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松本市の「退職後男性の生きがいづくり」事業を受託 「スポーツボイス大学院」を実施 9月から来年3月まで市内5地区の福祉ひろばで

PR TIMES / 2016年8月9日 14時50分

株式会社第一興商(東京都品川区 代表取締役社長 林 三郎)は、松本市(長野県)が行う「退職後男性の生きがいづくり」事業を受託し、本年9月から来年3月まで、同市における地域福祉の拠点である福祉ひろば5地区において、介護予防・健康増進プログラム「スポーツボイス大学院」を実施します。



[画像1: http://prtimes.jp/i/14607/97/resize/d14607-97-143449-0.jpg ]

http://dk-eldersystem.com/

同市は、「健康寿命延伸都市・松本」の実現を目指し、多分野にわたり先進的な取り組みを行っています。
当社は、同市の健康寿命延伸都市構想を推進するための事業を行う健康産業創出に向けた産学官連携のプラットフォーム「松本地域健康産業推進協議会」の会員として、高齢者の介護予防・健康増進を支援する実証実験事業を行ってまいりました。

2015年度の実証実験事業では、閉じこもりが心配される定年退職後の男性を対象に、集団で全身運動、声帯ストレッチや腹式呼吸に重点を置くボディ&ボイストレーニングを行うプログラム「スポーツボイス大学院」を市内3地区の福祉ひろばで行いました。2015年10月~2016年2月の5カ月間のうち、計49回の講座と発声トレーニングの成果を披露する合同発表会に平均年齢71.1歳の男性計72名が参加、「発表の場を家族に見てもらう」ことを参加・継続の動機としてもらい、結果としての「健康づくり」や「介護予防」を目指しました。また、信州大学人文学部との共同研究では、社会心理学の観点から参加者のパーソナリティにポジティブな影響を与えたり、心理的な健康を向上させたりしたことが明らかになりました。さらに、口腔機能の変化に関する測定においては、咀嚼力の改善や嚥下機能を向上させる効果が得られるなど、介護予防や健康増進に寄与することが推察される結果となりました。

実証実験事業によるこれらの成果を踏まえ、今年度においては、同市の「退職後男性の生きがいづくり」事業として正式に採用され、当社が同事業を受託するに至りました。
市内の福祉ひろばのうち、島内地区、里山辺地区、寿地区および今井地区の4地区では男性限定の「スポーツボイス大学院」を、鎌田地区では女性限定の「スポーツボイスカレッジ」を同事業として実施します。9月18日(日)に同市あがたの森文化会館で行われる開校式(体験入学)を皮切りに来年3月まで、各地区において全16回、1回あたり約90分の発声・歌唱方法を学ぶ講座が行われ、各地区の高齢者が8,000円(税別/16回分)を負担することで参加できます。一般社団法人日本音楽健康協会が資格認定する音楽健康指導士と、昨年度の「スポーツボイス大学院」修了生が協力しながら講座運営にあたり、来年2月4日(土)には家族にその成果を披露する発表の場を設けることで、参加を継続してもらおうと計画しています。
http://dk-eldersystem.com/

2015年度 松本地域健康産業推進協議会の実証実験事業における「スポーツボイス大学院」の様子

[画像2: http://prtimes.jp/i/14607/97/resize/d14607-97-539352-1.jpg ]


[画像3: http://prtimes.jp/i/14607/97/resize/d14607-97-794622-2.jpg ]


なお、本年10月には、高齢者の介護予防や健康増進に役立つ生活総合機能改善機器「DKエルダーシステム」に、「スポーツボイス」を新たなエルダーコンテンツとして搭載する予定です。
松本市で実証した全国的にも珍しい高齢男性向けプログラム「スポーツボイス大学院」がコンテンツ化された「スポーツボイス」を活用し、全国の自治体でDKエルダーシステムを用いた介護予防教室等を展開していくことで、特に元気な男性高齢者の外出機会の創出や地域コミュニティの形成に役立てたいと考えます。

【スポーツボイスとは】
ミュージシャン東 哲一郎氏が世界の一流アーティストたちとのセッションから開発した日本人のためのボディ&ボイストレーニングです。ビートの強い音楽に乗せて体を動かしながら、声帯ストレッチや腹式呼吸に重点を置くこのトレーニングは、嚥下機能の向上や内臓脂肪を減らす効果などが期待できます。

http://dk-eldersystem.com/


当社は、これからもDKエルダーシステムの普及に努めながら、高齢者の健康寿命延伸を支援していきたいと考えます。

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