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船舶や鉄道などの移動体向け純水素燃料電池モジュール開発を加速

PR TIMES / 2020年10月8日 12時15分

-NEDO事業を受託し、大型モビリティに向けた高出力燃料電池モジュールを開発-

東芝エネルギーシステムズ株式会社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」の1テーマとして「大型モビリティに適応する多用途型燃料電池モジュールの研究開発」を受託しました。委託期間は2024年度末までの予定で、船舶、鉄道、建機など移動体向け、大型モビリティ用として、コンパクト、軽量かつ高出力の200kW級純水素燃料電池の標準モジュールH2Rex(TM)-Movの開発を進めます。



 この度、当社は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」の1テーマとして「大型モビリティに適応する多用途型燃料電池モジュールの研究開発」を受託しました。委託期間は2024年度末までの予定で、船舶、鉄道、建機など移動体向け、大型モビリティ用として、コンパクト、軽量かつ高出力の200kW級純水素燃料電池の標準モジュール(注)H2Rex(TM)-Movの開発を進めます。

 昨今の環境意識の高まりを受け、大型モビリティ市場でもCO2を発生せず、環境汚染物質も出さずに発電する水素燃料電池へのニーズが高まっています。すでに車やバス向けの燃料電池の開発・商用化は進んでいますが、船舶や鉄道及び、建機向けなどは、自動車やバスに比べて高い耐久性が必要な燃料電池システムの開発が求められています。
 また、コンパクトや軽量化も必要である為、当社は定置用水素燃料電池システムの技術を用いて、高い耐久性とコンパクト化を両立する大型モビリティ向け高出力純水素燃料電池モジュールを開発していきます。さらに、応答性の向上や振動などの環境条件への対応の他、安全基準に準拠した安全設計も施します。

 当社では以前より、大型モビリティ向けの純水素燃料電池システムの開発を進めており、2019年には30kWの移動型純水素燃料電池システムを開発し、NREG東芝不動産(当時)と東京海洋大学が行う、水素燃料電池船の実用化に向けた実証実験向けに納入しています。
 また、本年9月からは日本郵船株式会社、川崎重工業株式会社、一般財団法人日本海事協会、ENEOS株式会社と水素燃料電池搭載船の実用化に向けた実証事業を開始し、この実証事業向けに今回開発する高出力純水素燃料電池モジュールを提供します。

 当社は、今後の水素エネルギー用途拡大の為に、従来の定置用燃料電池システムだけでなく、移動体向けの純水素燃料電池システムの開発や、さまざまな水素関連技術の開発を進め、水素導入拡大に向けて貢献していきます。

(注):複数のモジュールを並列設置し数MW出力まで対応可能

当社開発の移動体向け純水素燃料電池モジュールH2Rex(TM)-Mov(イメージ図)


[画像1: https://prtimes.jp/i/32322/103/resize/d32322-103-105352-1.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/32322/103/resize/d32322-103-591324-0.jpg ]


※東芝エネルギーシステムズの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.toshiba-energy.com/index_j.htm

※東芝エネルギーシステムズの水素エネルギー事業についてはこちらをご覧ください。
https://www.toshiba-energy.com/hydrogen/index_j.htm

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