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主原料の石灰石と植物由来樹脂を使用した「Bio LIMEX Bag」、「メルセデス・ベンツ日本(株)」の手提げ袋に採用

PR TIMES / 2020年3月23日 12時5分

~石油由来プラスチック、CO2を削減可能な環境性能を評価~

石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチック代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売する株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山崎敦義、以下TBM)は、メルセデス・ベンツ日本株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 兼 最高経営役員:上野金太郎、以下MBJ)が全国のメルセデス・ベンツ正規販売店での来場フェア記念品を持ち帰る際の手提げ袋に、石灰石と植物由来樹脂を使用した「Bio LIMEX Bag」が採用されたことを発表致します。今回採用された「Bio LIMEX Bag」は、既存のプラスチック製の袋と比較して石油由来プラスチックの使用量、CO2の排出量を大幅に削減できる高い環境性能を有しており、2019年6月に開催されたG20大阪サミット会場内の運営品としても採用されました。本採用を契機にTBMは、「Bio LIMEX Bag」および「LIMEX Bag」のセールスを強化して参ります。



[画像: https://prtimes.jp/i/16815/106/resize/d16815-106-100325-0.png ]

■ 背景
 持続可能な開発目標(SDGs)やプラスチック問題の課題解決に向けて、企業の対応が求められています。今年に入り、海外で使い捨てプラスチックを規制する動きは強まり、アフリカ諸国やインド、中国など40カ国以上が既にレジ袋の使用を厳しく制限されている他、欧州連合(EU)は使い捨てプラスチックを禁止する法案が可決されています。日本国内でも、プラスチックの資源循環を総合的に推進するための重点戦略の1つとして、経済産業省より2020年7月からの「レジ袋有料義務化」が発表されました。
 世界各地でプラスチック規制が高まる中、プラスチック袋の代替素材として、主原料の石灰石と植物由来樹脂を使用した「Bio LIMEX Bag」は、G20の大阪サミットの運営品に採用され、またソフトバンクショップや森美術館ミュージアムショップ、自治体のイベント時の袋として導入が進んでいます。なお、昨年12 月、マドリードで開催されたCOP25(第25回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加し、「Bio LIMEX Bag」および「LIMEX Bag」を紹介しました。現在、LIMEXは、世界中から500 件以上の引き合いを頂くなど注目を集めています。

■ 概要
 「Bio LIMEX Bag」は、主原料となる石灰石と植物由来樹脂を使用しており、石油・水・森林資源の保全やCO2 排出の削減に貢献することができます。また主原料として安価な石灰石を活用することで、紙袋と比較して原料コストの削減も実現しています。MBJでは、環境保全への貢献の取り組みとして、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店での来場フェア記念品を持ち帰る際のプラスチック製の手提げ袋の切り替えを検討する中で、「Bio LIMEX Bag」の環境性能を評価頂き、採用に至りました。
 本採用を契機にTBMは、現在使用されているレジ袋・買い物袋の代替製品として、「Bio LIMEX Bag」および「LIMEX Bag」のセールスを強化して参ります。

[Bio LIMEX Bag]
 主原料として石灰石と植物由来樹脂を使用しており、従来のプラスチック製の袋と比べて、石油由来プラスチックの使用量やCO2 の排出量を削減することができます。また、石灰石を使用することで、一般的な紙袋と比べて水や森林の資源保全に貢献しながら、安価な価格を実現します。レジ袋、買い物袋、ゴミ袋など、幅広い種類やサイズに対応しています。

詳細はこちら:https://tb-m.com/limex/products/limexbag/

■「LIMEX(ライメックス)」について
[ LIMEXとは ]
・ LIMEXは炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料。
・ 2013 年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・ 2014 年、国内特許を取得。現在、日中米欧を含む30か国以上で登録済。
・ 2015 年、宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第1工場を建設。
・ 2016 年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャル
インパクトアワード』を受賞
・ 2017 年、「第7回日米イノベーションアワード」において『イノベーション・ショーケース』を受賞
・ 2018 年、COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
・ 2019 年、軽井沢で開催された「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場で使用された運営品としてLIMEX製品が採用

[ 紙の代替として ]
・ 通常、普通紙1トン生産する場合、木を約 20 本、水を約85トン使うが、LIMEX は原料に木や水を使用せず、石灰石 0.6~0.8 トンとポリオレフィン約 0.2~0.4 トンから LIMEX の紙代替製品(LIMEXシート)1トンを生産可能。
※国内の製紙業界においては、単に伐採するだけでなく海外で植林活動を実施。
※LIMEXシート製品(紙代替製品)は可燃であるため、古紙回収に混ぜない。

[ プラスチックの代替として ]
・ 従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂 100%であるが、LIMEX では主原料が石灰石であり、石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・ LIMEXは、石灰石を主原料に石油由来樹脂と構成されているが、石油由来樹脂をバイオ由来の素材に置き換えたBio LIMEX製品を発表(袋の代替製品)。
・ 単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・ LIMEX の印刷物等のリサイクル材から、LIMEX 製のプラスチック成型品(LIMEXペレットを加工)を製造することが可能。(LIMEXのアップサイクル)

[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・ 日本でも 100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。

■ 株式会社TBM
代表取締役CEO :山崎 敦義
本社 :東京都中央区銀座 2-7-17-6F
設立 :2011 年
資本金 :108 億 6,480 万円(資本準備金含む)/ 2020 年 1月時点
事業内容 :LIMEX 及び LIMEX 製品の開発・製造・販売
URL :https://tb-m.com/

*本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

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