1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

トリドールホールディングスとクラボウが労働環境と自然環境に配慮したユニフォームを共同開発

PR TIMES / 2021年5月20日 16時45分

株式会社トリドールホールディングス(東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO 粟田 貴也、以下、トリドールHD)は、倉敷紡績株式会社(大阪市中央区、代表取締役社長 藤田 晴哉、以下、クラボウ)と共同で労働環境と自然環境に配慮したユニフォームを開発しました。トリドールHDは、本ユニフォームを本年5月下旬より丸亀製麺や国内グループ業態の一部店舗に順次導入していきます。



1.共同開発の背景
新型コロナウイルスの感染拡大により、様々なエンターテインメントが制限される中、外食産業は日々の生活に小さな幸せを提供するもっとも身近なレジャーとして、社会的使命が高まっていると考えています。トリドールHDでは、この責務の実行にあたり、手づくり、できたてによる食の感動体験創出を目的に様々な分野のパートナー企業様との取り組みを模索してきました。このような中、トリドールHDとクラボウは、自然環境に配慮するとともに、従業員が安心・安全そして快適に働けてこそお客様への新しいサービスが生まれるとの考えが一致したため、従業員の労働安全衛生向上と環境負荷低減の観点からユニフォームの共同開発を行うこととなりました。本企画はトリドールHDとクラボウの他に、ユニフォームのプロデュース事業を行う株式会社タイコーコーポレーション、クラボウのグループ会社である株式会社クラボウインターナショナルの参画を得たことでオリジナルユニフォームが実現しました。
2.オリジナルユニフォームの開発と導入について
トリドールHDでは、「環境に配慮した開発と人づくり」を環境経営方針の1つとして掲げており、環境負荷低減の観点から、クラボウの環境配慮型染色加工工場「徳島工場※1」で染色・加工した汚れが付きにくく、落ちやすいなど防汚性に優れた素材「ソイルスウィープ」を採用しました。トリドールHDとクラボウは丸亀製麺の実店舗で同素材の着用試験を行い、実際の厨房での汚れ検証と改良を重ね、トリドールHD向けの新しいユニフォーム(通常タイプ※2と電動ファン付きタイプ※3の2種類)を共同開発しました。電動ファン付きタイプは、夏場の暑さ対策にも効果が見込めることから、トリドールHDではまず電動ファン付きタイプを「丸亀製麺」および「豚屋とん一」、「とりどーる」、「長田本庄軒」の一部店舗で、本年5月下旬から先行導入します。また、今後はトリドールグループの他の外食店への展開も積極的に推進していきます。トリドールHDとクラボウは引き続きユニフォームの改善を通じて店舗従業員の働きがい向上を目指し、お客様の満足度向上にもつなげる取り組みを継続して行っていきます。

[画像1: https://prtimes.jp/i/28440/106/resize/d28440-106-924761-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/28440/106/resize/d28440-106-569014-1.jpg ]


※1徳島工場(環境配慮型染色加工工場)
クラボウの徳島工場では、CO2排出量の削減、排水量の削減など、地球環境保全に向けた取り組みを積極的に行っています。燃料を重油から天然ガスにいち早く切り替えており、CO2排出量は重油を使用した工場と比較して約25%削減しています。また、節水機を使用することで、節水機を使用していない工場と比較して排水量の約15%削減につながっています。その他、地球環境保全への取り組みだけでなく、快適性、安心・安全の向上を目指した様々な機能性素材を開発しています。

※2通常タイプ(厨房での汚れが付きにくく、落ちやすい清潔ユニフォーム)
 クラボウの防汚加工素材「ソイルスウィープ」は、ユニフォーム業界最高水準の防汚性能を誇り、作業現場の機械油の防汚性能に優れた素材です。丸亀製麺の厨房で発生する汚れを研究し、独自加工を施したことで、食品油や天ぷら粉などの汚れ、醤油や天つゆといった水溶性の汚れもつきにくく、洗濯時に落ちやすい防汚性能を新たに付与しました。さらに、家庭洗濯100回、工業洗濯50回後も防汚性を維持しており強力な洗濯耐久性能を維持します。今回、丸亀製麺の従業員に対してユニフォームの着用試験を行い、丸亀製麺特有の調理汚れに対応できることを確認しました。また、生地の風合いも改良し、清潔感をキープした着心地の良いユニフォームを開発したことで、従業員の働きがい向上を目指していきます。

<ソイルスウィ―プの家庭洗濯での防汚耐久性試験>
[画像3: https://prtimes.jp/i/28440/106/resize/d28440-106-654240-3.png ]



※3電動ファン付きタイプ(夏場の熱中症対策に配慮。快適性と安全性を実現するユニフォーム)
クラボウの防汚加工素材「ソイルスウィープ」に電動ファンを搭載したユニフォームです。後ろ身頃にファンを付け、裾の方向から首元へ風を誘導する通気空間を立体的に形成することで、ユニフォームの中に取り込まれた外気がユニフォーム内を通り襟から排気され、熱を逃がします。サーモグラフィでの温度試験を行った結果、着用初期と比べ、30分後には身体の前身の表面温度で約-3℃の効果が確認されました。また、ファンを回すバッテリーの重量も一般的なバッテリーに比べ約50%の軽量化を実現し、装着時や作業時の負担も軽減するなど、従業員にとって安心、安全な労働環境を目指していきます。

<ユニフォーム着用時のサーモグラフィ温度比較>
[画像4: https://prtimes.jp/i/28440/106/resize/d28440-106-625706-2.png ]


(ご参考)
株式会社トリドールホールディングス
本 社 :東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ 19階
代表者 :代表取締役社長 兼 CEO 粟田貴也
資本金 :41億42百万円
創 業 :1985年
事業内容:飲食業を中心とする傘下子会社の経営管理
https://www.toridoll.com/

クラボウ(倉敷紡績株式会社)
本 社 :大阪市中央区久太郎町2-4-31
代表者 :代表取締役社長 藤田 晴哉
資本金 :220億40百万円
創 立 :1888年
事業内容:繊維から化成品、エレクトロニクス、エンジニアリング、バイオメディカル関係まで様々な事業を展開。繊維事業では天然繊維を中心とした素材の開発・生産を行い、縫製事業でグループ会社の株式会社クラボウインターナショナルと連携し幅広いアパレル製品を社会に提供する。
https://www.kurabo.co.jp/

株式会社タイコーコーポレーション
ユニフォーム事業やOEM・ODM事業などを展開し、ユニフォームのコンセプト立案や企画生産までトータルソリューションを提供する。
https://www.taiko-corp.co.jp/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください