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【抄訳】セールスフォース・ドットコム、Slackの買収に関する最終契約に合意

PR TIMES / 2020年12月2日 19時15分

No. 1 CRMプラットフォームと最も革新的な企業向けコミュニケーションプラットフォームの統合は、新しい働き方のためのオペレーティングシステムを提供し、オールデジタルの世界における企業の成長と成功を可能に



※本抄訳リリースは、2020年12月1日(現地時間)に米国セールスフォース・ドットコムが発表したリリースの抄訳版です。プレスリリース全文は、 以下リンクの原文(英語)をご参照ください。
https://www.salesforce.com/news/press-releases/2020/12/01/salesforce-definitive-agreement-update/

グローバルでCRMをリードする米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出 伸一)と、最も革新的な企業向けコミュニケーションプラットフォームを提供するSlack Technologies, Inc. (NYSE: WORK)は、SalesforceによるSlackの買収に関する最終契約に合意したことを発表いたしました。本契約の条件に基づき、Slackの株主は、現金26.79ドルとSalesforceの普通株式0.0776株をSlackの株式1株に対して受け取ることになり、2020年11月30日のSalesforceの普通株式の終値に基づく企業価値はおおよそ277億ドルとなります。

Salesforce Customer 360とSlackとの統合は、顧客と業界に変革をもたらします。この統合により、新しい働き方のためのオペレーティングシステムが提供され、オールデジタルの世界において企業が成長し、成功することができるようになります。

米国セールスフォース・ドットコムの会長兼CEOであるマーク・ベニオフは次のように述べています。
「スチュアートとそのチームはエンタープライズ・ソフトウェアの歴史上で最も愛されているプラットフォームの一つを創造し、その周りには信じられないほどのエコシステムが存在します。これはは最も素晴らしい統合です。SalesforceとSlackは共に、エンタープライズ・ソフトウェアの未来を形成し、オールデジタルでどこでも仕事ができる世界で、私たちの働き方を変えていくでしょう。この買収が完了した後、SlackをSalesforceのOhana(オハナ / ハワイ語で家族)に迎えることを楽しみにしています」

SlackのCEO兼共同創業者であるスチュアート・バターフィールド氏は、次のように述べています。
「Salesforceはクラウド革命を起こしました。20年経った今でも、私はSalesforceが私たちの働き方を変えていくあらゆる可能性に注目しています。この統合が生み出す可能性はとても大きく、ソフトウェアがあらゆる組織のパフォーマンスにおいてますます重要な役割を果たすようになるにつれ、私たちは複雑さを軽減し、パワーと柔軟性を高め、最終的にはより高度な連携と組織の俊敏性を実現するというビジョンを共有しています。私個人としては、これはソフトウェアの歴史の中で最も戦略的な組み合わせだと考えています」

SlackがSalesforce Customer 360の新しいインターフェースに
Salesforceは、どこにいてもセールス、サービス、マーケティング、コマースを可能にするNo.1 CRMです。Slackは、人、データ、ツールを一箇所に集め、チームがどこからでもコラボレーションして仕事をこなすことを可能にします。Slack Connectは、Slackのメリットを拡張し、企業の従業員とベンダーや顧客などのすべての外部パートナーとの間のコミュニケーションとコラボレーションを可能にします。

Slackは、すべてのSalesforceクラウド製品に深く統合されます。またSalesforce Customer 360の新しいインターフェースとして、Salesforceだけでなく、他のすべてのビジネスアプリやシステムからの情報を含めた顧客情報のコミュニケーション、コラボレーション、アクションの方法を変革し、生産性を高め、よりスマートで迅速な意思決定を行い、コネクテッドな顧客体験を創造することができるようになります。

Slack、世界No.1のCRMの一部として企業の存在感を拡大
Slackは、スターバックス、ターゲット、TD Ameritradeなどの急成長中の新興企業からフォーチュン500に入る企業まで、世界中のあらゆる業界をリードする組織にサービスを提供しているほか、150カ国以上の主要な学術機関、非営利団体、政府機関にもサービスを提供しています。

世界No.1のCRMの一部として、Slackは、Salesforceの顧客だけでなく、エンタープライズ領域でのデジタルトランスフォーメーションを行うあらゆる企業でのプレゼンスを拡大することができるようになります。この買収が完了すると、SlackはSalesforceのオペレーティング・ユニットとなり、CEOのスチュアート・バターフィールドが引き続き指揮を執ることになります。

ビジネスのためのアプリとワークフローの最大のオープンエコシステムを形成する組み合わせ
システム、アプリ、デバイスを越えて人とデータをつなぐことは、今日のオールデジタルの世界で企業が直面する最大の課題の1つです。

Slackのオープンプラットフォームは、コラボレーション、コミュニケーション、業務の実行に使用される2,400以上のアプリとシームレスに統合されています。最大のエンタープライズアプリエコシステムを持つSalesforceプラットフォームは、まったく新しい方法で顧客とつながるためのアプリを簡単に構築して提供することができます。

SalesforceとSlackの連携により、ビジネス向けのアプリとワークフローにおける最も広範なオープンエコシステムが実現します。何百万人もの開発者がコードではなくクリックで次世代のアプリを構築できるようにします。

提案された取引の詳細
SalesforceとSlackのそれぞれの取締役会は本取引を承認し、Slackの取締役会は、Slackの株主が本取引を承認し合併契約を採択することを推奨しています。 この取引は、Slackの株主による承認、必要な規制当局の承認の取得、およびその他の慣習的な買収条件を満たした後に、米国セールスフォース・ドットコムの2022年度第2四半期に完了すると予想されています。
また、米国セールスフォース・ドットコムは、Slackの普通株式の一部の株主と議決権行使契約を締結しており、各株主は、一定の条件のもと、本取引に関連して開催される Slack の臨時株主総会において、本取引に賛成するSlack の全株式を議決権行使することに同意しています。同意の対象となるSlack株式は、現在のSlack普通株式の発行済議決権の約55%を占めています。

米国セールスフォース・ドットコムは、取引対価のうち現金部分の資金を、新規借入と同社のバランスシート上の現金の組み合わせで調達する予定です。米国セールスフォース・ドットコムは、Citigroup Global Markets Inc. 、Bank of America, N.A. および JPMorgan Chase Bank, N.A. から、慣習的な条件を条件に、100億ドルの無担保364日ブリッジローンのためのコミットメントを取得しました。

セールスフォース・ドットコムについて
セールスフォース・ドットコムは、顧客関係管理(CRM)のグローバルリーダーであり、デジタル時代において企業と顧客を近づけるお手伝いをしています。1999年に設立されたセールスフォース・ドットコムは、あらゆる規模と業界の企業がクラウド、モバイル、ソーシャル、IoT、人工知能、音声、ブロックチェーンなどの強力なテクノロジーを活用し、360度で顧客と繋がるためのツールを提供します。セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)の詳細については、www.salesforce.comをご覧ください。

本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボル CRM で取引されています。

Slackについて
Slack はチャンネルをベースとしたメッセージプラットフォームの先駆者です。Slackはこれまでビジネスコミュニケーションのあり方を大きく変えてきました。今や何百ものユーザー企業の皆さまが Slack を使いチームの目指す方向を揃え、システムを 1箇所にまとめ、ビジネスを前に進めています。安全かつ世界最大規模の企業に対応できるエンタープライズクラスの環境を提供できるのは Slack だけです。
たくさんのビジネステクノロジーが存在するなかで、Slack はまったく新しいレイヤーだと言えます。効率的に「一緒に働く」ことができり、使っているすべてのソフトウェアツールやサービスを 1箇所にまとめられ、必要な情報が簡単に見つかる場所。つまり Slack は仕事の中心なのです。

SlackおよびSlackロゴは、米国およびその他の国におけるSlack Technologies, Inc.またはその子会社の商標です。その他の名称やブランドは、他者の所有物として主張されている場合があります。

アドバイザー
BofA Securities, Inc.がSalesforceの専属財務アドバイザーを務め、Wachtell, Lipton, Rosen & KatzとMorrison & Foerster LLPがSalesforceの法務顧問を務めています。Qatalyst Partners LPとGoldman Sachs & Co LLCがSlackの財務アドバイザーを務めています。Latham & Watkins LLPとGoodwin Procter LLPは、Slackの法律顧問を務めています。

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