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フィリップス、新たに構造的心疾患向けソリューションを展開

PR TIMES / 2020年2月10日 11時45分



株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は「2030年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めております。

このたびフィリップスは、弁膜症などに代表される構造的心疾患(以下SHD、structural heart disease)向けに新たにソリューションを展開します。SHDは弁膜症の他、心房中隔欠損症(ASD)などの先天性心疾患、心原性の脳卒中の予防のための左心耳閉鎖術(LAA Closure)などへ向けたさまざまな治療があります。新しいデバイスの登場や治療技術の向上により世界的に治療件数が伸びており、世界の傾向からも日本での今後の疾患治療の増加が予測されます。これまでのSHDのカテーテルによるインターベンションには、カテーテル専門医とエコー専門医がチームで治療を行いますが専門性の違いからアンギオ(血管撮影)画像とエコー画像の双方の同一理解が困難との一般的な課題がありました。それらの解決策として、アンギオ画像とエコー画像のリアルタイムフュージョン機能であるEchoNavigator R3.0、および連動する超音波診断装置EPIQ CVxiの販売を開始いたします。

[画像1: https://prtimes.jp/i/19698/77/resize/d19698-77-897953-0.png ]


アンギオ画像とエコー画像のリアルタイムフュージョンを実現するEchoNavigator R3.0
アンギオとエコーとのフュージョンでは、従来からのスマートフュージョン技術により、2Dエコー画像やカラードプラ、さらには3Dエコー画像との重畳表示、またSHD手技をナビゲートするための任意の組織へのマーカー機能がありました。

今回、新たにバーチャルモデルによるAnatomical Intelligenceモード(解剖学的知能モード)を搭載。自動でセグメンテーションすることで、心室や、心房全体および僧帽弁や左心耳などのアンギオ画像では確認することができない動的組織モデルとアンギオ断面とのフュージョンも容易になり、デバイスが目的の留置位置に存在するか、カテーテルの先端による心臓壁穿孔のリスクがないかなど、リアルタイムにアンギオ画像とエコー画像が一体となり画期的な機能が追加され、さらに直感的に視覚化することが可能となりました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/19698/77/resize/d19698-77-792740-1.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/19698/77/resize/d19698-77-806764-2.png ]


EchoNavigator R3.0と連動可能なインターベンション向け超音波診断装置EPIQ CVxi
EchoNavigator R3.0のリリースに合わせ、このたび超音波診断装置EPIQ CVxiの取り扱いを開始しました。フィリップスでは循環器に特化した超音波診断装置としてEPIQ CVxを2018年から上市していますが、EPIQ CVxiはインターベンション領域にフォーカスしておりEchoNavigatorとの柔軟なワークフローの実現により、カテーテル専門医とエコー専門医のコミュニケーションをより強化することが期待されます。

EPIQ CVxiに新たに追加された機能として、超音波診断装置上にてEchoNavigatorソフトウェアを起動、操作することが可能となっています。従来EchoNavigatorの操作は別端末で行う必要があり、EchoNavigatorを操作するための専任者が必要でした。しかしEPIQ CVxiではエコーを熟知したドクターがエコー検査の延長でEchoNavigatorを操作できるため、診断精度や治療効率が上がることが期待されます。また、スペースに制限のあるハイブリッドORなどにおいてカテーテル画像を超音波診断装置上で確認できることも有益と考えられます。

[画像4: https://prtimes.jp/i/19698/77/resize/d19698-77-993802-3.png ]


EPIQ CVxiににおける卓越した3D技術
EPIQ CVxiはEPIQ CVxにおける3D技術を踏襲しています。その中でもTrueVueは超音波診断装置の処理能力が向上したことにより実現した、3Dレンダリングにおける新技術です。異なる光の波長ごとにその挙動をモデル化し、より“リアリスティック”な画像をご提供します。さらに3Dボリュームデータをタッチスクリーンでタブレット式に操作できるTouchVueも搭載されており、インターベンション治療の現場で迅速な操作が求められる場合にも、必要なビューを直観的に描出できるワークフローとなっております。

[画像5: https://prtimes.jp/i/19698/77/resize/d19698-77-484118-4.png ]

EPIQ CVxiはEPIQ CVxの高い機能はそのままに、EchoNavigatorとのシームレスなインターフェースが加わることでSHD治療で超音波診断装置に求められるあらゆるシーンを高いレベルでサポートします。

フィリップスについて
フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2019年4月1日よりフィリップス・レスピロニクス合同会社と統合し、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいるヘルステックカンパニーです。今後、病院で使用されるフィリップスの先進医療機器やパーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がることで、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供していきます。医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指します。(https://www.philips.co.jp

ロイヤル フィリップスについて
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケアプロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2018年の売上高は181億ユーロ、オランダを拠点に全世界に80,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/

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