ネクイノが緊急災害支援のプロフェッショナル団体シビックフォースと連携協定
PR TIMES / 2021年12月1日 14時15分
~ 災害時における婦人科領域のオンライン健康相談サービスを提供。学校向けの支援も~
株式会社ネクイノ(大阪市北区、代表:石井健一)は緊急災害支援のプロフェッショナル公益社団法人Civic Force(以下、「シビックフォース」)と連携協定を締結いたしました。
今回の連携協定により、災害時における婦人科領域の相談窓口の設置や、生理用品の提供と連動した支援活動、学校向けのオンライン保健室などを全国各地で実施することが可能になります。周囲に相談しづらい生理や性に関する悩み、心身の不調に関する相談に寄り添うことで環境改善に努め、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスアンドライツ(性と生殖に関する健康と権利、以下SRHR)の社会実装を目指します。
[画像: https://prtimes.jp/i/21661/78/resize/d21661-78-4ecfd876543842de75df-0.png ]
■提携の概要
災害時の避難生活において女性が抱える生理や性に関するデリケートな悩みや疑問に対し、「スマルナ(※1)」の助産師や薬剤師がチャット形式でお応えします。避難所のトイレ内のチラシや、災害時に配布される衛生キット内のカードから無料相談窓口にアクセスできるサービスを提供する想定で、困ったときに気軽に相談することができます。
さらに、学校向けにオンライン相談と生理用品の提供を組み合わせて提供する“オンライン保健室”の取り組みなど、自分の身体について知ってもらい、正しい知識を得るきっかけを作り、SRHRの実現に向けた一助となれるようサポートしてまいります。
■提携の背景
災害や避難所などでの生活による環境の変化は、慢性的なストレスを生み、体調の変化や婦人科疾患発生に大きな影響を及ぼす可能性があると考えられます。しかし、被災地において生理や性に関する悩みはなかなか相談しづらい状況にあるのが現状です。
そこで、緊急災害支援のプロフェッショナルとであるシビックフォースの多種多様なソリューションと、婦人科領域に特化した相談サービス「スマルナ」を提供するネクイノのアセットを掛け合わせることで、災害時に避難所などでお困りの方向けに、適切なタイミングで医療にアクセスできる環境を構築できると考えました。
ネクイノは、これまで複数の自治体と災害時の連携協定を締結してきましたが、今回の連携によって全国で広く支援できるようになります。
■提携期間
提携期間:2021年11月12日~2022年11月11日まで
(以後、特に申出がなければ1年ずつ延長)
公益社団法人Civic Force 代表理事 根木佳織氏のコメント
Civic Forceは緊急即応チームとして、国内の災害発生時に、行政や企業と連携し、捜索救助活動、避難所支援、支援物資の提供、地域のパートナー団体と連携した復興支援事業を10年以上にわたり続けています。災害という非日常の環境下で、身体や心のバランスを崩したり、必要な物資の不足や避難所での女性への配慮不足などの問題に直面したりする人たちに十分な支援ができていませんでした。今年、Civic Forceでは、災害備蓄物資の平時からの活用の一環で、佐賀県内の学校や大学への生理用品の提供を始めました。ネクイノ様との連携協定を通じて、災害時の避難所で生理用品の提供とあわせて情報の発信と困りごとの窓口開設を行うことになりました。専門家と共同で支援を提供できることは大変心強く感じています。ひとりでも多くの方が困難を抱えることのない環境を目指していきたいと思っています。
代表取締役 石井健一のコメント
ネクイノが運営する、婦人科領域に特化したオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」では、連携する助産師・薬剤師が対応するオンライン相談窓口にて、一日500件程度の避妊や生理など性に関する相談を受け付けております。こうした知見を生かし、災害時の不便を強いられる生活の中で、周囲に相談しづらい悩みに寄り添い、適切なタイミングで正しい医療情報にアクセスできるよう取り組んでまいりたいと思います。SDGsにおいても重要な達成目標として明示されているSRHRの実現に向け、それぞれが自分らしい人生を歩むために健康でいられる未来を創っていきたいと思っています。
■公益社団法人Civic Force
Civic Forceは、日本で起きる大規模災害に対応し、企業、NPO、行政などの連携によって迅速で効果的な支援を実現するため、2009年に設立。発災直後から復旧・復興まで、個々の強みを最大限に生かすことで、被災地のニーズに即した支援を実現。被災地と被災地をつなぎ、被災の経験や教訓を共有することで、災害に強い地域づくりをサポートしている。
公益社団法人Civic Force
代表理事:根木 佳織
所在地:東京都渋谷区富ヶ谷2-41-12 富ヶ谷小川ビル2階
設立日:2009年1月29日
URL:https://www.civic-force.org/about/index.html
(※1)「スマルナ」とは
https://smaluna.com/
2018年6月にリリースされた、オンライン診察でピルを処方するアプリ。生理や避妊で悩む方と医師をオンライン上で直接つなぎ、ピルをお届けするほか、助産師や薬剤師が相談を受け付ける、スマルナ医療相談室を運営。メディカルコミュニケーション数(※2)は100万件を突破。これまでにAppStoreヘルスケア/フィットネス無料Appデイリーランキング1位を獲得するなど、10代~30代の方々を中心にご利用いただいている。スマルナアプリのダウンロード数は累計62万件。(2021年10月時点)
■株式会社ネクイノ 概要
医師や薬剤師、弁護士など、医療及び関連法規分野に知見を持つ人材が集まり、2016年6月に創業。ICTを活用したオンライン診察をはじめ、健康管理支援、未病対策など、一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて選択活用できる医療環境を生み出している。「世界中の医療空間と体験をRe▷designする」メディカルコミュニケーションカンパニーを掲げ、テクノロジーと対話の力で世の中の視点を上げ、イノベーションの社会実装を推進。2018年6月、婦人科領域に特化したオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」をリリース。2020年にはマイナンバーカードと健康保険証をリンクさせるセキュアな個人認証システム「メディコネクト」の提供を開始。
会社名:株式会社ネクイノ(英表記:Next Innovation Inc.)
代表取締役:石井 健一
所在地:〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目13番22号 御堂筋フロンティア WeWork
URL:https://nextinnovation-inc.co.jp/
設立:2016年6月3日
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