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デルタ航空とヴァージン アトランティック航空、大西洋路線における共同事業について米国運輸省から独占禁止法適用除外(ATI)承認を獲得

PR TIMES / 2013年9月25日 13時21分

米英間のビジネス渡航ニーズに対応したフライトスケジュールを共同構築



【米国アトランタ、英国ロンドン、2013年9月23日】 - デルタ航空(NYSE:DAL)とヴァージン アトランティック航空は、北米と英国を結ぶ路線に関して、米国運輸省が独占禁止法適用除外(ATI)を認め、両社の共同事業(ジョイント・ベンチャー)を承認する決定を下したことを歓迎します。米国運輸省の決定は、両社の提携による利用者利益を確認するものであり、両社が協力体制を深化させ、米英双方の旅行者に向けてより多くのフライトの選択肢を提供し、特にニューヨークからロンドンへのビジネス渡航客への選択肢を増やすことになります。

デルタ航空社長のエドワード・バスティアン(Edward Bastian) は次のように述べています。「米国運輸省が、独占禁止法適用除外(ATI)を受けた両社の共同事業が利用者利益の大幅な向上に繋がると認めたことを大変嬉しく思います。両社が自由に協力することにより、ニューヨークとロンドンを結ぶ路線に必要とされていた高い競争環境が生まれ、新たな時代に突入することになります。デルタ航空は共同事業を成功に導いた実績があり、ヴァージン アトランティック航空との共同事業の構築も大変楽しみにしています。」 

デルタ航空とヴァージン アトランティック航空は米国運輸省へのATI申請に際し、ロンドンのヒースロー国際空港において60%近い発着枠がブリティッシュ・エアウェイズおよびその共同事業パートナーによって使用されていることを指摘しました。その結果世界で最も重要なビジネス市場とされるニューヨーク-ロンドン路線を含む北米-英国間の航空旅行市場が、一部の陣営により支配されています。ヴァージン アトランティック航空が保有するヒースロー空港の発着枠および英国ブランドとしての強みと、デルタ航空の広範な米国路線が結びつくことにより、両社の共同事業は北米と英国間市場の競争を促進し、大西洋の両側にいる利用者の利益を創出します。

ヴァージン アトランティック航空のCEO、クレイグ・クリーガーは、以下のようにつけ加えています。「本日は、ヴァージン アトランティック航空の顧客にとっても、当社のビジネスにとっても、大いなる機会を表明することとなりました。デルタ航空との提携により、当社は利便性の高いスケジュールとさらに広範な路線網を提供し、大西洋路線を利用する顧客に可能なかぎり最適な旅程の選択肢と機内サービスを提供できるようになります。ヴァージン アトランティック航空はおよそ30年にわたり、大西洋路線において、定評あるサービスと体験を提供し続けてきました。そして、本日の独占禁止法適用除外(ATI)の承認により、ヒースロー空港における、顧客サービスの向上に一層はずみをつけることとなるでしょう。」

ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港とロンドンのヒースロー国際空港を結ぶ路線の新スケジュール

両社は、顧客利益を最優先し、特にビジネス渡航での利便性向上を念頭に置いた新フライトスケジュールを発表しました。 2014年3月30日より、ニューヨークのジョン・F・ケネディ(JFK)国際空港とロンドンのヒースロー国際空港を結ぶ直行便を1日7便、利便性の高い時間帯に運航します。ニューヨーク発のフライトは、ニーズの高い夕方の時間帯に30分間隔で運航したのち、夜22:30までは1時間間隔で運航します。ロンドン発のフライトは、夕方2本、夜1本を含め、朝9時台から20時台までに7便を運航します。また、JFK空港のほか、ニューアーク・リバティー国際空港からもヒースロー国際空港への直行便を1日2便運航し、ニューヨークとロンドン間市場を結ぶ直行便を、合計1日9便運航します。

2014年3月30日以降のニューヨーク(JFK)-ロンドン(LHR)間の運航スケジュールは次のとおりです。

ニューヨーク (JFK) - ロンドン (LHR)

出発空港・出発時刻/到着空港・到着時刻
JFK 07:40 /LHR19:40
JFK 18:30 /LHR 06:50+1
JFK 19:00 /LHR 07:20+1
JFK 19:30 /LHR 08:00+1
JFK 20:30 /LHR 08:45+1
JFK 21:30 /LHR 09:25+1
JFK 22:30 /LHR 10:40+1
+1は翌日到着を表します


ロンドン(LHR) - ニューヨーク(JFK)

出発空港・出発時刻/到着空港・到着時刻
LHR 09:05 /JFK 11:50
LHR 10:15 /JFK 13:15
LHR 11:30 /JFK 14:25
LHR 14:00 /JFK 16:40
LHR 16:15 /JFK 19:05
LHR 17:35 /JFK 20:30
LHR 20:05 /JFK 23:00


両航空会社は上記以外の路線においてもフライトスケジュールやネットワークに関して緊密に連携していきます。
両社あわせて、北米-英国間でピーク日に32往復運航し、このうち24便がヒースロー空港とロサンゼルス、サンフランシスコ、アトランタ、ワシントンD.C.などの米国の人気都市を結びます。

両社の高品質な機内プロダクトもビジネス渡航のニーズに即しています。両社とも、ビジネスクラスでは全座席が通路に面し、かつ進行方向に向いて設置されたフルフラットベッドシートを導入しています。加えて、足元の広いエコノミーコンフォートまたはプレミアムエコノミーの座席が用意されています。

デルタ航空とヴァージン アトランティック航空は既に、北米と英国間の63都市をつなぐ104路線路線にてコードシェア運航を行い、シームレスなネットワークを提供しています。また、デルタの「スカイマイル」、ヴァージンの「フライング クラブ」の各マイレージプログラムにおいて、マイルの獲得および利用機会を追加しています。プレミアムクラス利用のお客様やマイレージプログラムの上級会員は、デルタ航空の「デルタ スカイクラブ」とヴァージン アトランティック航空の「クラブハウス」の両社空港ラウンジの相互利用が可能です。ビジネスクラスご利用のお客様は両社が運航する世界中のフライトにて、優先チェックイン、優先搭乗、預け入れ手荷物の優先取り扱い、および無料で預けられる手荷物の範囲の拡大などのサービスが受けられます。対象路線はコードシェア便に限らず、全ての便で適用されます。 

両社は大西洋路線のビジネス渡航のお客様に、より魅力的で快適なフライトを提供するべく、今年中にさらなるプロダクト/サービス拡充プランを発表する予定です。

補足情報
1. 上述のJFK-LHR間新スケジュールの航空券は2013年10月5日販売開始となります。
2. 両航空会社は北米-英国間でピーク日にあわせて32往復運航し、このうち24便がヒースロー空港発着便となります。
3. フライトスケジュールの詳細、ネットワーク、スカイマイルとフライング クラブの詳細は両社ウェブサイトでご確認いただけます。www.virgin-atlantic.com and www.delta.com
4. 二社ともサービスへの投資を進めており、さらなるサービス拡充やフライトスケジュールについて、追って発表します。デルタ航空ではかねてより30億ドルを投じて機内設備やサービス、空港施設の改善を進めており、全国際線用機材のビジネスクラスに全座席通路側のフルフラットベッドシートを導入しています。エコノミークラス前方には、好評の「エコノミーコンフォート」セクションを設け、エコノミークラスを含む全席にオンデマンド型機内エンターテインメントシステムを装備するほか、2014年には国際線での機内Wi-Fiサービスを開始します。
5. ヴァージン アトランティック航空は、1億5,000万ポンドを投じたアップグレードプログラムを完了しました。これにはエアバスA330型機に新しい「アッパークラス」キャビンが導入されたことを含み、最長のフルフラットベッドとデザインを刷新した機内バーカウンターを搭載しています。また近年、ニューヨークJFK空港、ニューアーク空港にラウンジ「クラブハウス」をリニューアルオープンし、2013年3月には英国内線「ヴァージン アトランティック リトルレッド」の運航を開始しました。2012年には定時運航率で高いレベルを達成し、ヒースロー空港における定時率は同社の大多数の路線において第一位を獲得し、12か月のうち、11か月で競合他社よりも優れた結果を得ました。

デルタ航空について
デルタ航空は年間1億6,000万人以上の搭乗者数と広範なネットワークを持つ航空会社です。デルタ航空はフォーチュン誌の「2013年世界で最も賞賛される企業リスト」の航空業界部門(2013 World's Most Admired Companies Airline Industry List)において、1位を獲得しました。デルタ航空がこの賞を受賞するのは、この3年で2度目です。デルタ航空およびデルタ・コネクションは、世界57カ国、317都市に向けてフライトを運航しています。米国ジョージア州アトランタに本社を置き、世界で約8万人の従業員を擁し、700機以上の主要機材を運航しています。 また、航空連合(アライアンス)「スカイチーム」の創立メンバーとして、大西洋路線においてエールフランス-KLM、アリタリア-イタリア航空とともに、共同事業を展開しています。アトランタ、シンシナティ、デトロイト、メンフィス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク(ラ・ガーディアおよびJFK)、ソルトレイクシティ、パリ(シャルルドゴール)、アムステルダム、東京(成田)をハブ空港とし、提携航空会社と合わせて一日に1万5,000便以上のフライトを運航しています。現在、総額30億ドルを投じて空港施設やプロダクト、空港および機内での顧客サービス向上とテクノロジー導入を進めています。詳しくはホームページdelta.comをご覧ください。

ヴァージン アトランティック航空について
ヴァージン アトランティック航空は、1984年にサー・リチャード・ブランソンにより創設されました。北米各地、カリブ海諸国、アフリカ、アジア、オーストラリアなど、世界34都市に就航し、旅客数は年間550万人を超えています。最近就航した都市にはメキシコのカンクン、カナダのバンクーバー、インドのムンバイが含まれます。
ヴァージン アトランティック航空は、大変人気を博しており、最近では、デイリーテレグラフによるUltra Travel アワードにて、Best Long Haul Airline、Best Airline Lounge を受賞したほか、これまでに法人、顧客、トレードの各分野で数々の受賞経験を持ちます。サービスの新基準を構築する革新性が他社にも影響を与え、追随されたこともあります。ビジネスの拡大にも関わらず、顧客目線でのサービス提供を続け、バリュー・フォー・マネー、高品質、楽しさと革新性を重要視する姿勢を持ち続けています。保有機材はボーイングB747-400型機、エアバスA340-300型機、エアバスA340-600型機、エアバスA330-300型機、及びエアバスA320型機です。また、2014年からはドリームライナー、ボーイングB787型、計16機の納品を受ける予定です。

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