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三越伊勢丹の JAPAN SENSES (ジャパン センスィズ)

PR TIMES / 2015年3月23日 17時41分

会期:3月25日(水)~4月7日(火)会場:伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店

三越伊勢丹は、2011年より4年にわたり、日本の伝統・文化・美意識が作り出す価値を再認識し、新しい価値としてお客さまにご提供する「JAPAN SENSES(ジャパン センスィズ)」に取り組んできました。2015年からは、その取り組みをさらに深化させ、新たに企業メッセージ「this is japan.」を掲げ、商品はもとより販売サービスに至るまで、世界に通じる日本の良さをグループをあげて提案していきます。2015年の「JAPAN SENSES」では、地方・地域との取り組みとして、古き良き伝統や文化が今もなお息づく、石川県をはじめとした「北陸」にフォーカス。また、時を超えて甦った素材「麻世妙(まよたえ)」や、「行儀文様(ぎょうぎもんよう)」など、三越伊勢丹ならではの独自性の高いご提案で、日本の良さを新たな価値として国内外に発信していきます。




[画像: http://prtimes.jp/i/8372/100/resize/d8372-100-518146-0.jpg ]



<伊勢丹新宿本店>
■麻世妙
日本に古来からあった大麻布を、現代に甦らせた新素材「麻世妙」。縄文の太古から近代に至るまで、日本人の生活に欠かせない存在だったものの、戦後に国内での大麻栽培が制限されたこと、繊維が短いため紡績に適さないとされたことなどに伴い、今ではあまり流通しなくなってしまった大麻布。そんな「日本人が忘れてしまった布」を、自然布研究の権威である近世麻布研究所所長の吉田真一郎氏、京都帯匠誉田屋の十代目であり日本の布の魅力を知り尽くす山口源兵衛氏、そしてエイベックス・グループという三者の力を結集させ、無害大麻原料を使用することで現在に甦らせたのが「麻世妙」です。特徴は、綿と比較して速乾性があり、保温性が高く、強じんさがありながらも使用を重ねると柔らかくなじむところ。日本人に愛されてきたその魅力と未来への可能性を、多彩なアイテムを通してご提案します。
【麻世妙 ~日本人が忘れていた布~】(4月1日(水)~6日(月)最終日午後6時終了、本館7階催物場)
 各階での商品展開に加え、4月1日(水)から本館7階催物場において、大麻布の歴史や吉田真一郎氏によるトークショーなどを通して、「麻世妙」の魅力をご紹介します。
●大麻布の歴史
現存する江戸時代の大麻布や、古代から神々しい素材として伝わる所以など、貴重な資料をご覧いただけます。
●甦った大麻布「麻世妙」
婦人・紳士ブランドによる「麻世妙」を使ったアイテムのオーダーも承ります。
●未来への可能性
ファッションの世界で国内外問わず活躍する3名のクリエーター、加茂克也氏、串野真也氏、中里唯馬氏による、「麻世妙」の未来への可能性を表現したインスタレーションを展示します。

■行儀文様
「鮫」「通し」と並んで、“江戸小紋三役”とも称される、江戸小紋を代表する文様のひとつ。同じ大きさの小さな点が、斜め45度で交差するように規則正しく配列された柄のことを指します。45度とは、最も丁寧なお辞儀の角度とも言われ、この柄には行儀作法や礼を尽くすといった意味が込められてきました。点の形や大きさ、色などのアレンジを加えたものを含め、今回のために各ブランドが図案化して取り入れた「行儀」はすべて、伝統工芸士の監修のもと、モダンに落とし込まれた新しい価値としてご提案しています。
※「江戸小紋」は、地域団体商標登録制度の登録商標です。

■北陸
神々しいまでの山々と雄大な日本海。美しい大自然が創り出す様々な恵みは、この地に豊かな食文化をもたらしてきました。また、四季の移ろいは、この地ならではの美意識も育んできました。それは輪島塗や加賀友禅などの伝統工芸を生み出しました。古くから芸術や文化を重んじ、日々の暮らしのなかに生かしてきた北陸。今回は石川県とも協業し、北陸の魅力のあふれるエリアから探し求めた名品、絶品の数々をご紹介します。
●里山未来フード
料理研究家・松田美智子氏が、世界農業遺産日本第一号登録の地・能登で選んだ地元の食材や伝統的な調味料を、家庭に取り入れやすいメニューでご提案。また400年以上同じ製法で作られている揚げ浜式製塩の塩や、オーストラリア人シェフが能登の郷土食材でもてなす民宿<ふらっと>で供される自家製調味料の「いしり」(いかのわたを漬けた魚醤)、「ゆうなんば」(柚子と唐辛子を漬けた薬味)などをご紹介します。
●日本美流 たゆたう・光 ~高志国淡彩紀行~ 
北陸から発信する日本の美。その本質を、「陰影」「淡」「鮮麗」の3つの切り口で捉え、商品をセレクトしました。(本館5階ウエストパーク)
【若宮隆志×葉山有樹 生命の美 ~漆と陶磁 超絶技巧の世界展~】4月1日(水)~7日(火)、本館1階ザ・ステージ   
輪島の漆芸集団「彦十蒔絵」を主宰する若宮隆志氏と、日本の枠を超え世界で活躍する有田の陶芸家・葉山有樹氏をクローズアップ。日本ならではの「蒔絵」「色絵細密画」という“日本的”で“繊細”な技法を駆使し、ともに世界で活躍する、日本を代表する2名のクリエイターが、高い精神性とストーリー性にあふれる作品を発表します。コラボレーション作品では、著述家でもある葉山有樹氏が、「自然崇拝・自然礼賛」の思想に基づくテーマをもとに作品を製作。葉山氏の陶芸作品に、若宮氏が漆芸・蒔絵を技法でテーマを受けた創作を加え、共同作品を製作します。

<三越日本橋本店>
日本の伝統工芸品や日本古来の素材に美意識を見つけ、職人のぬくもりをお伝えしたいと、「技」と「人」、「地域」にフォーカスしている三越の「JAPAN SENSES」。今回は、北陸地方を中心に、地域の良いものに現代性を掛け合わせながら、新たな価値をご提案します。
■北陸
【加賀友禅作家による制作実演】3月25日(水)・26日(木)・28日(土)・29日(日)各日午前11時~午後4時、本館4階きものサロン  
【春の金沢・花咲く金沢】 3月25日(水)~31日(火)、本館5階リビングステージ
※加賀友禅
絵柄の輪郭に糊を置き、それを防波堤にして色が外へ染み出さないように行う技法「友禅染め」のなかでも、金沢で独自の発展を遂げたものが「加賀友禅」です。「加賀五彩」と呼ばれる五色を基本とした落ち着いた色調と、自然の情景を中心とした絵柄が特徴で、ぼかしや虫食いといった技法で繊細な絵柄を表現します。

<三越銀座店>
■北陸
【北陸今昔モノづくり】 3月25日(水)~31日(火)、8階ジャパンエディション
※螺鈿
漆器などに用いられる加飾技法のひとつ。貝殻の内側にある、虹色の光沢をたたえた真珠質の部分を薄く切り出して平らにし、模様の形に細かく切り取って漆器や木地にはめ込む、または貼り付ける技法のこと。光の当たり具合や見る角度によってその色彩が変化する、芸術的にも価値の高い伝統の工芸技法です。

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