ヴイエムウェア、企業/通信事業者に高度な自動化、パフォーマンス、クラウドスケールを提供するVMware NSXの最新版を発表

PR TIMES / 2019年2月28日 15時40分

最新のVMware NSX-T Data Centerは、ネットワーク構築/運用担当者に一層、簡素化されたネットワークの運用、拡張、セキュリティ対策を、開発者にはNetwork Infrastructure as Codeを提供

ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、VMware NSX(R)の最新版を発表しました。この最新版を通じて、自動化、プログラマブル、本質的なセキュリティ機能を備えたソフトウェア定義(software-defined)によるネットワークの価値を“アプリケーション・ファースト”のユーザが享受できるよう拡張します。最新版となるVMware NSX-T Data Center 2.4およびNSX Cloudの活用により、アーキテクト、ネットワーク/セキュリティ運用者、開発者は、柔軟性と安全性に不安のあるハードウェアベースのネットワークにとらわれず、あらゆる場所からアプリケーションの接続と保護を実行できます。最新版のNSX Data Centerは、中小から大企業まで規模を問わず、企業の仮想クラウド ネットワーキングのニーズに対応するほか、通信サービス事業者が、VMware NSXの有するクラウドスケール(拡張性)とパフォーマンスを生かし、ネットワーク機能仮想化(NFV)を迅速に導入できるようにします。

今日、ITは著しい変化を遂げており、クラウドとコンテナの技術は現実のものとなり、また、アプリケーション、データセンタ、ユーザの存在感は、従来、特定の場所のみであったのに対し、すべての場所へと拡がりを見せています。Gartnerの調査によると、2020年までに企業の75%がマルチ クラウドまたはハイブリッド クラウドのモデル*1を導入、また、2025年までに企業データの75%が、レガシーの中央集中型のデータセンタやクラウド*2以外で生成、処理されると予測されています。最新のアプリケーションは、さまざまなクラウドやインフラ上に配備される多数のコンポーネントとサービスから構成されています。ウェブおよびアプリケーション レイヤーはパブリック クラウドのコンテナ上で実行される一方、顧客データはプライベート クラウドのリレーショナル データベースに格納され、さらにユーザの口座情報はメインフレーム システム上に置かれるといった状況もあります。

Virtual Cloud Networkは未来を見据えたネットワーク形態であり、ソフトウェア定義による単一のネットワーク アーキテクチャに基づいてあらゆるインフラを網羅し、ワンクリックによるデプロイですべての構成要素を結び付けます。VMware NSXはVirtual Cloud Networkの中核として、基盤となる物理インフラ、アプリケーションやデータの場所にかかわらず、広範かつ一貫性のある接続性とセキュリティ機能を提供します。NSXは、Fortune 100企業の82%、Fortune Global 500企業の70%で導入されているほか、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、IBM CloudそしてVMware Cloud(R) on AWSでのクラウド接続とセキュリティをサポートしています。このネットワーク仮想化プラットフォームは、VMware Cloud Foundation™、VMware Cloud on AWS、VMware Enterprise PKS、VMware vCloud(R) NFV™、Pivotal Application Serviceおよび今後提供されるAWS OutpostsとVMware Project Dimensionに組み込まれています。

ネットワーク仮想化は、開発者が求めるワンクリックでの自動化を実現する唯一の実用的な方法です。複雑なポリシー適用の処理をソフトウェア上で実行することにより、事前定義と自動デプロイが可能になり、従来、ネットワーク技術者が手動で行ってきた変更リクエストは不要になります。このNetwork Infrastructure as Codeの考え方は、人的負荷を低減して運用コストを即座に削減できるだけでなく、新規アプリケーションの開発期間の大幅な短縮にもつながります。また、ネットワーク仮想化は、設備投資の大幅な削減も可能にします。ネットワーク境界をソフトウェアで定義することにより、その後は、VMware NSXを通じて、その大規模な物理的なリソースプールの全体を用いてワークロードの最適化を行えます。結果、ハードウェアベースのネットワーク領域やVLANで「利用されていない」キャパシティが解放されます。ヴイエムウェアでは、設備投資の削減効果を測定するツールも開発しており、数千におよぶ顧客企業がネットワーク仮想化導入後、平均で設備投資を35%削減しています。

最新版のVMware NSX-T Data CenterおよびNSX Cloudは、以下の先進的な機能を提供します。

ネットワーク運用担当者のための運用の簡素化:
最新版となるVMware NSX-T Data Center 2.4は、ソフトウェア定義のネットワークの導入に際して、Day 0のインストールからDay 1のプロビジョニングまでの時間を数日から数分に短縮し、管理者が行うDay 2のネットワーク運用を大幅に簡素化します。NSX-TはHTML5上に構築された新しいユーザインターフェイス(UI)を搭載しているため、ネットワーク管理コンソールは他のソリューションに比べてシンプルです。このUIは、コンフィグレーション タスクの完了までに必要なクリック数やページ遷移数を削減するガイダンスを提供しています。また、NSX-Tには、インストール ワークフローを自動化するAnsibleモジュールなどのインストールの機能強化も含まれています。NSX-Tにより、1回のAPIコールまたは数クリックで新しいネットワークやサービスをプロビジョニングでき、アプリケーションを中心したソフトウェア定義のネットワークを一層、シンプルな手法で管理できます。

開発者とDevOpsチーム向けのNetwork Infrastructure as Code:
NSX-T Data Center 2.4は、人間にとって読み書きが容易なJSONフォーマットで記述したコンフィグレーションを使用してネットワークの自動化を簡素化する新しい宣言型APIモデルを備えています。これにより運用担当者はネットワーク コンフィグレーションを自動化して、アプリケーションに重点を置いた包括的アプローチに移行できます。また、ネットワーク コンフィグレーション時の人的ミスを誘発する手間のかかるコマンドリストを使用する必要も無くなります。VMware NSXは、アプリケーションの接続性とセキュリティの確保を簡単なユーザ定義で行えるポリシーを採用しています。さらに、これらのポリシーは複製して、簡単にプラットフォーム共通で適用できるため、運用が簡素化され、IT部門はより高度な業務に取り組めるようになります。

クラウド/ネットワーク設計者のためのクラウドスケールおよびキャリアグレードの機能強化:
NSX-Tは、DPDK(Data Plane Development Kit)ベースのハードウェア アクセラレーションのデータプレーンを使用したラインレートに近い高速化、クラスタ化された管理プレーンノードによる高い可用性、NSX-Tインスタンスあたり数万の固有ネットワークをサポートする拡張性を有し、高度なクラウド規模の拡張性、耐障害性およびパフォーマンスを実現します。また、IPv6のサポートにより、企業およびサービス事業者の両方にとって不可欠なクラウドスケールのネットワーク要件を満たします。NSX-Tはハイスケールなマルチテナント機能により、数十万を超えるルート、NSXドメインあたり1,000ホスト以上へと拡張できます。加えて、NSH(Network Service Header)ベースのサービスチェーニングの追加により、サービス事業者は運用コストと設備投資を大幅に抑えながら、新しいサービスを迅速に提供できます。IETF SFCフレームワークとNSHによるサービスチェーンの定義により、サービス事業者はより効率的、柔軟、かつプログラマブルなネットワークを利用できます。

セキュリティ担当者およびアーキテクトのための本質的なセキュリティ:
NSX-Tは、オンプレミス、クラウドを問わず、仮想マシン、コンテナ、ベアメタルサーバでアプリケーションを実行できるポリシーの設定を行えるため、アプリケーションへの攻撃対象領域を大幅に縮小でき、ビジネスリスクを低減します。NSX-T 2.4は、基本的なゾーン セグメンテーションやマイクロ セグメンテーションを超え、L7アプリケーション認識、IDベースのファイアウォール設定、サードパーティとの連携によるエージェントレスのエンドポイント保護、およびサービス挿入のサポートにより、アプリケーションのコンテキスト情報に沿った堅牢なセキュリティ対策を講じることができます。さらに、新しい管理ダッシュボードとUI、さらにSplunkとVMware vRealize(R) Log Insight™のサポートにより、より高度な分析と可視化を実現しています。

VMware, Inc. ネットワーク&セキュリティ部門 上級副社長兼ゼネラル マネージャー
トム・ギリス(Tom Gillis)コメント:
「アプリケーション開発者は、サーバにワンクリックで接続するだけで動作するネットワークを求めており、これはすでにパブリック クラウドで実現されています。VMware NSXとVirtual Cloud Networkの活用により、パブリック/プライベートを問わず、すべてのクラウドでこのような利用体験が実現します。VMware NSX-T Data Centerの最新版は、シンプルな自動化、ハードウェア アクセラレーション、世界最大規模のクラウドでのデプロイを可能にする機能性のいずれにおいても大きな進化を遂げています」

1) Gartner, Inc., “Market Insights: Making Lots of Money in the New World of Hybrid Cloud and Multicloud”, September 7, 2018
2) Smarter With Gartner, “What Edge Computing Means for Infrastructure and Operations Leaders”, October 3, 2018 https://www.gartner.com/smarterwithgartner/what-edge-computing-means-for-infrastructure-and-operations-leaders/

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアのソフトウェアは、世界中のデジタル インフラを支えています。ヴイエムウェアのコンピュート、クラウド、モビリティ、ネットワーク、セキュリティの各製品は、世界中で7万5,000社のパートナ エコシステムを通じて50万以上の顧客にダイナミックかつ効率性に優れたデジタル基盤を提供しています。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、ビジネスと社会に貢献するVMwareの革新的なイノベーションの歴史は今年20周年を迎えます。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

VMware、NSX、NSX-T、NSX-T Data Center、NSX Cloud、VMware Cloud、vCloud、vCloud NFVは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。このリリースには、ヴイエムウェア以外のウェブサイトへのハイパーリンクが含まれていますが、これはそのウェブサイトのコンテンツに責任を負うサードパーティにより作成、ならびに維持されています。

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