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東シベリアにおけるパイプライン開通記念式典への参加について

PR TIMES / 2015年12月2日 9時54分

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、探鉱出資対象企業の日本南サハ石油(株)(以下「JASSOC」)が株主として参加しているアイエヌケー・ザパド社(ロシア法人)が実施中の東シベリアにおける石油探鉱事業でのパイプライン開通記念式典に参加しました。このパイプラインにより出荷される原油の一部は、東シベリア・太平洋パイプラインを経由してロシア極東のコジミノ港から輸出される見込みです。



 JOGMECは、2003年1月の日露首脳会談で採択された「日露行動計画」、その後、2007年6月の日露首脳会談で提案された「極東・東シベリア地域での日露間協力強化に関するイニシアティブ」に基づき、極東・東シベリア地域における日露両国の協力促進の一環として、ロシアの石油会社イルクーツク石油(以下「INK社」)との共同事業により、イルクーツク州北部のザパドナ・ヤラクチンスキー鉱区およびボルシェチルスキー鉱区における地質構造調査事業を2009年5月に開始しました。

 本調査で良好な結果が得られたため、2013年にJASSOCの一部株式(25%)を伊藤忠商事株式会社および国際石油開発帝石株式会社に売却し、出資対象事業として探鉱評価作業を実施してきました。

 本事業では、これまでの作業によりザパドナ・ヤラクチンスキー鉱区内のイチョディンスコエ鉱床で油ガスの胚胎が確認されたため、精度の高い埋蔵量評価を目的としたフィールド・パイロット・プロダクション・テストの実施を決定しました。本テストにて産出される原油を搬出するため、同鉱床と既にINK社が操業を行っているヤラクタ油田を結ぶパイプラインの敷設作業が完了したことから、2015年11月29日、JOGMECも参加しイチョディンスコエ鉱床にて同パイプラインの開通記念式典が開催されました。

 イチョディンスコエ鉱床でのテストにより産出される原油の一部は、同パイプラインおよび東シベリア・太平洋パイプラインを経由してロシア極東コジミノ港から輸出される見込みです。

 本事業においては、今回テストを実施するイチョディンスコエ鉱床のほかにも油ガスの胚胎が確認されている鉱床が存在しており、順次テスト生産を開始することが見込まれています。

  JOGMECの実施した地質構造調査事業に端を発して、我が国民間企業が初めて参入した東シベリア事業でテスト生産が開始されたことは画期的なことです。本事業で商業量の原油が確認された場合には、原油の供給源の多角化に寄与し、エネルギーセキュリティー上の大きな効果が得られるものと期待されています。

<開通を記念し、パイプラインへの署名を行うブイノフINK会長(左)および河野JOGMEC理事長(右)/2015年11月29日、アイエヌケー・ザパド社ザパドナ・ヤラクチンスキー鉱区にて>
[画像1: http://prtimes.jp/i/12624/94/resize/d12624-94-529882-0.jpg ]


■出資先会社の概要

[表1: http://prtimes.jp/data/corp/12624/table/94_1.jpg ]



■出資の状況

[表2: http://prtimes.jp/data/corp/12624/table/94_2.jpg ]



■事業への参加比率

[表3: http://prtimes.jp/data/corp/12624/table/94_3.jpg ]



■鉱区位置図
[画像2: http://prtimes.jp/i/12624/94/resize/d12624-94-272175-1.jpg ]


→全文を読む
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000076.html?mid=pr_151201

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