ブラザー、三重県の拠点でヤギによる「エコ除草」を初実施
PR TIMES / 2017年10月3日 12時23分
ブラザー工業株式会社(以下、ブラザー)とその子会社である三重ブラザー精機株式会社(以下、三重ブラザー)は2017年9月19日(火)より、ヤギが草を食べることで環境への負荷が少なく除草できる「エコ除草」を開始した。
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三重ブラザー工場敷地内では、雑草が生い茂っている場所があり、人の手で草刈り作業を行ってもなかなか追いつかない状況があった。そのため、2匹のヤギ「たまき」と「みかん」を「伊勢ヤギふぁ~む」から借り、エコ除草を開始した。ヤギによるエコ除草では除草剤を使わないことから、土壌や他の生物への影響が少ない。草刈機などの機械による除草とも異なり、石油燃料を使用しないためCO2などを含む排気ガスを出さない上、草刈刃による作業中のけがの心配もなくなる。
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エコ除草中に、ヤギが「ワレモコウ」や「ノカンゾウ」のような珍しい植物を誤って食べてしまわないように工夫がされている。エコ除草は9月19日から3カ月間実施する予定だ。
かねてより、ブラザーは環境スローガン「Brother Earth」のもと、海洋生物の保護や熱帯雨林の保全など、世界各国で各地域に根ざした生物多様性保全活動に取り組んできた。東海地区では、岐阜県や郡上市と連携し、約10年間にわたり植樹活動を続けている。三重ブラザーにおいても、生物多様性を保全しつつ工場敷地内に地域由来の森を再生することを目指し、さまざまな取り組みを行う予定だ。今回のヤギによるエコ除草のほか、地域由来の植物の苗を植えることなどを計画している。
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