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東京医療保健大学・大学院 千葉看護学研究科(修士課程)を開設

PR TIMES / 2021年5月12日 18時15分

地域包括ケアシステムにおいて連携・協働できる専門職業人の育成を目指す



 学校法人 青葉学園が運営する東京医療保健大学(本部:東京都品川区、理事長:田村哲夫、学長:亀山周二、以下「本学」)は、「千葉看護学研究科」(以下「本研究科」)を2021年4月に開設しました。初年度となる本年は9名が入学しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/32781/87/resize/d32781-87-601686-0.jpg ]

 本学は、2005年に開学した一歩先の医療保健の創造を目指した医療系大学です。2018年には、地域医療機能推進機構(JCHO)との連携により千葉看護学部を船橋キャンパスに開設しました。この度、同キャンパスに「千葉看護学研究科」を設置し、地域包括ケアシステムにおいて人々をつなぎ、実践を牽引できる人材の育成を目指します。

■「千葉看護学研究科」開設の背景
 船橋キャンパスが立地する千葉県は、医療圏の特徴として大都市型と地方都市型の両者を有しています。超高齢社会を迎え、保健医療の課題は、今後より複雑・多様化することが予想され、「地域包括ケアシステム」を適切に構築・推進する必要性が高い地域です。
 このような状況の中、地域の実情に応じて人々が住み慣れた地域での生活を継続するための地域包括ケアシステムが有効に機能するよう、多職種との連携・協働により健康生活を支援し、他看護職を牽引できる高度な実践能力をもつ人材の育成が求められています。

■育成する人材像
 千葉看護学研究科で育成する人材像は、組織・チームでの実践を牽引・指導することのできる高度専門職業人として、看護の本質を「掴む」能力、一人ひとりに必要な保健医療福祉機関、人々等を「繋ぐ」能力、社会実装に向けて研究を実施し、成果を「示す」能力を有する人材です。

■カリキュラムの特徴
 多職種で担うケアの推進に必要な知識・スキルに呼応したカリキュラムとなっています。
 推進したい看護の機能に応じて、コミュニティ・ケア(地域におけるケアの推進)、生涯発達看護(臨床における課題の解決)、看護職キャリア支援(学生・看護職への教育機能の推進)、看護マネジメント(組織での看護管理実践)から複数の科目を選択履修することができます。
 また、授業は週末および連休期間等に開講、また、インターネットを使った遠隔授業・研究指導で働きながら修士号が取れる履修スケジュールと学修スタイルです。

■コアとなる科目
『看護機能推進特論/演習』…地域包括ケアの推進において求められる看護の本質を探究
『コミュニティ・ケア特論/演習』…コミュニティやその構成員・グループの健康課題に焦点をあてた探究
『生涯発達看護特論/演習』…人々を全生涯にわたる発達の観点から理解し看護につなげる方法を探究
『看護職キャリア支援特論/演習』…教育プログラム企画等のキャリア支援を理論的根拠にもとづき探究
『看護マネジメント特論/演習』…組織における効果的・創造的な協働をマネジメントする方法を探究

【取得できる資格】公益社団法人日本看護協会 認定看護管理者受験資格
(一定の条件が必要となります)

■研究科紹介
https://youtu.be/pyjIBixBVCs

■研究科長からのメッセージ
[画像2: https://prtimes.jp/i/32781/87/resize/d32781-87-784170-1.jpg ]

東京医療保健大学 副学長・千葉看護学部長
大学院 千葉看護学研究科長 宮本千津子

プロフィール
看護学修士、保健学博士/看護師、保健師
2006年:東京医療保健大学医療保健学部看護学科教授
2008年:同大学院医療保健学研究科教授
2018年4月より現職
厚生労働省医道審議会保健師助産師看護師分科会委員
日本看護系大学協議会理事
認定看護管理者研修講師、等

 少子超高齢社会における持続可能性をめざして、日本は地域包括ケアシステムを選択し、今まで以上に機能分化が促進されることとなりました。だからこそ私たち専門職には、多職種多機関で適切に連携し保健医療サービスの質を維持・向上させる努力が求められています。また未曾有の新型コロナウイルス感染拡大においても、危機対策のためのネットワーク構築が課題としてつきつけられました。これら社会変化に呼応し、多職種で担うケアにおいて看護に求められる機能を明確にし人々をつなぐとともに、実践を牽引できる人材の育成を行うべく千葉看護学研究科を開設しました。病院、訪問看護ステーション、老人保健施設、保健所、学校等で看護に携わり、人々のニーズに応える連携とは何か、どうしたらできるのかを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

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