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【2019夏の旅行調査】GW10連休の反動で旅行控え発生!?インスタ映えも求める海外旅行派は前年比増 ネットユーザー行動分析トレンドreport

PR TIMES / 2019年7月22日 11時40分

◆旅行業界のWebサイトではGW10連休の反動か上位は軒並み前年割れとなるも、LINEトラベルjpは前年比25%アップと好調。
◆宿泊予約は約73%がインターネットで予約。海外旅行や女性20代は店頭予約も比較的高い傾向。
◆海外旅行派はGoogleユーザーが多く、SNS好きの特徴あり。



インターネット行動ログ分析によるマーケティング調査・コンサルティングサービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸、以下「ヴァリューズ」)は、一般ネットユーザーの行動ログとデモグラフィック(属性)情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用して、今夏に旅行予定がある消費者のネット行動を分析しました。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/7396/table/76_1.jpg ]



●結果サマリー●

◆旅行業界のサイト訪問者数ランキング(2019年6月度)
GW10連休の反動か上位は軒並み前年割れとなるも、LINEトラベルjpは前年比25%アップと好調

ヴァリューズが独自に定義する「旅行・交通」関連のサイトにおいて、2019年6月度のサイト訪問者数ランキングを集計したところ【図1】、1位「じゃらんnet」、2位「楽天トラベル」、3位「トリップアドバイザー」、4位「全日本空輸(ANA)」、5位「日本航空(JAL)」となりました。

じゃらんnetと楽天トラベル、ANAとJALの順位はそれぞれ昨年と入れ替わりましたが、トップ5の顔ぶれは昨年と変わっていません。ただし、6位の「東日本旅客鉄道(JR東日本)」まで、上位サイトは軒並み前年同月比がマイナスとなっており、平成から令和への大型連休となったゴールデンウイークの反動とも考えられます。

一方、9位の「LINEトラベルjp」は前年比25%増と躍進。2018年9月にLINEトラベルとTravel.jpが統合して誕生した「LINEトラベルjp」は、航空券、ツアーと取り扱い対象を順次拡大し、250社以上の旅行会社・航空会社から検索、最安値比較ができるサイトです(2019年7月15日現在、LINEトラベルjp掲載内容より)。LINEの公式アカウントでもあり、購入者にはLINEポイントをプレゼントするキャンペーンなども実施。国内で圧倒的な数を誇るLINEユーザーを、巧みに集客していると考えられます。

[画像1: https://prtimes.jp/i/7396/76/resize/d7396-76-211969-0.png ]



◆観光スポット、お店、グルメ情報などを詳しく紹介するメディアが急上昇

同じく「旅行・交通」カテゴリのサイトにおいて、サイト訪問者数の対前年比の伸び率でランキングしたところ【図2】、旅先のお店やグルメ情報のメディア「TRAVEL STAR」(前年比:+577.1%)、お出かけ情報メディア「aumo」など、具体的な観光スポットやお土産情報を詳しく紹介するメディアが月間訪問者数100万人を超えており、多くのユーザーを集め、急伸していました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/7396/76/resize/d7396-76-439015-1.png ]



◆今夏の旅行予定は、国内派:約30%、海外派:約10% 前年と比べると海外派が+2.5ポイント増

次に、アンケートで、今年の夏に旅行予定があるかどうかをたずねたところ【図3】、「国内旅行派」は30.3%、「海外旅行派」は10.0%、「行先は決めていないが旅行を検討中」が7.1%となり、合わせると47.4%が、この夏の旅行を予定していることが分かりました。海外旅行派が前年よりも2.5ポイント増加しています。
今年は8月に「山の日」を含む3連休があり、8月13日~16日にお盆休みを入れることで9連休とすることも可能な日並びであることも影響していると考えられます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/7396/76/resize/d7396-76-267217-2.png ]



◆宿泊予約は約73%がインターネットで予約。海外旅行や女性20代は店頭予約も比較的高い傾向。

予約の手段はどのようになっているのでしょうか。アンケートで宿泊予約、交通手段の予約それぞれの予約方法をたずねると【図4】、宿泊ではインターネットによる予約が72.9%を占めました。交通手段の予約でもインターネットは5割を超えています。(なお、交通手段は車を利用したり、予約をせずに当日電車で移動する人もいるため、「予約していない」割合も高くなっています。)

[画像4: https://prtimes.jp/i/7396/76/resize/d7396-76-324062-3.png ]


さらに、宿泊予約チャネルを性年代別【図5】や国内・海外旅行別【図6】に見てみました。性年代別では、女性20代でインターネット予約の割合が他世代に比べて低く、店頭での予約が25%と高くなっていました。また、国内旅行よりも海外旅行の方が店頭予約の割合が高くなっています。ネットを使いこなす若い世代でも店頭予約の割合が高いのは意外とも思えますが、海外旅行は店頭での予約が安心感があるのかもしれません。また最近では、大手旅行代理店のH.I.S.が表参道や池袋パルコにカフェを併設した店舗をつくり【図7】、くつろぎながら旅行の本を読めるスペースを提供したり、旅に関するイベントを開催するなど若年層のニーズにも対応しています。

[画像5: https://prtimes.jp/i/7396/76/resize/d7396-76-988174-4.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/7396/76/resize/d7396-76-864775-5.png ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/7396/76/resize/d7396-76-213100-6.png ]


出典 https://www.his-j.com/branch/ikebukuroparco/


◆今夏に旅行を予約・検討している人が特徴的に閲覧しているサイトは?

●国内旅行派 ─「じゃらんnet」が1位。2位に「楽天トラベル」、3位に「Yahoo!路線情報」
●海外旅行派 ─ Googleユーザーが多く、SNS好き。3位は「エクスペディア」、4位に「JAL」

次に、今夏に旅行を予約・検討している人が特徴的に閲覧しているサイトを明らかにするため、アンケート回答者全体との比較により、国内旅行予定者、海外旅行予定者、それぞれのサイトランキングを作成しました。(サイトへの接触率の差が大きい順に集計しています)

国内旅行予定者(手配済+検討中)がよく閲覧するサイトの1位は「じゃらんnet」、2位に「楽天トラベル」が続きました【図8】。上位には「トリップアドバイザー」「一休.com」「Yahoo!トラベル」「Booking.com」「るるぶトラベル」など宿泊予約サイトが並んでいます。また、「Yahoo!路線情報」や「地図・ルート検索 ナビタイム」など交通手段を検索するサイトもよく閲覧されています。

[画像8: https://prtimes.jp/i/7396/76/resize/d7396-76-400825-7.png ]


一方、海外旅行予定者(手配済+検討中)がよく閲覧するサイトをみてみると【図9】、1位「Gmail」、2位「Googleアカウント」のほか、「Google Calendar」や「Google翻訳」もランクインしており、Googleユーザーが多いことがわかります。

旅行関連では、3位「エクスペディア」、4位「日本航空(JAL)」、11位「旅のクチコミ フォートラベル」、12位「全日本空輸(ANA)」などがあがりました。また、「Instagram」や「Facebook」も上位に入っており、海外旅行派はSNS好きな傾向もうかがえます。

[画像9: https://prtimes.jp/i/7396/76/resize/d7396-76-239396-8.png ]



◆海外旅行派はテレビよりもSNS、知人からのクチコミから新しい情報を入手

最後に、アンケートで新しい情報入手先をたずねたところ【図10】、回答者全体や旅行非検討者と比べて、旅行検討者は「インターネットの情報サイト」や「SNS(LINE、Twitter、Facebookなど)」を活用していることがわかりました。特に海外旅行派は情報入手先として「テレビのCM」や「テレビ番組」は低い一方で、「SNS」や「インターネットの広告」、「家族や友人・知人からのクチコミ」の割合が比較的高くなっていました。

[画像10: https://prtimes.jp/i/7396/76/resize/d7396-76-197696-9.png ]



【まとめ】
今回の調査結果から、アクティブな旅行検討者へリーチし予約に至らせるには、デジタルマーケティングの重要性がより高まっていることがわかりました。また、店頭やクチコミなどリアルな場での認知、動機づけも効果が期待されます。


■株式会社ヴァリューズについて
株式会社ヴァリューズは、マーケティングノウハウとIT先端技術を活用して、新たな市場価値の創造をサポートする、事業成長支援企業です。30万人規模の一般インターネットユーザーの行動ログとデモグラフィック(属性)情報を活用した次世代マーケティング手法「VALUES eMark+」(ヴァリューズ イーマークプラス)サービス提供のほか、経営課題のコンサルティングから、課題解決、販売促進の支援まで、独自のノウハウとソリューションで多くの企業を支援しています。


【会社概要】
■株式会社ヴァリューズ
所在地 : 東京都港区赤坂2-19-4 FORUM赤坂5F
代表者 : 代表取締役社長 辻本 秀幸
事業内容: 経営に関するコンサルティング及び成長支援事業
      インターネット行動ログ分析事業 (ビッグデータ解析事業)
      IT先端技術を駆使した”売れる仕組み”構築事業
設立  : 2009年9月30日
資本金 : 1億円
URL  : https://www.valuesccg.com/

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