新しい安全システムがADACイエローエンジェル賞を受賞 コーナリングの安全性を高めるボッシュのモーターサイクル用スタビリティコントロール

PR TIMES / 2014年1月22日 19時2分

数千の人命を守ることができる世界初の技術

・ドイツ自動車連盟(ADAC)のイエローエンジェル賞に輝いたボッシュのイノベーション
・MSCによりコーナーでも最適なブレーキングと加速が可能に
・ドライビングダイナミクスの限界内で最高の安全性を実現
・量産モデルとしてKTM 1190 AdventureとAdventure Rに初めて搭載



モーターサイクルがコーナーに入り、すでに車体が傾いた状態のときに突然障害物が現れた場合、経験豊富なライダーであっても、この状況に対処するのは容易ではありません。ブレーキをかけた場合、前輪もしくは後輪がグリップを失ってスライドし、モーターサイクルを制御しきれなくなる恐れがあるからです。
そして、これがドイツ国内のモーターサイクル死亡事故の半数がカーブで発生しているその一因にもなっています。新しいボッシュのモーターサイクル用スタビリティコントロール(MSC)は、コーナーで急ブレーキをかける際にライダーを支援するシステムです。この支援システムを通じて、さまざまな危機的状況を回避でき、カーブでの死亡者数の著しい減少にも大きく寄与します。

ライダーが急に減速/加速を行った場合にも、より安全に運転できるよう、MSCはブレーキ圧または加速をモーターサイクルで許容できるレベルまで低減します。「MSCは、かなり厳しいコーナーでも安全性を高めることができます」と、ボッシュのシャシーシステム・コントロール事業部長のゲルハルト・シュタイガーは述べています。このシステムは、2013年末にKTMの1190 Adventureと1190 Adventure Rに初めて搭載されました。そして、ドイツの大手自動車連盟であるADACが安全性の著しい向上につながる性能を高く評価し、2014年1月16日、ボッシュのMSCに「イノベーションと環境」部門における2014年イエローエンジェル賞が授与されました。ボッシュのモーターサイクル用の安全技術がイエローエンジェル賞を獲得するのは今回で2回目になります。すでに2010年に新型のABS Generation 9がADACからイエローエンジェル賞を授与されています。

傾斜時に毎秒100回以上の測定を実施
モーターサイクル用スタビリティコントロールは、各種のセーフティ機能を組み合わせることで、直線路の走行だけでなく、コーナリング時の減速と加速を支援します。この制御システムは、物理法則の許す範囲で、モーターサイクルが大きく傾いている場合でも機能する初のシステムです。モーターサイクルの安全性の向上に取り組む日本のボッシュ・コンピテンスセンターのエキスパートたちは、この機能を実現するために、既存のパワフルなABSに加え、センサーボックスを新たに採用しました。このボックスは走行中にモーターサイクルの縦方向加速度、横方向加速度、垂直加速度を測定し、その情報を用いてモーターサイクルのヨーレートとロールレートを毎秒100回以上計算します。そのため、ライダーの操作がやや過剰、あるいはカーブが予想以上にきつい場合でも、ブレーキ圧、制動力の配分、エンジントルクを極めてスピーディに調整できるようになりました。こうして安全性が著しく向上したことで、MSCはボッシュのその他の主要な安全技術革新と同じ高い水準に達しています。「モーターサイクル用スタビリティコントロールは、モーターサイクルの世界のESCとも言うべき存在です」。シュタイガーは乗用車向けの横滑り防止システムを引き合いに出し、こう表現しています。

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