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ロイヤルカナン、2025年までにカーボンニュートラル実現へ

PR TIMES / 2021年10月13日 21時45分

※本プレスリリースは、2021年10月5日にロイヤルカナン グローバルから配信されたプレスリリースの翻訳版です。内容および解釈については、原文(英語)が優先されます。

フランス・エマルグ、2021年10月5日:ペットの栄養に関するグローバルエキスパートであるロイヤルカナン(R)ブランドは、2025年までのカーボンニュートラル認証取得を約束しており、2022年までに最初の製品群がカーボンニュートラルに認定されることを目指しています。これは、親会社のマース インコーポレイテッドが2050年までにバリューチェーン全体で温室効果ガスの純排出量ゼロを目指すと発表したことを受けたものです。

マースの最大ブランドであるロイヤルカナン(R)は、グローバルな気温上昇を1.5度に抑えるパリ協定を支援する上で事業が果たすべき重要な役割を認識し、バリューチェーン全体の二酸化炭素排出量を削減するという有意義な活動を優先することで、また認証済みカーボンクレジットに投資することで、カーボンニュートラルを実現します。

ロイヤルカナン(R)は、カーボンニュートラルに関して、国際的に認知された揺るぎない基準であるPAS 2060基準の採用を予定しており、その過程について透明性のある報告を定期的に行っていきます。

ロイヤルカナン社長のロイック ムトーは、次のように述べています。「犬と猫の栄養に関するエキスパートとして、私たちは過去50年間、科学に基づいてビジネスを展開してきました。2025年の気候目標を達成するには、大望だけでなく、科学主導のイニシアティブと断固たる行動が必要です。カーボンニュートラルについて大胆な約束をすることは、ロイヤルカナン(R)のグローバル・バリューチェーン全体から新しくインパクトのあるアイデア、行動、結果を引き出して結集することとなり、環境フットプリントを改善し、ペット、人々そして地球に有意義で前向きな変化をもたらすことにつながると確信しています」。

カーボンニュートラルの実現
ロイヤルカナン(R)は、2025年までにカーボンニュートラルになるために以下の4つの分野の活動を行います。

1.再生可能電力への移行:この取り組みはロイヤルカナン(R)全体で20年にわたって進められており、現在事業電力の72%が再生可能な資源から供給されています。エネルギー消費量を総体的に削減しつつ、工場とオフィス全体で再生可能電力に完全移行することを大きな目標としています。

2.持続可能な原材料調達:ロイヤルカナン(R)の二酸化炭素排出量の4分の3は、原材料のサプライチェーンに由来しています。そのため同ブランドは、炭素強度の低い原材料への切り替えといった製品のリニューアルを通じて、品質や安全性を損なうことなく温室効果ガス排出量を削減しようと模索しています。例えば、ロイヤルカナン(R)のヨーロッパ地域の工場向けの大豆調達は、持続可能な農業慣行を促進して森林破壊の防止に貢献する独立基準であるProTerraによって、既にその100%が認証されています。さらに同ブランドは、再生農業の慣行を特定、支援、活性化して森林破壊を止めることを優先課題として、米、小麦、鶏肉のサプライチェーンと協働しています。主要サプライヤーは、マース インコーポレイテッドの「プレッジ・フォー・プラネット(地球のための誓約)」構想に参加するよう促されます。この構想は、当該サプライヤーのフットプリント(活動が環境に与える影響)を特定し、科学的根拠のある目標を設定して削減計画を実施する支えとなるものです。

3. 廃棄物の削減と循環性の向上:ロイヤルカナン(R)では、マースの大望である包装材の持続可能性目標に沿って、リサイクル可能性、堆肥化可能性および再利用可能なパッケージの使用を大幅に向上させる取り組みを進めています。2022年までに、インフラが整えばリサイクル可能な単一素材のプラスチック包装が導入されます。さらに同ブランドは、再生資材の組み込みを開始することで、またパッケージ資材の使用量の削減を通じて、パッケージングの二酸化炭素排出量を低減させます。

4.温暖化防止に貢献する事業変革:ロイヤルカナン(R)は、以下のような温暖化防止に貢献する管理手法を取り入れていきます。

I.上級管理職の給与と報酬を、気候対策と排出量削減実績に連動させます。
II.資源を生み出し、排出量を削減する行動を促すために、内部炭素価格を設定します。
III.ロイヤルカナン(R)が自社製品の二酸化炭素排出量を世界中で測定することを可能にし、また製法、原材料および物流に関して温暖化防止に貢献する意思決定を行うことを可能にする、科学的根拠に基づく方法論を用います。
IV.従業員が持続可能性について関与し、意識し、スキルアップするための「ゴー・グリーン(環境配慮)」プログラムを、2025年末までに当社の全オフィスおよび拠点に水平展開します。
V.創造力を発揮して気候問題に立ち向かうために、イノベーションや社内外の協力を大いに結集できる職場環境をつくります。

ロイヤルカナン(R)が完全に除去または削減できない残留排出量については、高品質な、除去ベースの認証済みカーボンクレジットに投資します。除去ベースクレジットの利用は、「SBTi(科学的根拠に基づく目標)ネットゼロ目標」文書に沿って行われます。

ロイヤルカナンのグローバルサステナビリティディレクターであるファブリス マチューは、次のように述べています。「カーボンニュートラルは将来世代のために必要であり、この取り組みに貢献することは私たちの責任であると考えています。この道のりが容易ではないことは分かっていますが、私たちは世界中のバリューチェーンパートナーと共にフットプリントを削減する行動を起こし、必要な投資を行うことを約束します」。

ロイヤルカナン(R)の発表は、地球やグローバルコミュニティの健全性への影響を軽減するためにマースが策定したプログラム「Sustainability in a Generation」を基礎としています。マースは今週、2050年までにバリューチェーン全体で温室効果ガス純排出量ゼロを達成するという加速的な約束を発表しました。対象となる排出量には、農業やサプライヤーが排出するスコープ3排出量から、ロイヤルカナン(R)等の同社の象徴的な一般家庭向けブランドを利用する消費者からの排出量までが含まれます。これによりマースは、2025年までにバリューチェーン全体で排出量を27%削減するという短期目標を維持しつつ、2050年までに67%削減するというこれまでの約束を前倒しすることになります。
詳細については、https://www.royalcanin.com/uk/about-us/sustainability をご覧ください。


ロイヤルカナンについて
ロイヤルカナン社は、50年以上にわたり、犬と猫に真の健康を提供することに尽力しています。1968年、フランス人獣医師ジャン カタリーにより創設されて以来、獣医師、ブリーダーなど世界中のペットの専門家との連携を通して栄養学と知識の限界を押し広げることにより、A BETTER WORLD FOR PETS™(ペットのためのより良い世界)の実現を目指しています。常に犬と猫の栄養ニーズをイノベーションプロセスの中心に置いて、犬や猫の品種、年齢、身体のサイズ、ライフスタイル、感受性、活動レベルを科学と観察を通じて研究し、それぞれの犬や猫に最適な栄養バランスのフードを開発しています。
ロイヤルカナンは、責任ある原材料調達、CO2排出量および廃棄物の削減、持続可能なパッケージ資材の使用という観点から、サステナビリティへの取り組みを推し進めています。世界100カ所以上の市場で事業展開しているロイヤルカナンの従業員は約8,000名。そのうち、約500名が獣医師と栄養学の専門家です。また、世界中に16カ所の工場、1カ所の研究開発センター、2カ所のイノベーションセンター、4カ所の研究所を運営しています。ロイヤルカナンの栄養学に基づいたフード製品は、世界中の動物病院、ペット専門店または公式通販サイトを通して販売されています。日本をはじめ、ヨーロッパ地域以外では、ロイヤルカナン社はユーカヌバ製品を展開しています。ユーカヌバは愛犬の健康とアクティブな毎日をサポートするフードブランドです。
ロイヤルカナンについて詳細をお知りになりたい方は、https://www.royalcanin.com/us をご覧ください。

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