アイロボットがロボット掃除機の購入障壁「ルンバ パラドックス」の実態を調査
PR TIMES / 2022年7月7日 14時15分
“必要ない”が7割…「隅まで掃除できないのでは」「値段が高いのでは」等の誤解が要因に ユーザーの実態と非検討者のイメージには大きな乖離があることが判明
アイロボットジャパン合同会社(本社:東京都千代田区/代表執行役員社長 挽野元)は、全国の20代~50代の800人のロボット掃除機非検討者を対象に、「ロボット掃除機に関する意識調査」を実施しました。また今回は、ルンバユーザー対象の調査も同様に実施し、双方の結果の比較をおこないました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25142/95/resize/d25142-95-b6402570fb78e4cc0135-9.png ]
アイロボットでは、ロボット掃除機「ルンバ(R) i2」を、2022年7月7日(木)より全国のアイロボット認定販売店(http://www.irobot-jp.com/shop/index.html)およびアイロボット公式オンラインストア(https://store.irobot-jp.com/)において販売を開始します。本製品は、日本で一番売れている*1ロボット掃除機「ルンバ e5」の後継モデルで、ルンバ史上最安価*2にてマーケットに投入されるこの価格戦略モデルですが、清掃パターンやアプリの使い勝手など機能面で圧倒的に進化しています。アイロボットでは、ルンバi2は“ロボット掃除機に対する、購入障壁となる機能面や金額面での誤解”、いわゆる「ルンバ パラドックス」を払拭できる商品であると考えており、今回の調査の実施に至りました。
※パラドックス Paradox(英)【pˈærədὰks】
世間一般的には正しいと認識されているものごとに対する反対の主張、反対である状況や事態、また反対の概念。
「逆説」また「正しそうで正しくない」ことを指す。
調査の結果、一般には、在宅時間が減った中でも掃除を重要視する声が高い状況でありながらも、機能面や金額面の懸念など、様々な理由から「ロボット掃除機を必要ない」と考えている人が多く、また、昨今の急激な物価上昇により、家電にお金をかけられる人が少なくなっていることが判明しました。その一方で、アイロボットが実施したルンバ使用者の調査では、購入金額や機能に対する満足度が非常に高いという結果が出ており、ロボット掃除機を必要ないと考えている人の抱くイメージは、ユーザーの実態とは大きく乖離があることが明らかになりました。
【主な調査トピックス】 ※調査結果をご掲載いただく際は、必ず『アイロボットジャパン調べ』と明記下さい。
在宅時間が減っても、「部屋をキレイに保ちたい」「掃除はきちんとしたい」と考えている人が約7割。(図表1)
在宅時間が減ると、「十分に掃除の時間がとれない」と考えている人が半数以上。面倒だと思う家事は1位「掃除」2位「料理」3位「食器洗い」(図表2)
ロボット掃除機を持っていない人のうち、約7割が「ロボット掃除機は必要ない」と考えている。(図表3)
ロボット掃除機を必要ないと思っている理由は、住居の環境に起因するもの以外には、値段への不安や、機能面を疑問視する声が多く集まっている。(図表4)
ロボット掃除機を必要ないと思う理由で、特に機能面については、1位「全体的にゴミの吸い残しがありそうだから」(36.3%)、2位「部屋の隅(角)までは掃除できなそうだから」(35.9%)、3位「効率が悪そうだから」(26.5%)(図表5)
“最もお金を使うようになったもの”で「家電、インテリア」を選んだ人はわずか8.0%。最も選ばれたのは「食事」で48.5%。(26.5%)(図表6)
ルンバを購入して助かっていると思う機能や仕様1位は「アプリから遠隔で操作可能」2位「ベッドやソファなど人の手が届かないところまで掃除する」3位「段差センサーで落下を自動回避する」(図表7)
ルンバに対する満足度は「購入した金額と同等以上」と考える人が9割超え。(図表8)
約8割の人が「ルンバの導入によって時間に余裕が増えた」と考えている。(図表9)
【調査結果】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/25142/table/95_1_d08e22910aba4a2f1dd574232d5671f9.jpg ]
全国の20代~50代の男女1307名に対して、外出自粛・おうち時間を経ての掃除や家事全般に対する意識について聞いたところ、「今後外出の頻度が増えても、部屋をキレイに保ちたい」について「そう思う」「ややそう思う」と答えた人は70.2%、「今後外出の頻度が増えても、掃除はきちんとしたい」について「そう思う」「ややそう思う」と答えた人が68.6%という結果に。外出の頻度が増え、在宅時間が減ったとしても、引き続き掃除へのモチベーションは高いことが明らかになりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25142/95/resize/d25142-95-e193c1d4652fb8abefac-3.png ]
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/25142/table/95_2_456c173d5db0aa33cb5bab0d016d0365.jpg ]
一方で、「今後外出の頻度が増えると、十分に掃除の時間がとれないと思う」に対し、「そう思う」「ややそう思う」と答えた人は56.5%。半数以上が、掃除の時間を十分にとれないと考えていることがわかりました。また、外出の機会が増えたことによる変化を聞く質問では、「面倒だと思う」家事として1位「掃除」(37.3%)2位「料理」(26.7%)3位「食器洗い」(14.5%)という結果に。掃除は他の家事に比べて、面倒だと思っている人が多いことも判明しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/25142/95/resize/d25142-95-eecc39121253bebf5c0f-5.png ]
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/25142/table/95_3_64f90d650703d7e39ff1f8b4439e781c.jpg ]
その中で、ロボット掃除機を「持っていない」と答えた人は88.8%。「持っていない」と回答した方に対して、「ロボット掃除機の必要性についてどう考えるか」と質問したところ、「必要ない・どちらかといえば必要ない」と答えた人は67.6%にのぼりました。また、必要ないと思っている人を対象に、掃除に関する不満を聞いたところ、下記のような結果が集まりました。「掃除の時間がとれない」「掃除が面倒だ」と考え、掃除に様々な不満を抱いている一方で、ロボット掃除機に関しては、自分には必要ないと考えている人がいまだに多いということがわかりました。
▼ロボット掃除機非検討者が抱く「現状の掃除に関する不満」 主な自由回答
・掃除に時間がかかり面倒(20代男性)
・髪の毛やホコリの掃除が大変(20代女性)
・カーペットを掃除するのが大変(30代男性)
・子供が邪魔するので細かい掃除ができないでいる(30代女性)
・部屋の端の細かいところまでうまく掃除できない(40代男性)
[画像4: https://prtimes.jp/i/25142/95/resize/d25142-95-4ce98208a6c7069fd64a-1.png ]
[表4: https://prtimes.jp/data/corp/25142/table/95_4_6cf8759ba0cafa8ffb4f55d94d49791b.jpg ]
ロボット掃除機を必要ないと思っている人に対して理由を聞いたところ、TOP10は下記の通りの結果となりました。「家・部屋が狭い」「物や家具が多い」など、部屋や家の環境面の理由がある一方で、「使い勝手が悪そう」「隅々までキレイにならない」など機能面を疑問視する声や、「値段が高い」と価格面を気にする声も多数集まりました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/25142/95/resize/d25142-95-73cc2fe57991fa21ce8b-0.png ]
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ロボット掃除機の【機能面】について「必要ない」と思う理由であてはまるものを選んでもらったところ、1位「全体的にゴミの吸い残しがありそうだから」(36.3%)、2位「部屋の隅(角)までは掃除できなそうだから」(35.9%)、3位「効率が悪そうだから」(26.5%)という結果となりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/25142/95/resize/d25142-95-ee314a932e88e1194e0e-8.png ]
[表6: https://prtimes.jp/data/corp/25142/table/95_6_e5708d1a2c1213030ec54bc2e5af8c2d.jpg ]
価格面での背景を探るために、全国の20代~50代の男女1307名に対して、「2022年3月以降、外出する機会が増えたことや物価が上昇しているという状況を踏まえ、最もお金を使うようになったものをお選びください」という質問も実施。その結果、1位「食事」(48.5%)2位「日用品」(18.1%)3位「旅行、レジャー、おでかけ」(15.6%)4位「ファッション」(9.8%)5位「家電、インテリア」(8.0%)という結果となりました。5位の「家電、インテリア」と1位の「食事」の間には6倍の開きがあり、現在の社会情勢の中で、家電にお金をかけられると考えている人は特に少数派ということがわかりました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/25142/95/resize/d25142-95-15f5582a2e79aff85a53-4.png ]
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アイロボットがおこなったルンバユーザー6916人への顧客調査では、「ルンバを購入して助かっていると思う機能や仕様をお選びください」という質問に対し、1位「アプリから遠隔で操作可能」2位「ベッドやソファなど人の手が届かないところまで掃除する」3位「段差センサーで落下を自動回避する」という結果になりました。ロボット掃除機を必要ないと考えている人への調査では「使い勝手が悪そう」「ゴミの吸い残しがありそう」「部屋の隅(角)までは掃除できなそう」「効率が悪そう」といった声がありましたが、ユーザーの実態と乖離していることがわかりました。
[画像8: https://prtimes.jp/i/25142/95/resize/d25142-95-a596a9438655e0247e95-7.png ]
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「ルンバに対する満足度をルンバの購入金額と比較すると、どのくらいですか」という質問に対しては、「購入した金額と同等」が65.6%、「購入した金額の2倍以上」が19.1%、「購入した金額の3倍以上」が4.1%、「購入した金額の5倍以上」が1.5%となり、90.3%が「購入した金額と同等以上」だと考えていることが明らかになりました。ロボット掃除機を必要ないと考える人への調査では、「値段が高いのではないか」という懸念も多数ありましたが、ユーザーの実態では、払った金額に納得している人がほとんどのようです。
[画像9: https://prtimes.jp/i/25142/95/resize/d25142-95-409bae617f58e9e4ec09-2.png ]
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「ルンバを導入したことで増えた時間の余裕はどのくらいだと思いますか」という質問に対しては、「週に5時間以上」が67.9%、「週に10時間以上」が8.6%、「週に15時間以上」が1.2%、「週に24時間以上」が0.8%という結果となり、78.5%が「ルンバの導入によって時間に余裕が増えた」と感じていることが判明しました。ルンバは、掃除を任せられることによって時間も生み出していることがわかります。
[画像10: https://prtimes.jp/i/25142/95/resize/d25142-95-28a84a12c1baa675d1de-6.png ]
■1.~6. 調査概要
調査エリア:全国
調査対象者:ロボット掃除機を所持しておらず、かつ必要ないと思っている20代~50代男女
サンプル数:スクリーニング回答数1,307ss、本調査回答数800ss
調 査 期 間:2022年5月21日~2022年5月22日
調 査 方 法:インターネットリサーチ
調 査 機 関:調査委託元(シグナルリサーチ)
■7.~9. 調査概要
調査エリア:全国
調査対象者:アイロボットユーザー登録をしている20代~70代の男女
サンプル数:6,916ss
調 査 期 間:2022年5月9日~2022年5月10日
調 査 方 法:インターネットリサーチ
*1:2018年10月~2022年6月国内出荷ベース。アイロボットジャパン調べ
*2:カタログ掲載モデルでの市場投入時価格として
iRobot、iRobotロゴ、アイロボット、Roomba、ルンバは、アイロボットの登録商標または商標です。
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