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関西電力が設立した新会社「Yaala株式会社」が産後家族向けの滞在サービスをリリース、GOBが創業出資と経営支援

PR TIMES / 2022年6月6日 17時45分

GOBが支援する関西電力の社内制度「かんでん起業チャレンジ制度」から生まれた10例目の新規事業

ESG志向の事業創造に投資するGOB Incubation Partners株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:山口高弘、以下「GOB」)が創業出資をした「Yaala株式会社」は、出産後の家族、夫婦生活を整えることを目的とした、育児休業を活用した1ヶ月間の「産後家族向け滞在サービス事業」を2022年6月6日にリリースしました。Yaalaは昨年10月に関西電力株式会社が設立した新会社で、関西電力の社内制度「かんでん起業チャレンジ制度」から生まれました。GOB取締役副社長である高岡泰仁もYaalaの取締役として参画し、今後も経営を支援していきます。

ウェブサイト:https://www.yaala.info/



[画像1: https://prtimes.jp/i/15176/99/resize/d15176-99-7ab112576aab45a57e58-1.jpg ]

■産後の家族生活や育児を取り巻く社会課題とYaalaについて

Yaalaは「夫婦で一緒に肯定感を感じながら余裕を持って子育てできる社会の実現」を目指し、出産後の家族生活をより充実させるための滞在型の育児支援サービスを提供します。

出産後に家族の生活は大きく変化します。子育てに対して高い理想を持ちすぎてしまうことで自信や自己効力感を失ってしまったり、それに伴い夫婦関係のバランスも変化してしまったりすることもあります。父母ともに、産後の精神的な不安定さに悩まされる「産後うつ」も増加しています。

2022年4月からは育児・介護休業法も改正されるなど、産後のケアや育児のサポートは解決が期待されている大きな社会課題の1つです。

産後1ヶ月間は母親が体力を回復するための期間で、産後ケア施設や行政による支援が比較的充実しています。一方で、本格的に夫婦での育児がスタートする産後2ヶ月目以降の支援は手薄です。

Yaalaは、そうした産後2ヶ月~1年程度で、夫婦ともに育児休暇を取得している家族を対象にしています。兵庫県神戸市の塩屋にある一軒家に家族で1ヶ月間滞在してもらう中で、一軒家のオーナーや育児アドバイザーなどのサポートを受けながら、親として、夫婦として、そして個人としての生活バランスを整えてもらうことができます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15176/99/resize/d15176-99-f92d65d83dbbc37c01be-0.jpg ]

兵庫県の塩屋にある一軒家。海と町を一望できる。生活必需品に加え、ベビーベッドやベビーバス、授乳クッションなどのベビー用品を完備。オムツやおしりふきなどの消耗品はすべてYaalaが負担する。

[画像3: https://prtimes.jp/i/15176/99/resize/d15176-99-854f9a6623df843e1a18-2.jpg ]

滞在前にはYaalaの担当者がオンラインで事前にヒアリングを実施。「子どもとの関わり方を見直すきっかけにしたい」「復職に向けて準備したい」など、家族ごとの課題やその後の生活を見据えて、生活スタイルを提案する。その希望に合わせて、育児アドバイザーや助産師、調理師など専門家も手配する。

当社GOBは、ESG志向の事業創造に投資する会社として、とりわけ「生活に関連する未発見の課題」に挑戦する意思があることを投資の条件としています。

Yaalaが解決しようとする課題もまさしくこれに当たります。産後の課題としてはこれまで、母親の体の回復のためにどう休息するか、より良い育児のために何ができるか、などに焦点が当てられてきました。しかしそうしたジェンダーバイアスや社会的通念の裏側で、母親や父親だけでなく、個人としてどう余裕のある生活を取り戻すか、夫婦や家族といった単位でどう生活バランスを作っていくかといった点については見過ごされがちでした。

Yaalaのサービスはこうした従来のバイアスを打ち破り、産後から、その後も続く「家族」の生活に着目した点で、社会に対して産後の新しい選択肢を提供できると考えています。

■関西電力の「かんでん起業チャレンジ制度」から生まれた10例目の新規事業

Yaalaは関西電力が1998年にスタートした社内の新規事業提案制度「かんでん起業チャレンジ制度」から生まれた新規事業です。GOBは2018年から同制度の運営をサポートしています。

社内からアイデアを公募する「アイデア創出チャレンジ」から始まり、事業プランを育てる「アクセラレーションプログラム」、実際に法人化を目指す「起業チャレンジ制度」を通じてステップバイステップで事業を育てていく仕組みです。

GOBはプログラムの設計や運営のサポートを担うと共に、事業を立ち上げる際のパートナーとして、メンタリングなどを通じてアイデアの具体化からビジネスプランの策定まで現場で伴走支援をしています。

■Yaala株式会社について

【会社概要】
所在地:大阪府大阪市北区中之島3丁目6番16号
設立:2021年10月1日
事業内容:産後家族向け滞在サービス
資本金:1,000万円
ウェブサイト:https://www.yaala.info/

【経営陣のプロフィール】
井上裕子(代表取締役)
関西電力株式会社に入社以降、火力事業に従事。2013、2016年に出産、復職。その際に感じたモヤモヤを解消すべく「かんでん起業チャレンジ制度」を通じて、2021年Yaala株式会社を設立。

神田康弘(取締役)
関西電力株式会社経営企画室イノベーションラボ部長。関西電力グループの生活・ビジネスソリューション領域の事業開発、事業推進・管理業務に従事。この間、新規事業立ち上げ、事業再建、事業買収・売却等を担当。2017年からは「かんでん起業チャレンジ制度」の企画・運営やCVC設立・運営業務を、2019年からは「新領域×中核事業」をコンセプトとする新規事業創出に取り組み、新規事業を担う各社の役員として伴走してきた。

高岡泰仁(取締役)
GOB取締役副社長。前職での新規事業の立ち上げ経験と新規事業創出のプログラムを企画・運営等を含む事業戦略を担った経験も生かして、起業家及び企業内起業家の事業開発にメンターとして伴走。また創業後の組織経営の支援を行い、社会価値と経済価値を両立させた事業経営を共に行う。現在は地域を起点にした事業開発にも注力して活動している。2019年から関西電力の社内制度「起業チャレンジ制度」の運営に携わり、2020年からYaalaの事業立ち上げにメンターとして伴走してきた。

■GOB Incubation Partners株式会社について
GOBは、 ESG志向の事業創造に投資する会社です。E(環境)やS(社会)の課題に取り組むと同時に、 これらの持続可能性を考慮した事業を成立させるためには、 G(ガバナンス)の視点が大事になります。GOBでは起業家や事業責任者とともに日々事業を作るなかで、事業開発の型を開発。それをもとに、起業家の価値観・世界観に寄り添い、かつビジネスとしての利益を両立させたESG型の事業創造に取り組んでいます。

体系化した事業開発の型は、起業家だけではなく既存企業での新規事業の開発支援、行政に対する支援などにも導入し、構想からビジネスモデル構築、検証、経営支援まで幅広いサポートを提供しています。輩出事業の創業時にはスタートアップ投資も行い、経営者の伴走パートナーとして持続的なESG経営を支えます。

【会社概要】
所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-33-6藤和千駄ヶ谷コープ301号
代表者:代表取締役 山口高弘
設立:2014年8月19日
事業内容:企業向け事業支援(リサーチ、コンサル、ワークショップ、アクセラレーション)、起業支援サービス事業(教育・事業創造)、スタートアップ投資事業
資本金:1,000万円
ウェブサイト:https://gob-ip.net/

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