新築注文住宅事業における国産木材の利用促進 壁枠組に国産材を全棟標準採用
PR TIMES / 2018年10月16日 23時40分
三菱地所ホーム株式会社(本社:東京都港区赤坂 社長 加藤博文)は、2018年11月以降の受注物件からツーバイフォー工法(枠組壁工法)による新築注文戸建住宅において、壁枠組の縦枠及び上下枠に使用する材料に国産木材を標準採用いたします。
これまで三菱地所ホームは、国内森林資源の適正利用と国内林業の持続的かつ健全な発展を図るため、国産針葉樹を使用した構造用合板や国産ヒノキ土台を標準採用するなど、トレーサビリティの明確な国産材の採用を積極的に行ってまいりました。
その後、2015年以降「枠組壁工法構造用製材」における国産製材・たて継ぎ材のJAS規格改正、構造計算指針等の改定等整備がなされたことにより、輸入木材以外でも設計がしやすい環境が整ってきました。また、国産製材・たて継ぎ材は目視による強度区分を行っているJAS規格品ですが、さらに1本1本の強度を工場で測定している品質管理を十分行った材料を使用しています。この度、これらの材料を安定的に調達できるルートを構築できたことから、壁枠組へ国産材の全棟標準採用を開始いたします。
その結果、当社の提供する新築注文戸建住宅1棟当たりの国産材採用比率は、ツーバイフォー工法による住宅メーカーとしてはトップレベルの82%※を達成することになります。
日本の森林資源の蓄積が年々増加しているにもかかわらず、日本の木材自給率は約35%と依然として国産の木材があまり使われていない状況です。手入れの行き届いた健全な森林が担う多くの役割を将来にわたって発揮させるために、「植える→育てる→使う→植える」という森林の循環を促進する必要があります。
三菱地所ホームは今後も国産木材を使用した家づくりを通して、「低炭素社会」「循環型社会」「自然調和型社会」の形成に寄与するとともに、「合法木材、国産木材を積極的に活用した住宅仕様の採用」を促進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※当社商品ONE ORDERによる試算値
●対象商品 新築戸建の注文住宅
自由設計商品「ONE ORDER(ワンオータ゛ー)」、「ORDER GRAN(オータ゛ーク゛ラン)」
企画設計商品「WIZE-H(ワイス゛エイチ)」、「WIZE-U(ワイス゛ユー)」
●採用開始時期 2018年11月1日以降の新規受注物件よ
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