連続鋳造設備用長寿命自動調心ころ軸受[JHS(R)330]の開発~鉄鋼設備用軸受『JHS(R)軸受シリーズ』第三弾~

PR TIMES / 2020年3月20日 12時55分



株式会社ジェイテクト(以下ジェイテクト)は、鉄鋼設備用軸受の長寿命、高耐久性を実現した製品『JHS(R)(ジェイテクト・ ハイパー・ストロング)軸受』のシリーズ化を進めており、この度、第三弾として、“連続鋳造設備用長寿命自動調心ころ軸受[JHS(R)330]”を開発しました。


[画像1: https://prtimes.jp/i/28729/100/resize/d28729-100-875883-0.png ]



1. 開発背景

連続鋳造設備は、溶鋼を凝固させて半製品である鋳片に鋳造する設備であり、軸受の
使用環境は、重荷重・極低速回転と非常に過酷です。
連続鋳造設備には自動調心ころ軸受が多く使用されますが、これらの過酷な使用条件により軸受の軌道面に顕著な二山状の摩耗が生じます。この摩耗が進展すると剥離や割れに繋がり設備の突発的な停止などの不具合が生じます。


[画像2: https://prtimes.jp/i/28729/100/resize/d28729-100-337540-1.png ]



また、連続鋳造設備で製造する鋳片は非常に高温であり、凝固させるため多量の水が
使用されますが、軸受内部への水及び水蒸気の侵入も軸受に大きなダメージを与え、軸受の耐摩耗性・密封性の向上が生産性向上への大きな課題でした。
そこで当社は材料成分見直しと熱処理の最適化を行い従来品比2倍の長寿命・高ロバスト性を兼ね備えた軸受を開発しました。
更に軸受箱に使用されるオイルシールも改良することで、トータルでの信頼性向上を目指します。



[画像3: https://prtimes.jp/i/28729/100/resize/d28729-100-628843-2.png ]



2.連続鋳造設備用長寿命自動調心ころ軸受[JHS(R)330]の特徴

材料の合金成分と熱処理の最適化により耐摩耗性従来軸受比2倍を実現
(1) 微細炭窒化物の析出強化による軌道面の高硬度化
(2) ミクロ組織構成の最適化による軌道面の強靭化
(3) 心部靭性向上によるき裂進展の抑制


密封性とリップ部潤滑性を高めた高性能オイルシール
(1) 新設計のリップ形状により密封性を向上
(2) グリース給脂圧調整機構を持たせたリップ構造
(3) ニーズが高まっているオイルエア潤滑へも対応


[画像4: https://prtimes.jp/i/28729/100/resize/d28729-100-673861-3.png ]


本開発により、お客様の安定操業と、メンテナンスコストの低減へ貢献致します。

3.販売計画

【量産開始】 2021年1月(予定)
【売上目標】 2025年までに1億円/年(目標)
【販売先】 国内外の製鉄メーカー


4.製造工場

軸受:国分工場
オイルシール:光洋シーリングテクノ(株)/ジェイテクトグループ会

【JHS(R)(ジェイテクト・ハイパー・ストロング)軸受の変遷】

第一弾 JHS520 2009年発表 圧延機ロールネック用長寿命高耐食軸受
第二弾 JHS210 2010年発表 センジミア圧延機バックアップロール用高性能密封軸受


ジェイテクトは、軸受事業のブランド「Koyo」において、「Key of your operation」を掲げ、
お客様とともに課題を解決し、嬉しさを提供するパートナーとして、様々な環境に適応する軸受を提供し、あらゆる産業に貢献してまいります。


以上

JHS(ジェイテクト ハイパー ストロング)はジェイテクトの登録商標です。




企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング