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MTG Ventures、睡眠解析プラットホーム構築を目指すSleepTechベンチャー「ニューロスペース」へ出資

PR TIMES / 2019年4月8日 14時40分

「働き方改革関連法」施行など、高まる社会ニーズを捉え、睡眠ビジネスの可能性と新サービス開発の連携を視野に投資実行

株式会社MTG(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:松下剛、以下:MTG)は、BEAUTY&WELLNESSの事業分野拡大に向けて設立したコーポレートベンチャーキャピタル(以下、CVC)の株式会社MTG Ventures(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:藤田豪、以下:MTG Ventures)が、テクノロジーで人々の睡眠課題を解決するSleepTech(スリープテック)事業を展開する株式会社ニューロスペース(所在地:東京都墨田区、代表取締役:小林 孝徳、以下 ニューロスペース)へ投資を実行しましたので、その概要についてお知らせします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/29736/89/resize/d29736-89-623701-0.png ]

■出資の目的
ニューロスペースは、三大欲求の一つ「眠り」の質の改善向上を提案するSleepTechベンチャーです。2013年に設立され、企業向け睡眠改善プログラム(集合形式研修)を中心に事業を展開。ANAホールディングス株式会社や株式会社三菱ケミカルホールディングス、三菱地所株式会社などの大手企業含む、60社以上の企業、のべ1万人以上の従業員の睡眠改善に携わってきました。また、2017年、国立研究開発法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業に認定されたことをきっかけに、SleepTech事業を加速。圧倒的なノウハウをもとにした独自のアルゴリズムによる「睡眠を改善する技術」と、国内唯一となる、先端テクノロジーを活用した計測デバイスによる「睡眠を正確に知る技術」の両輪を強みとし、企業の健康経営と生産性最大化を支援し、同時に、企業とのアライアンスを通じた一般生活者向けのSleepTechサービス事業も推進していきます。
「睡眠」は、2019年4月1日に施行された「働き方改革関連法」などによる労働生産性への注目、また鬱病などの心の病気や、高血圧・糖尿病などの生活習慣病のリスクにも関連することもあり(※)、社会的なニーズが高まっています。
MTGは、ニューロスペースが目指す睡眠解析プラットホームの構築により、一個人が睡眠をコントロールし、健やかな未来を創ることができる日も遠くないと考えます。同社は、代表の小林氏が一人で創業し、睡眠一筋で研究を続けてきました。その実直な姿勢と今後のSleepTechの成長に可能性を見いだし、MTGグループが展開するWELLNESSブランドと連携することで、健やかに生きることができる社会の実現に貢献していきます。
※厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014」(平成26年3月)

■投資先企業概要
○法人名:株式会社ニューロスペース
○所在地:東京都墨田区横川1丁目16−3 横川倉庫 センターオブガレージ
○設立: 2013年12月
○代表 : 代表取締役社長 小林 孝徳
○事業内容:
睡眠センシング技術および簡易評価アルゴリズムの開発、睡眠ビジネスに関わる研究開発の技術的支援、睡眠改善プログラムによる企業の健康経営の支援、睡眠ソリューション開発支援およびアルゴリズムAPIのライセンス提供

≪ビジネスモデル≫
企業向け睡眠改善プログラム(B2B2E事業)
ニューロスペースは、2013年12月の創業以来、一貫して睡眠にフォーカスした研究開発・事業開発を行ってきました。企業の生産性向上を目的とした働き方改革・健康経営の取り組みにおいて、先駆的に「企業向け睡眠改善プログラム」を提供開始し、これまで60社、従業員数延べ1万人以上に睡眠改善のサポートを行ってきました。従来は、多様な業種や勤務体系で働く従業員の睡眠課題・勤務実態・生活習慣を把握し、集合形式ラーニングプログラムを通じて課題実態に即したソリューション提供を行ってきました。
従業員の睡眠課題は、仕事中の眠気を誘発し企業の業績や事業リスクに繋がる要因となり得ますが、睡眠課題の本質的な解決には、従業員の夜の睡眠改善と日中の眠気発生防止を同時に実現することが重要と考え、集合形式ラーニングプログラムの提供に留まらず、サイエンステクノロジーを活用した改善施策の開発に取り組んできました。今後は、これまでの多様な産業現場での睡眠改善を通じて蓄積した睡眠課題ビッグデータ・改善ノウハウや、IoT型睡眠計測デバイスで計測した個人の睡眠データを元に、従業員の日中の眠気発生時間帯やその程度を予測し、一人ひとりに睡眠改善アドバイスを行う助言アプリを提供します。これにより、ニューロスペースは従業員の睡眠課題を起因としたパフォーマンス低下を解消し、企業の働き方改革・健康経営推進に貢献します。また、本プログラムは健康経営先進企業であるロート製薬、フジクラなど複数社で採用が決定しています。

企業向け睡眠改善プログラム(睡眠計測デバイス+睡眠アプリ)

[画像2: https://prtimes.jp/i/29736/89/resize/d29736-89-909472-1.png ]


一般生活者向けSleepTechサービス(B2B2C事業)
ニューロスペースでは、企業向け睡眠改善プログラムの提供を通じて蓄積した睡眠改善のノウハウ、高精度で睡眠計測が可能なセンシングデバイス、および睡眠データをもとに個人差を鑑みた解析とソリューションを提供するアルゴリズムをもとに、SleepTechを活用しより良い睡眠を生活者が実現できるサービス開発のため、事業会社との事業共創(B2B2Cモデル)を推進しております。2018年9月にはANAホールディングス株式会社と「時差ボケ調整アプリ」の共同開発を開始し、2019年3月にはKDDI株式会社・フランスベッド株式会社と共同開発した睡眠×ホームIoTサービスおよびスマートマットレスを商用サービスインしてまいりました。


ビジネスモデルと睡眠解析プラットフォーム構想
ニューロスペースでは、企業向け睡眠改善プログラム(B2B2E事業)、および一般生活者向けSleepTechサービス(B2B2C事業)の提供を通じて、大規模に睡眠データを蓄積し、睡眠データに基づく個人差を鑑みた睡眠ソリューションの開発を進め、あらゆるシーンで人々のより良い睡眠をサポートする睡眠解析プラットフォームの開発を進めます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/29736/89/resize/d29736-89-527795-2.png ]



株式会社ニューロスペース 代表取締役社長 小林 孝徳氏より
ニューロスペースは私自身の睡眠障害の辛い経験が創業のきっかけですが、同じお悩みを持つ人々は世界に何十億人といます。私達は「睡眠は技術」であり誰でも上達できるものであることをコンセプトに、現場に密着し人々の多様な働き方・生活習慣に起因する睡眠のお悩みを分析し、具体的なソリューションの提供に6年間努めてきました。また、サイエンスベンチチャーとして、高精度な睡眠データの計測デバイス、解析アルゴリズムを基に、一人一人に適したパーソナライズドソリューションを提供する睡眠解析プラットフォームを開発してまいりました。信頼できるエビデンスと基礎科学に基づいたSleepTechを活用して、ニューロスペースは『人々が睡眠を選び、楽しめて、デザインできる社会』を創出していきます。MTG様ともお互いの強みを活かし協業をして、多くの生活者の方々が毎日必ず行う眠りに安心を持ち、更には自分の眠りにプライドが持てる、そんな新しい価値とサービスを一緒に創っていきたいと考えております。

■投資企業概要
○法人名: 株式会社MTG Ventures
○所在地:名古屋市中区錦2-8-24 オフィスオオモリ8階
○設立: 2018年10月1日
○資本金: 100百万円
○代表 : 代表取締役 藤田 豪
○事業内容:
投資業、投資事業有限責任組合の運用、教育事業、各種イベント企画及び運営

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