
ベーリンガーインゲルハイムのタレントマネジメントとは、適切なタイミングで適材適所を実現・維持できるグローバルの体制を構築するためのものです。世界中の社員がグローバルで活躍できる機会を増やし、人財の育成をさらに強化していきます。ベーリンガーインゲルハイムでは、将来のキャリアや役割、国外勤務の希望等に関し、社員自身の考えを上司と話し合った上で、キャリアデベロップメントプランを作成します。
社員の継続的な社会貢献活動を支援する

「思いをカタチに」コンテストの創設
ベーリンガーインゲルハイムは、2010年に創立125周年を機に、「More Health (人々のより良い健康のために)」をモットーに、革新的な医薬品やサービスを提供することはもちろん、これまで以上に社会的責任を果たしていく決意をグローバルで打ち出しました。日本でも2011年に日本で事業を開始して50年の節目の年を迎えたことに加え、2011年3月11日の東日本大震災の発生を機に、多くの社員から「もっと社会に貢献したい」「人々の健康に貢献する企業としてもっと何かできる仕組みを作りたい」との声があがりました。実際に震災直後、ベーリンガーインゲルハイム ジャパン グループでは、社員から約3,000万円の義援金が集まり、その同額を義援金に加えて寄付を行いました。また業界団体を通じて医薬品の提供を行うなど、ベーリンガーインゲルハイム ジャパン グループは総額で5億円以上の支援を行いました。このような背景の中、ベーリンガーインゲルハイム ジャパン グループの全社員がOne Team(ワン・チーム)となって、今後も継続して社会貢献活動により積極的に取り組むことができる仕組みとして、「思いをカタチに」コンテストが創設されました。この「思いをカタチに」コンテストは2011年11月に初めて実施され、そのコンテストに応募し、選ばれた社員の4つの社会貢献活動に対して、2012年度は合計約450万円の金銭的な支援と社内の会議室やイントラネット、社内報の活用を認めるなどの支援が行われています。

ベーリンガーインゲルハイムについて

ベーリンガーインゲルハイムグループは、世界でトップ20の製薬企業のひとつです。ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界で145の関連会社と44,000人以上の社員が、事業を展開しています。1885年の設立以来、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、臨床的価値の高いヒト用医薬品および動物薬の研究開発、製造、販売に注力してきました。

ベーリンガーインゲルハイムにとって、社会的責任を果たすことは、企業文化の最も重要な柱の一つです。事業を展開する世界の国々において、社会問題に取り組み、社員とその家族を思いやり、全社員に平等な機会を提供することが、ベーリンガーインゲルハイムの基盤です。そして、尊重と誠実を重んじ、環境保護と持続可能な社会の実現に向けて貢献することが、ベーリンガーインゲルハイムの本質であり使命です。

2011年度は132億ユーロ(約1兆4,624億円)の売上を示しました。革新的な医薬品を世に送り出すべく、医療用医薬品事業の売上の23.5%相当額を研究開発に投資しました。

日本ではベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が持ち株会社として、その傘下にある完全子会社の日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(医療用医薬品)、エスエス製薬株式会社(一般用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(動物用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(医薬品製造)の4つの事業会社を統括しています。日本のグループ全体で約2,700人の社員が、革新的な医薬品の研究、開発、製造、販売に従事しています。

http://www.boehringer-ingelheim.co.jp


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