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新たな無料オンラインコース Developing Blockchain-Based Identity Applications を発表

PR TIMES / 2020年3月4日 17時25分

オープンソースを通じた大規模イノベーションの実現に取り組む非営利団体である Linux Foundation は 3月4日 (現地時間)、新しいプロフェッショナル認定プログラム Developing Blockchain-Based Identity Applications を開始したことを発表しました。

2020年3月4日 サンフランシスコ発 ー オープンソースを通じた大規模イノベーションの実現に取り組む非営利団体である Linux Foundation ( https://www.linuxfoundation.jp/ ) は、新しいプロフェッショナル認定プログラム Developing Blockchain-Based Identity Applications ( https://www.edx.org/professional-certificate/linuxfoundationx-developing-blockchain-based-identity-applications ) を開始したことを発表しました。edX トレーニング プラットフォームを通じて提供される本プログラムは、デジタル アイデンティティのための新たな「自己主権型」パラダイムを用いてアプリケーションを構築・デプロイすることに興味がある開発者を対象としています。信頼性の確かなデジタル基盤でアプリケーションを構築するために、Hyperledger Indy、Aries、Ursa が提供する安全なデジタル アイデンティティとクレデンシャルを発行および管理する可能性を探ります。また、本プログラムは Hyperledger Aries を深く掘り下げ、独自の Aries エージェントでクレデンシャルを発行・検証するためのコードを開発することにより実稼働対応アプリケーションを作成する方法を受講者に教えます。

Hyperledger の エグゼクティブ ディレクターである Brian Behlendorf は、次のように述べています。
「アイデンティティ情報の管理と保護は、デジタル時代の最も困難な問題の一つです。しかし情報と権限のコントロールを分散する機能により、ブロックチェーン技術はアイデンティティ管理のルールを書き換えることができます。Hyperledger Indy、Aries、Ursa は、グローバル コミュニティが自己主権型アイデンティティを市場にもたらすために開発したビルディング ブロックです。今回のプロフェッショナル認定プログラムを通じてこれらの技術を理解することは、この重要な領域における自身の未来を築くのに役立つでしょう。」

オンラインで利用可能なアイデンティティ関連データはすべて盗難の対象になる可能性があります。 Breach Level Index ( https://breachlevelindex.com/ ) によると、毎日 5,880,000 件を超えるレコードが盗まれています。2019 MidYear QuickView Data Breach Report ( https://pages.riskbasedsecurity.com/2019-midyear-data-breach-quickview-report ) では、2019年上半期に報告された侵害は、2018年中期と比較して 54% 増加し (41億以上のレコードが晒される)、インターネット上に晒されたレコードは Web が最も多い侵害タイプで、インシデントではハッキングが最も多い侵害タイプでした。ブロックチェーンベースのアイデンティティ管理は、この分野に革命を起こしています。3つの Hyperledger プロジェクト Aries、Indy、Ursa に付属するツール、ライブラリ、再利用可能コンポーネントは、分散型アイデンティティ専用の分散台帳を使用し、確実なデータに基づき構築された分散アプリケーションのための基盤を提供します。

プログラムは自分のペースで進められる2つのオンラインコース「 Introduction to Hyperledger Sovereign Identity Blockchain Solutions: Indy, Aries & Ursa (LFS172x) 」「Becoming a Hyperledger Aries Developers (LFS173x)」で構成されており、受講者は次のことを学習できます。

今日の従来型のインターネット アイデンティティ / トラスト メカニズムの問題を理解し、Hyperledger Indy のような分散台帳をアイデンティティに使用する方法を学習する。
Aries、Indy、Ursa の目的、スコープ、それぞれの関係について議論し、これらのオープンソース ブロックチェーン技術が信頼に必要なレイヤーをインターネットに追加する確実な自己主権型アイデンティティ ソリューションを提供する方法を理解する。
Aries アーキテクチャとそのコンポーネント、およびピアツーピア メッセージのための DIDComm プロトコルについて理解する。
Aries エージェントのインスタンスをデプロイし、2つ以上の Aries エージェント間の接続を確立する。
Aries エージェントを最初から作成するか拡張してビジネス ロジックを追加し、Aries エージェントの実装を通じて利用できる可能性を理解する。

Introduction to Hyperledger Sovereign Identity Blockchain Solutions: Indy, Aries & Ursa (LFS172x https://www.edx.org/course/identity-in-hyperledger-aries-indy-and-ursa ) は、ビジネスとテクノロジー両方に携わる幅広い受講者を対象としています。本コースでは、Hyperledger Aries、Indy、Ursa が、ブロックチェーンまたは他の分散台帳をルートとするデジタル アイデンティティを作成・使用することにより、どのようにインターネットに信頼に必要なレイヤーを追加するかについて学びます。

Becoming a Hyperledger Aries Developer (LFS173x https://www.edx.org/course/becoming-a-hyperledger-aries-developer ) は、Hyperledger Aries コンポーネント上にアプリケーションを構築することに重点を置いています。自己主権型アイデンティティ アプリケーション開発者が最も影響を与える可能性がある領域です。

受講者は398米ドルでプロフェッショナル認定プログラム ( https://www.edx.org/professional-certificate/linuxfoundationx-developing-blockchain-based-identity-applications ) に登録できます。また、2つのコースを7週間無料で受講でき、希望者は199米ドルでコースの修了証を取得することができます。

Linux Foundation について

Linux Foundation は、オープンテクノロジーの開発や企業展開を加速するエコシステム構築のための組織として、世界のトップクラスの開発者や企業から選ばれています。Linux Foundation は世界中のオープンソースコミュニティと協力して、史上最大の共有技術投資を作り出すことにより、難解な技術問題を解決しています。2000年に創設された Linux Foundation は、ツール、トレーニング、イベントなどを提供することでさまざまなオープンソースプロジェクトの成長を助け、企業単体では実現できない経済効果の創出に寄与しています。詳細については、www.linuxfoundation.org を参照してください

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The Linux Foundation はさまざまな商標を登録および使用しています。The Linux Foundation の商標一覧はこちらのページ ( https://www.linuxfoundation.jp/trademark-usage/ ) でご確認いただけます。

Linux は Linus Torvalds の登録商標です。

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