フォルクマル・デナーが 第14回シュトゥットガルト国際シンポジウムで講演 ボッシュでオートパイロットの実用化研究が進展

PR TIMES / 2014年3月29日 10時6分

・自動運転で道路交通の安全性と効率性を向上
・ドイツ国内の交通事故の90%はドライバーが原因
・2016年までにドライバー アシスタンス システムで10億ユーロの売上高達成を目指す
・高度な自動運転の時代の幕開けは2020年以降
・自動化とコネクティビティにより車両アーキテクチャを全面的に刷新



シュトゥットガルト - 今後数年間で自動車は大きく変わっていくと考えられています。ボッシュ取締役会会長のフォルクマル・デナーは3月18日、第14回シュトゥットガルト国際シンポジウム「自動車とエンジン技術」で講演し、こう述べました。「未来の自動車交通のキーワードは、電気駆動、自動運転、コネクティビティです。自動運転により、交通安全は大幅に向上し、事故件数は減少していくでしょう。また、交通の流れも改善され、燃費の向上にも寄与することになります」。今日のアシスタンス機能はすでに運転に関係する多くの機能を担っていますが、将来は一段と高性能化が進んだシステムがドライバーをより広範にサポートするようになり、完全自動運転が次第に現実のものとなっていく見込みです。

デナーは自動運転の利点を強調するとともに、今後解決しなくてはならない問題点を指摘しました。デナーは全世界で交通事故のために失われている人命の数に言及し、「120万人の命を救えるという見通しは私たちに大きな力を与えます」と述べました。ドイツ国内では、交通事故全体のほぼ90%について、ドライバーに原因があるとされています。危機的な状況で大きな力となる広範なサポートと、単調な運転状況下でドライバーの負担を軽減するシステムがあれば、交通安全を大幅に向上できるでしょう。また、自動運転はモビリティの経済性向上にもつながります。最新の交通情報を利用することで、交通の流れが改善し、あらゆる車両で燃費を向上させることも可能になるからです。そして、もう1つ忘れてならないことがあります。それは、「自動運転が高齢者のモビリティを助け、社会福祉の向上に貢献することにもなる」という点です(デナー)。

自動運転時代が徐々に到来
アダプティブ クルーズ コントロールにより前走車との車間距離と車速の自動制御が実現して10年以上になります。また、渋滞の中、車速60km/h以下のときに車両を車線内に保ちながら走行する渋滞アシスタントも市場に投入されます。こうしたドライバー アシスタンス システムの機能は徐々に高度化し、ラインナップも多彩になりつつあります。「遅くとも2020年には、高度な自動運転に必要な技術が成熟期を迎えることになるでしょう。それに続く10年の間に、完全な自動運転が実現すると私たちは予測しています」(デナー)。高度に自動化された車両では、ドライバーは発進後、しばらくの間は車両を自分の手でコントロールする必要がありますが、少なくとも高速道路と幹線道路では完全自動運転システムに車両を委ね、車中でゆったりと過ごすことができます。そして、ボッシュはパーキング時の操車を自動的に行うアシスタンスシステムの開発も進めており、近々実用化できる見通しです。ボッシュの現在の技術は、スマートフォンアプリを使い、車両を自動的に空きスペースに誘導するものですが、数年後には車両が自分で空き駐車スペースを探し出せるようになっていきます。

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