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イケア、2028年までに消費者向け包装でのプラスチックの使用を段階的に廃止

PR TIMES / 2021年11月24日 18時15分

再生可能な素材やリサイクル素材を使ったパッケージに順次切り替え

「より快適な毎日を、より多くの方々に」をビジョンとするスウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー イケアの日本法人イケア・ジャパン株式会社(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長 兼 Chief Sustainability Officer:ペトラ・ファーレ)は、地球にも人にもポジティブな影響を与えることを目指すイケアのサステナビリティ戦略「People & Planet Positive(ピープル・アンド・プラネット・ポジティブ)」のもと、環境と社会によい影響をもたらすために取り組んでおり、その一環として消費者向け包装でのプラスチックの使用を段階的に廃止します。まず2025年までに新商品の包装材に、2028年までに既存商品の包装材に適用します。これによりイケアは、プラスチックごみやプラスチックによる汚染を減らすとともに、再生可能な素材やリサイクル素材を使った容器包装の開発という業界全体の課題に取り組みます。



[画像: https://prtimes.jp/i/65734/92/resize/d65734-92-e139b05550865894eb8c-0.jpg ]

包装は、手ごろな価格、サステナビリティ、製品の安全な取り扱いを可能にする、イケアのビジネスモデルにとって重要な要素です。プラスチックごみやプラスチックによる汚染に対処するため、イケアはすでに包装材に使用するプラスチックの量を大幅に削減しています。現在、イケアが1年間に使用するプラスチックの量は、包装材全体の年間使用量の10%未満です。消費者向け包装からプラスチックを排除することで、イケアは再生可能な素材またはリサイクル素材のみを使用する取り組みを今後も継続します。

IKEA of Swedenのパッケージング&アイデンティフィケーションマネジャーのErik Olsenは、「消費者向け包装でプラスチックの使用を段階的に廃止することは、イケアの取り組みにおける次の大きなステップです。イケアは今後、包装材をよりサステナブルなものにし、プラスチックによる汚染を減らすための包括的な取り組みをサポートし、再生可能な素材やリサイクル素材を使用した包装を開発します。今後数年間で徐々に推進し、主に紙にシフトしていきます。紙はリサイクルや再生が可能であり、世界中で幅広くリサイクルされているからです。」と述べています。

イケアでは、年間約92万トンの包装材に10億ユーロ以上を費やしています。消費者向け包装からプラスチックを排除する取り組みは、新しい包装材の開発とともに、世界中の製品開発チームやイケアのサプライヤーとの緊密な連携が必要になります。プラスチック包装は、まだ一部のIKEA Food製品で使用されている場合があります。これは品質と食品の安全基準を保証するために必要ですが、2028年以降は、それが再生可能な素材やリサイクル素材になります。IKEA of Swedenのパッケージ開発リーダー Maja Kjellbergは、「創意工夫はイケアの伝統の1つであり、包装はその点で決して例外ではありません。消費者向け包装からプラスチックを排除することは、今後数年間においてやりがいのある仕事になるに違いありません。この取り組みにより、包装においてイノベーションを促進し、イケアのサプライチェーンを超えてより幅広い業界によい影響を与えられるようになることを望んでいます。」と語っています。

そのほかのプラスチック削減の主な取り組み


イケアでは、2020 年 1 月までに、イケアのホームファニッシング製品から使い捨てプラスチック製品を全面廃止しました。また2030年までに、製品に使用するプラスチックをすべて再生可能な素材かリサイクル素材にすることを目指しています。
イケアでは、2020年1月にレストランやビストロからも単一素材プラスチック製の消耗品の提供を廃止しました。
イケア・ジャパンでは、2020年に店舗にダンボールシュレッダーを導入し、店舗で使用したダンボールを配送の梱包材として再利用することで、プラスチック製の梱包材の使用を大幅に削減しました。


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