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Adjust最新データ:すべてのアプリカテゴリーでアドフラウドが増加 不正業者によるオーガニックインストールの偽装は全体の3分の2

PR TIMES / 2020年11月19日 14時15分

2019年8月~2020年8月の間にゲームアプリでの不正が172.95%増加 APACでは同時期に214.86%増加



[画像1: https://prtimes.jp/i/11908/77/resize/d11908-77-970382-0.png ]

グローバルに展開するB2B SaaS企業であるadjust(アジャスト)株式会社(本社:独・ベルリン、代表取締役社長 兼 共同創業者:クリスチャン・ヘンシェル、日本ゼネラルマネージャー:佐々直紀、https://www.adjust.com/ja/)が発表した最新データによると、モバイルアドフラウドが増加傾向にあり、不正を効果的に阻止しない場合、ビジネスの意思決定に使われる重要なマーケティングデータが歪められてしまう恐れがあることが分かりました。

本調査の結果によると、不正業者はペイドインストール(有料広告によるインストール)を偽装するだけでなく、盗み取ったペイドインストールを隠すためにオーガニックトラフィック(どのマーケティング活動にもアトリビュートできない自然流入のインストール)を偽装していることが分かりました。Adjustが拒否した不正なインストール2億件のうち、オーガニックインストールが全体の3分の2を占め、ペイドインストールは3分の1でした。不正なインストールは収益自体には損失を与えませんが、広告費用に多大な損失を招きます。また、偽のオーガニックインストールは、データの整合性やマーケティング活動から得られるはずのインサイトに影響を与える可能性があります。


[画像2: https://prtimes.jp/i/11908/77/resize/d11908-77-564713-1.png ]

特にゲームカテゴリーに目を向けると、Adjustのデータから2019年8月~2020年8月の間に不正率が世界的に172.95%増加したことがわかります。APAC(アジア太平洋地域)では214.86%、米国では310.29%、EMEA(ヨーロッパ、中東およびアフリカ)では181.20%増加しました。

Adjust 不正防止ディレクター アンドレアス・ナウマン
信頼できるデータはマーケターにとって非常に重要です。キャンペーンのパフォーマンスが明確に把握できなければ、データに裏付けられた戦略的な意思決定をするのは不可能です。結局のところ、不正は現在も、そして今後も業界の課題として残ります。しかし、適切なツールを用いることで不正業者の一歩先を行くことができ、透明性の確保を最優先できます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/11908/77/resize/d11908-77-190206-3.png ]

アドフラウドは世界的な問題であり、不正業者はあらゆる市場で不正を働いています。Adjustの本調査のデータによると、最も多かった手口はフェイクユーザーやボットであることが分かりました。このタイプの不正は日本で発生するアドフラウドの60.7%を占めており、中国では65.6%、米国では68.7%、EMEAでは47%となっています。

[画像4: https://prtimes.jp/i/11908/77/resize/d11908-77-878153-2.png ]

一方、LATAM(中南米およびメキシコ)や東南アジアではSDKスプーフィング(https://www.adjust.com/ja/glossary/sdk-spoofing/)が最も多く、それぞれ51.16%と39.11%を占めています。このタイプの不正を防止するには、無料のSDKシグネチャーのようなソリューションをアプリに実装することが重要です。SDKシグネチャー(https://www.adjust.com/ja/product-updates/released-sdk-signature-for-the-ultimate-security/)を利用すると、不正業者がこのSDKスプーフィングを行うことがより困難となり、この手口でアプリの広告予算を盗み取られる可能性が低くなります。一方で、SDKシグネチャーで不正防止をしていない企業は不正業者に狙われるリスクが高くなります。アプリカテゴリーにおいては、Adjustのデータによると、SDKスプーフィングはフード&ドリンクアプリとビジネスアプリで最も多発している不正の手口であり、それぞれ59.7%と34.9%を占めています。


Adjust 日本ゼネラルマネージャー 佐々 直紀
アドフラウドは日々進化しておりトレンドも常に変化しています。日本では昨年の同じ時期に、クリックインジェクションが一番多く49%を占め、フェイクユーザー/ボットは 8% と一番少なかったのです。それが、この一年でガラッと変わり、今年はフェイクユーザー/ボットが60.72%と一番多く、クリックインジェクションが2.73%と一番少なくなりました。Adjustでは不正の進化に対応すべく、アドフラウド防止機能やUnbotifyの改良を日々行っています。不正業者や犯罪組織への資金流入を防ぐために、またマーケティング活動に必須なノイズのない計測・分析環境を手にするためにも、Adjustのツールを活用して、安心してビジネスを推進していただきたいと思います。

調査方法
本調査は、2020年1月~8月にAdjustアドフラウド防止機能で検出されたデータを基にしています。分析対象は、日本、米国、LATAM、EMEA、中国、韓国および東南アジアなどの世界各国における143億件以上のインストールです。


adjust株式会社 会社概要
Adjustは、グローバルに展開するB2B SaaS企業です。モバイルエコノミーの中心で創設され、テクノロジーへの情熱により大きな成長を遂げたAdjustは、全世界で16のオフィスを構えています。
Adjustのプラットフォームは、モバイル計測、不正防止、サイバーセキュリティ、そしてマーケティングオートメーションソリューションを提供しています。
マーケティング活動をよりシンプルでスマート、さらに安全なものにすることで、データ主導のマーケターが世界で最も成功した事業を推進できるよう支援します。AdjustはFacebook、Twitter、Google、LINE、Snap、Tencentの正式マーケティングパートナーになっており、国内外の主要広告ネットワークパートナーとも連携済みです。ヤフー、楽天、リクルート、LINE、グリー、ディー・エヌ・エー、メルカリなど国内600社以上のトップパブリッシャーを始め、Procter & Gamble、Tencent Gamesといったグローバルブランドを含む40,000以上のアプリが、Adjustのソリューションを実装してそのパフォーマンス向上を図っています。2019年6月には、ヨーロッパで過去最大となる資金調達ラウンドの1つを獲得し、2億2,700万ドルを調達しました。
Adjustは、日本においてアプリ計測プラットフォームとして最大のシェアを占めており、東京オフィスは 2014 年 11 月に最高売上責任者(CRO) のショーン・ボナムにより設立され、ゼネラルマネージャーの佐々 直紀を筆頭に、30名以上の営業・カスタマー サポート・マーケティング担当者が日本市場で徹底したサポートを提供しています。

公式ホームページ: https://www.adjust.com/ja
公式 Facebook: https://www.facebook.com/adjustJapan/

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