1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」開幕 ガラス彫刻作品《鳥葬(箱根、日本)》を新収蔵、森の遊歩道で公開中

PR TIMES / 2021年10月15日 16時0分

会期:2021年9月18日(土)~ 2022年3月30日(水)

ポーラ美術館では、2021年9月18日(土)から 2022年3月30日(水)まで、現代美術の第一線で活躍を続ける女性アーティスト、ロニ・ホーンの個展を開催中です。本展では、近年の代表作であるガラスの彫刻作品をはじめ、1980年代から今日に至るまでの約40年間におよぶ実践の数々をご紹介しています。
本展の開幕にあわせて、ロニ・ホーンの近年の代表作であるガラス彫刻作品《鳥葬(箱根、日本)》(2017-2018年)を新たにコレクションに加えることとなりました。こちらの作品は常設作品として、森の遊歩道で公開中です。



[画像1: https://prtimes.jp/i/26617/93/resize/d26617-93-fe6840b3ee4e3e8af710-7.jpg ]

《鳥葬(箱根、日本)》2017–2018年 鋳放しの鋳造ガラス ポーラ美術館 (C) Roni Horn Photo: Koroda Takeru

■新収蔵作品 《鳥葬(箱根、日本)》(2017-2018年)について
 ガラス彫刻(Glass Sculpture)のシリーズは、ロニ・ホーンの近年の代表作であり、ニューヨーク近代美術館、テート・モダン、バイエラー財団など海外の多くの美術館等に収蔵されています。
 水を湛えた巨大な器のようにみえるこの作品は、実は5トンものガラスの塊です。大きな鋳型に溶けたガラスを流し込み、約4か月という途方もない時間をかけてゆっくりと冷却することで、澄みわたる透明性が宿ります。極めて滑らかな上部の表面は磨かれたものではなく、この制作プロセスによって自然に生まれたものです。作品は周囲の自然を映し出すと同時に、どこまでも透き通った内部へと私たちを誘い込みます。
 「鳥葬」というタイトルは、死者を自然の中に葬るチベットの風習から採られており、作品も自然の中で風化し、やがて朽ちていくという自然界の循環の一部であってほしい、という作家の思いが込められています。

■展示風景

[画像2: https://prtimes.jp/i/26617/93/resize/d26617-93-7d1e6a93ebeacac0c423-0.jpg ]

《無題(「…どの家でも、土間の上、敷物の上、板寝床の上で、村人たちは動かず、黙って横になっていた。その顔は汗だらけ。村全体がさながら深海の底の潜水艦であった—確かに存在はしているのに、声も、動きもなく、生きているしるしがない。」)》 2018-2020年 鋳放しの鋳造ガラス
Courtesy of the artist and Hauser & Wirth (C) Roni Horn Photo: Koroda Takeru

[画像3: https://prtimes.jp/i/26617/93/resize/d26617-93-4a7216e32515cefc7777-1.jpg ]

右:《エミリのブーケ》(部分) 2006-2007年 アルミニウム、成形した白いプラスチック 6点組
左:《ゴールド・フィールド》 1980/1994年 焼鈍した純度99.99%の金箔
いずれもCourtesy of the artist and Hauser & Wirth (C) Roni Horn Photo: Koroda Takeru

[画像4: https://prtimes.jp/i/26617/93/resize/d26617-93-60849428ee59d5fb3dc8-2.jpg ]

《トゥー・プレイス》(部分)1989- 布装丁の本、オフセット・リトグラフィー
Courtesy of the artist and Hauser & Wirth (C) Roni Horn Photo: Koroda Takeru

[画像5: https://prtimes.jp/i/26617/93/resize/d26617-93-0883720925cf1bb3d3d3-6.jpg ]

《円周率》(部分) 1997/2004年 45点のピグメント・プリント
Courtesy of the artist and Hauser & Wirth (C) Roni Horn Photo: Koroda Takeru

[画像6: https://prtimes.jp/i/26617/93/resize/d26617-93-fce1d69e13876f5904d0-5.jpg ]

《静かな水(テムズ川、例として)》(部分)1999年 15点の写真と文字のオフセット・リトグラフィー/非塗工紙
Courtesy of the artist and Hauser & Wirth (C) Roni Horn Photo: Koroda Takeru

[画像7: https://prtimes.jp/i/26617/93/resize/d26617-93-b25ead3366002574b8e5-4.jpg ]

《または 7》 2013/2015年 粉末顔料、黒鉛、木炭、色鉛筆、ワニス/紙 グレンストーン美術館(ポトマック、アメリカ)
(C) Roni Horn Photo: Koroda Takeru

[画像8: https://prtimes.jp/i/26617/93/resize/d26617-93-f2e93554d25a3f0f4899-3.jpg ]

《あなたは天気 パート2》(部分)2010-2011年 64点のCプリント、36点の白黒印刷、PVCボードにマウント
Courtesy of the artist and Hauser & Wirth (C) Roni Horn Photo: Koroda Takeru

■展覧会概要
ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?
Roni Horn: When You See Your Reflection in Water, Do You Recognize the Water in You?
会 期:2021年9月18日(土)~ 2022年3月30日(水)※会期中無休
会 場:ポーラ美術館 展示室1、2 遊歩道
主 催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
後 援:アメリカ大使館
協 力:Hauser & Wirth、ヤマト運輸
https://www.polamuseum.or.jp/sp/roni-horn/

■ポーラ美術館 森の遊歩道

[画像9: https://prtimes.jp/i/26617/93/resize/d26617-93-c8168eb75524a6b0cd09-8.jpg ]

2013 年 7 月、ブナやヒメシャラが群生する富士箱根伊豆国立公園内に開設された遊歩道では、四季折々のさまざまな動植物や彫刻作品に出会いながら、森林浴をお楽しみいただけます。遊歩道の全長は約1km、散策の所要時間は 約40 分です。
開放時間:4 月-11 月 9:00~16:30 12 月-3 月 9:00~16:00 ※天候により、閉鎖する場合がございます。
https://www.polamuseum.or.jp/nature/trail/

■ポーラ美術館について
開館時間︓午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日︓無休(悪天候による臨時休館あり)
所在地︓神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285
TEL︓0460-84-2111
入館料:大人¥1,800/シニア割引(65歳以上)¥1,600/大学・高校生¥1,300/中学生以下無料/障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)¥1,000
※すべて税込 団体割引、各種前売り券による割引あり
https://www.polamuseum.or.jp/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください