1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

台湾8月即席麺販売状況~売上ランキングで日清カップヌードルは第5位、市場シェア8.5%

PR TIMES / 2021年9月21日 11時15分

台湾消費者のビッグデータからみるBtoC市場の最新動向

ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)のワイズリサーチは、【BtoC最前線~台湾の流通と消費動向】ワイズリサーチのConsumer Reportを発行しました。本レポートは、500万人超の台湾消費者のビッグデータから消費動向、売れ筋商品、流通チャンネル別の販売動向に関する最新情報をまとめています。今週は、即席麺商品の販売状況をレポートします。



本レポートは新型コロナウイルス感染症の市中拡大から8月末までの消費者の購買行為について、即席麺の主要販売チャンネル▽量販店▽スーパーマーケット▽電子商取引(EC)サイトーーの消費データに基づき、5/10~9/5の購買人数と一人あたりの消費金額の変化から、即席麺の販売状況を分析する。


即席麺の販売は5月第2週がピーク その反動で5月第3週は20.5%減

 新型コロナウイルス感染症の市中拡大が発生した当週(5/10~5/16)、即席麺の各主要販売チャンネルの購買人数と一人あたりの消費金額はピークに達したが、その反動で5月第3週から即席麺の購買人数と一人あたりの消費金額は数週間、減少傾向を続けた。これは、新型コロナの影響で消費者は防疫物資として即席麺を買い溜めたことが考えられる。なお、即席麺の購買人数と一人あたりの消費金額の減少傾向は7月第4週(7/26~8/1)まで続いた。

[画像1: https://prtimes.jp/i/59899/95/resize/d59899-95-c0a178814c7ab0366a32-0.jpg ]




父の日商機で8月第1週の量販店の購買人数は49.2%増 スーパーマーケットの購買人数は37.6%増

 即席麺の三大販売チャンネルの販売状況を見ると、8月第1週からスーパーマーケットの購買人数は37.6%増、量販店の購買人数は49.2%増と大きく伸びた。なお、スーパーマーケットのみを見る場合、購買人数が上位4位の販売チャンネルは順に▽全聯福利中心(PXマート)▽カルフールマーケット(便利購)▽美廉社(シンプルマート)▽台湾楓康超市(台湾フレッシュ・スーパーマーケット)だった。量販店のみを見る場合、購買人数が上位4位の販売チャンネルは順に▽家楽福(カルフール)▽大潤発(RTマート)▽愛買(aマート)▽コストコだった。


[画像2: https://prtimes.jp/i/59899/95/resize/d59899-95-f9828efe28fee8c37c77-1.jpg ]



8月の即席麺販売ランキング 総合トップは台酒酒香好麺 量販店トップは農心(ノンシム)の辛ラーメン スーパーマーケットトップは統一麺

 消費者向けに電子レシートを保存できるアプリを提供するインボス社(invos Data)がまとめたデータによると、8月の即席麺ブランド別総合販売ランキングの上位20位は順に1.台酒酒香好麺、2.統一麺、3.農心辛ラーメン、4.維力炸醤麺、5.日清カップヌードル、6.韓国パルドラーメン、7.統一来一客、8.統一満漢大餐、9.韓国オットギラーメン、10.味王麺、11.味丹味味A、12.農心ラーメン、13.維力一度贊、14.統一拉麺道、15.統一阿Q桶麺、16.味丹味味一品、17.維力大乾麺、18.維力素飄香、19.味丹随縁、20.日清カップヌードル(アニメバッケージ)だった。

[画像3: https://prtimes.jp/i/59899/95/resize/d59899-95-60719dd050bb264e3eee-2.jpg ]


 台湾煙酒(TTL)の台酒酒香好麺シリーズはECサイトの販売トップで、2位は維力食品工業の維力炸醤麺だった。食品最大手の統一企業(ユニプレジデント)の即席麺商品の「統一麺、来一客、満漢大餐、一度贊、阿Q桶麺」もECサイトの販売ランキングの上位20位にランクインした。
 一方で、韓国ブランドの農心ラーメン、パルドラーメン、オットギラーメンは各主要販売チャンネルで好調を見せた。また、日本ブランドの日清カップヌードルは総合5位で、アニメバッケージ(ドラえもん、アンパンマンなど)の商品も各年齢層の消費者から好評を受ける。

※データ提供:invos Data
消費データの観測期間:5/10~9/5
・観測対象:約19万件の即席麺商品消費データ
・観測チャンネル:スーパーマーケット、量販店、ECサイトなど計6,196店舗

【会社概要】
会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
事業内容:
・経営コンサルティング(人事労務・マーケティング・経営戦略・情報セキュリティ)
・人材トレーニング(階層別研修・職種別研修)
・日本語台湾経済ニュース、機械業界ジャーナル配信
・市場調査・業界調査・顧客調査
・クラウドサービスの販売

【お客様からのお問い合わせ先】
ワイズコンサルティング リサーチ部
TEL:+886-22381-9711(日本時間10:00~19:00)
e-mail:research@ys-consulting.com

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください