ベーリンガーインゲルハイム、アニマルヘルス事業のプレゼンスを中国で強化 -動物用ワクチンの製造で共同事業契約を締結
PR TIMES / 2012年6月4日 9時22分
この資料は、ドイツのベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim GmbH)が5月30日に発表したプレスリリースを日本語に翻訳したものです。なお、日本の法規制などの観点から一部、削除、改変または追記している部分があります。この資料の内容および解釈についてはオリジナルが優先することをご了承ください。
2012年5月30日 ドイツ/インゲルハイム、中国/秦州市
研究開発を主導するベーリンガーインゲルハイムと中国江蘇省秦州市のチャイナ・メディカル・シティはこのほど、動物用ワクチンの製造工場設立について契約を締結したと発表しました。同契約の条項により、秦州市にある医薬産業特区のチャイナ・メディカル・シティ内に、この工場は建設されます。総投資額は5,550万ユーロ以上を予定しており、完成すれば、アジア最大級の動物用ワクチン製造工場となります。ベーリンガーインゲルハイムは2012年3月、上海張江にアジア動物薬研究開発センター(Asian Veterinary Research & Development Center)を開設しましたが、それに続く今回の契約もまた、アニマルヘルス事業を中国で拡大していくための布石となります。
財務・アニマルヘルス事業担当取締役のフベルトゥス・フォン・バウムバッハは次のように述べました。「研究開発センター開設や今回の契約締結は、中国に対する長期的なコミットメントを示すものです。ベーリンガーインゲルハイムは、アニマルヘルス事業のグローバルリーダーであり、特に豚用ワクチン分野で大きくリードしています。この共同事業契約を軸に、当社の動物用ワクチン事業における研究開発、製造、販売という総合的なバリューチェーンを中国で本格的に構築します」。
ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス担当上級副社長のゲオルク・ハイドガーケン(George Heidgerken)は、「秦州市のチャイナ・メディカル・シティは何よりも地理的に恵まれ、健全な投資環境が整っており、優秀な人材が集まっています。真にベーリンガーインゲルハイムの望む最適なビジネスパートナーと言えます」と、述べました。
秦州市 上級副市長のロン・ホー(Rong He)氏は、「世界有数の製薬企業であるベーリンガーインゲルハイムが動物用ワクチンの製造拠点を秦州市に設置するとの決定は、将来を見据えたものであり、戦略的な重要性を持つこととなるでしょう」と、コメントしました。この製造工場では、中国をはじめとするアジア市場向けの豚用ワクチンと家禽用ワクチンが製造される予定です。これにより200人以上の雇用機会が生み出されます。
ベーリンガーインゲルハイム チャイナのCEO デービッド・プレストン(David Preston)は次のように述べています。「ベーリンガーインゲルハイム チャイナにとって、アニマルヘルス事業は戦略的に重要な役割を担っています。このワクチン製造事業と動物薬研究開発センターは、中国のアニマルヘルス事業においてリーダー的役割を担っていくという目標を実現するための大きな推進力となるでしょう」。
ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムグループは、世界でトップ20の製薬企業のひとつです。ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界で145の関連会社と44,000人以上の社員が、事業を展開しています。1885年の設立以来、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、臨床的価値の高いヒト用医薬品および動物薬の研究開発、製造、販売に注力してきました。
2011年度は132億ユーロ(約1兆4,624億円)の売上を示しました。革新的な医薬品を世に送り出すべく、医療用医薬品事業の売上の23.5%相当額を研究開発に投資しました。
日本ではベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が持ち株会社として、その傘下にある完全子会社の日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(医療用医薬品)、エスエス製薬株式会社(一般用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(動物用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(医薬品製造)の4つの事業会社を統括しています。日本のグループ全体で約2,700人の社員が、革新的な医薬品の研究、開発、製造、販売に従事しています。
ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパンは、日本の動物用医薬品市場で、豚、牛、家禽といった畜産分野、及び、コンパニオンアニマルの健康分野に注力し、製品の開発、マーケティング、販売を展開しています。
詳細は下記をご参照ください。
www.boehringer-ingelheim.co.jp
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
再生医療研究のオーガンテックと韓国の医療機器メーカーOrgan Eco Tech 三次元人工皮膚製造のライセンス契約締結のお知らせ
PR TIMES / 2024年3月28日 14時15分
-
Veeva Vault EDCが試験開始1000件の節目を突破
共同通信PRワイヤー / 2024年3月25日 10時1分
-
統合失調症の全症状を治療対象としたファーストインクラス治療薬の共同開発に関する新規提携のお知らせ
PR TIMES / 2024年3月11日 16時45分
-
クローダファーマ、湘南アイパークにてイノベーティブコミュニケーションセンターの活動開始
PR TIMES / 2024年3月4日 15時15分
-
協和キリン、2億ドルを投じ米ノースカロライナ州に医薬品製造複合施設を新設(米国、日本)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年3月4日 0時15分
ランキング
-
1三井住友カードのクレカ投信積立で“大改悪” 5大ポイント経済圏の最新動向
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年3月29日 8時40分
-
2“見せつける”ようなデザインが避けられてる? 家電やファッションで進む「ロゴなし化」 大ヒットユニクロ「1500円バッグ」にも
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年3月29日 6時30分
-
3「3年以内の閉店」が多い飲食業態 「ラーメン」「カフェ」を抑えた1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年3月28日 17時15分
-
4なぜこんなことに?…10代から働き続けた66歳男性、年金機構から届いた「年金支給停止」の通知に仰天【FPの助言】<br />
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年3月28日 11時15分
-
5くら寿司「激シブ味噌汁」が生まれた納得のこだわり 出汁への熱意で、具がないのに異様な満足感に
東洋経済オンライン / 2024年3月29日 12時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください