栃木県・箭坪発電所および池田発電所の建設工事を開始
PR TIMES / 2020年9月16日 12時45分
ファースト・ソーラー・ジャパン合同会社向けメガソーラー太陽光発電所2件の建設工事を東芝エネルギーシステムズが受注
ファースト・ソーラー・ジャパン合同会社
東芝エネルギーシステムズ株式会社
ファースト・ソーラー・ジャパン合同会社(以下、ファーストソーラー)と東芝エネルギーシステムズ株式会社(以下、東芝ESS)は、栃木県那須エリアの箭坪(やつぼ)発電所および池田発電所両案件の契約を締結し、工事を開始しました。両発電所共に2023年4月に運転開始予定で、2件合計の総容量は60MWとなります。本案件は、「電源接続案件募集プロセス(栃木県北部・中部エリア)」の制度のもと、発電した電気は東京電力パワーグリッド株式会社にFIT(注1)による20年間の売電を予定しております。
箭坪発電所は、ファーストソーラーが事業運営を行い、東芝ESSに全ての工事を委託します。これに基づき、東芝ESSがフルターンキー契約(注2)で発電所を建設します。東芝ESSは、地盤に合わせた最適な杭選定をすることで、低コストで有りながら信頼性が高く発電量を向上した発電所を建設します。
池田発電所は、同じくファーストソーラーが事業運営を行い、東芝ESSと青木あすなろ建設株式会社によるJVにEPC(注3)を委託します。変電機器・電気および架台設置工事を東芝ESSが、造成工事を青木あすなろ建設株式会社が実施します。周辺環境への影響を考慮し、発電所内設備を周辺の環境に調和した配色とするなどの対策を実施しています。
両発電所では、日陰での出力低下が少なく温度特性が優れているという特長を持つFirst Solar, Inc.(以下、「FS, Inc.」)米国オハイオ州の研究開発センターで開発された化合物薄膜太陽電池パネルを利用します。また、東芝ESSは、高品質な発電所建設を行い、両発電所の日射量に応じた発電量を保証します。FS, Inc.のシステムと連携した監視システムを活用することで発電所の運転を的確に監視し、適切な定期メンテナンスを実施します。
ファーストソーラーは、米国アリゾナ州に本社のあるFS, Inc.( Nasdaq: FSLR)が出資する日本法人です。FS, Inc.は、45か国以上へ累計25 GW以上の出荷実績を有すソーラーパネルを製造・販売する企業であり、そのソーラーパネルは業界一の環境負荷の低さ(CO2排出量が一般的な結晶系パネルの6分の1)を誇ります。また、世界各国で数多くの大型太陽光発電所の開発実績を有し、ファーストソーラーは2013年より日本国内で活動を開始し現在までに約600MWの太陽光発電所の開発実績があります。ファーストソーラーは今後もFITに頼らない太陽光発電ソリューションに取り組み、日本の再生可能エネルギーの主力電源化に貢献していきます。
東芝ESSは、大規模太陽光発電所のシステム設計および建設工事において、これまで国内においてトップシェア(注4)を誇る実績を有しています。今回、その実績に基づく技術力の高さおよび施工能力が評価され、受注に至りました。太陽光発電をはじめ、水力発電、地熱発電、風力発電など、多様な再生可能エネルギーによる発電システムやソリューションを提供しています。今後も産業向け太陽光発電所の建設工事をはじめとする多様なクリーン電力事業に取り組み、持続可能な社会の実現に向け貢献していきます。
注1 Feed in Tariff:固定価格買取制度
注2 プラント工事などにおいて、設計から機器・資材・役務の調達、建設及び試運転までの全業務を単一のコントラクターが一括して定額で、納期、保証、性能保証責任を負って請け負う契約のこと。
注3 EPC(Engineering Procurement and Construction):設計(Engineering)、調達(Procurement)、据付工事(Construction)
注4 東芝ESS調べ(2020年9月16日時点)
◆発電所の概要
事業名称:箭坪発電所
事業者名:FS Japan Project 24 合同会社
発電所の所在地: 栃木県那須塩原市箭坪字海道下4
事業区域の面積 :約55ヘクタール
太陽光発電容量 :約31.9 MW
運転開始時期 :2023年4月
事業名称:池田発電所
事業者名 :FS Japan Project B4 合同会社
発電所の所在地: 栃木県那須郡那須町大字高久丙字北原1796-1
事業区域の面積: 約37ヘクタール
太陽光発電容量: 約26.2 MW
運転開始時期 : 2023年4月
◆発電所のイメージ
[画像1: https://prtimes.jp/i/32322/100/resize/d32322-100-197624-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/32322/100/resize/d32322-100-950724-1.jpg ]
※東芝エネルギーシステムズの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.toshiba-energy.com/
※東芝エネルギーシステムズの再生可能エネルギー事業の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.toshiba-energy.com/renewable-energy/index_j.htm
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
中国系企業が日本の“再エネビジネス”に食い込む 「透かし騒動」から見る実態
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月12日 7時20分
-
【東芝エネルギーシステムズ】「イオン 脱炭素ビジョン」実現に向けてイオン東北の4店舗に再エネ電力を供給開始
Digital PR Platform / 2024年4月4日 14時21分
-
トリナ・ソーラーがモジュール-トラッカー統合ソリューションでニュージーランド最大の太陽光発電所に電力供給
共同通信PRワイヤー / 2024年4月2日 10時34分
-
【東芝エネルギーシステムズ】複数電力市場での取引戦略の活用により2.3倍以上の収益改善を実証
Digital PR Platform / 2024年3月29日 13時21分
-
舞鶴事業所内の太陽光発電による長期電力購入契約(PPA)を締結
Digital PR Platform / 2024年3月28日 11時0分
ランキング
-
1アキレス、シューズの国内生産終了へ コスト増や少子化など背景
ロイター / 2024年4月25日 16時27分
-
2山手線沿線の再開発が進む 「新宿、渋谷、品川」駅の工事はいつ終わるのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月25日 7時10分
-
3イトーヨーカドー、祖業のアパレル復活なるか アダストリアとの新ブランドが生んだ“相乗効果”
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月25日 10時0分
-
4過度の変動望ましくない、動向注視し万全の対応行う=円安で官房長官
ロイター / 2024年4月25日 11時35分
-
5サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください