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障害のある作家の才能を社会に放つ「HERALBONY GALLERY」、第5回原画展「早川拓馬展」を11月13日より開催

PR TIMES / 2021年11月13日 17時15分

~「希望の園」の作家が描くアール・ブリュット作品を展示販売、芸術鑑賞を通じた「障害」のイメージ変容へ~

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、障害のある作家の才能を披露するアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」(岩手県盛岡市)にて、第5回目となる原画展「早川拓馬展」を11月13日より開催いたします。当展では「希望の園」(三重県松阪市)に在籍するアーティスト、早川拓馬(はやかわ・たくま)が描いた実物の原画作品を展示します。今回展示する全9作品はギャラリーと当社のECサイトで販売いたします。




[画像1: https://prtimes.jp/i/39365/111/resize/d39365-111-654fdb2f9a360e198dff-5.jpg ]




ギャラリー発足・原画展開催の背景

ヘラルボニーは「障害のある人が生み出すものの価値は低い」という社会に残存するイメージを変容したいという想いから「アート」というフィルターを通じて、作家個々人へのリスペクトが生まれる空間創出として「HERALBONY GALLERY(ヘラルボニーギャラリー)」を4月25日に開設しました。
当ギャラリーの特色として、アーティスト「個人」に焦点を当てた企画展の周期開催と、原画作品の売買取引を可能とし、販売価格の40%が作家に還元される仕組みを導入しています。
ヘラルボニーは、当ギャラリーの運用を通じて、障害のある人が描いた作品の市場価値を高め、障害の有無に関わりなく、才能のあるアーティストが正当に評価される社会の実現を目指します。


企画展概要

「早川拓馬展」
作 家:早川 拓馬(Takuma Hayakawa)
会 期:2021年11月13日~12月26日
時 間:12:00~19:00 ※会期初日の営業時間は12:00~17:30
定休日:水・木 ※会期終了後、展示入替期間のため1週間ほど閉廊予定
会 場:岩手県盛岡市開運橋通2‐38@HOMEDLUXビル4階
入場料:無料
主 催:株式会社ヘラルボニー
協 力:特定非営利活動法人 希望の園(三重県松阪市)


早川拓馬展の見どころ

「HERALBONY GALLERY」の第5回企画展。今回の旅を導くのは、電車とアイドルをこよなく愛し、その高い熱量を作品に注ぎ込む早川拓馬(希望の園)です。
キャンバスという四角い大地を、狂気的と言っていいほどの密度で縦横無尽に繋ぐ電車は、直線的で小気味良いリズムと豊かな色彩を作品にもたらします。その中には時に乗客として、時には無数の車体をも呑みこむ大きな存在として、アイドルをはじめとする人間達の姿も描かれます。カラフルなサイリウム煌めく夢のようなライブステージと、孤独な人々が連なる灰色なホームの、両方のイメージを想起させるこの世界観は、まるで現代社会の縮図のようです。
世界に通じる実力を持った、日本全国の作家を、岩手から発信していく。地元に根差しながら、遠く射程を構える「HERALBONY GALLERY」の第5回企画展。早川拓馬の現出させる世界へ、特別列車でご案内いたします。終点に辿り着くまで、決して目を逸らさないで下さい。


[画像2: https://prtimes.jp/i/39365/111/resize/d39365-111-a1394bbfd635c5cb0a16-6.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/39365/111/resize/d39365-111-f6cb57feb4eaa63bb8be-7.jpg ]



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また、HERALBONY GALLERYは、ヘラルボニーが運営するアートライフブランド「HERALBONY」の商品販売スペースを併設しています。芸術鑑賞だけでなく、トートバックやネクタイ、エコバック、マスクといったプロダクトのデザインに落とし込まれた、暮らしを鮮やかに彩る早川作品の魅力もお楽しみいただけます。



アーティスト・作品紹介



[画像7: https://prtimes.jp/i/39365/111/resize/d39365-111-f9e5c40b1699c2d8ca4a-0.jpg ]


作品名:「アイドルトレインエキスポ2016」(2016)
販売価格:1,650,000 円(税込)

終着駅はF100号の超大作。エキスポは「博覧会」という意味の単語だ。文字通りアイドルトレイン作品の集大成とも言える。人物と電車の区別をつけることも簡単ではなく、ただその熱量と密度に圧倒される。電車は、アイドルは、夢を仮託して走る存在だ。あそこに行ってみたい、ああいう風になってみたい、その夢を自分の代わりに実現してくれる。もちろん「線路は続くよどこまでも」なんていうのは幻想だ。終着駅は必ず存在する。人生にもいつか終わりが来る。電車も、アイドルも、彼らに願う私たちも、等しく同様に終わる。しかし、それが一体何だというのだろう。車体に貼り付けられた、虚ろなようで爛々とした瞳。人間が電車になれるのだから、私たちはこれからも何にだってなれる。作家もこれから進化し続けるだろう。終着駅を中継点に変えて、軽やかな足取りで未来へ進んでいく。どこにも行けないと塞ぎ込みそうになる日常の中で、これからもきっとどこへだって行けると体現して見せる、そんな作品だ。

[画像8: https://prtimes.jp/i/39365/111/resize/d39365-111-ec4ced27e66ca899e9d6-1.jpg ]



作家:早川 拓馬(Takuma Hayakawa)
所属:希望の園(三重県松阪市)

1989年2月2日東京都狛江市生まれ、現在三重県度会郡在住。
99年よりアトリエ「HUMAN・ELEMENT」にて制作を始める、幼少より国内外の展覧会、コンクールに多数出品、06年松阪市美術展「奨励賞」、09年みえ県展「for your Dream賞」受賞、11年ポコラート全国公募展「オーディエンス賞」受賞、13年初個展開催、年中京テレビ「24時間テレビ」で巨大エコキャップアートの原画制作に参加、出演、16年みえ県展「優秀賞」受賞、19年、スターバックス×Get in touch×障がいのある作家「MAZEKOZE ART」プロジェクト参加、20年、トヨハシブリュト・アートコンテスト「金賞」受賞(名豊ギャラリー 豊橋市・愛知)NHKEテレ「人知れず表現し続ける者たちvol.3」で創作風景等が放送、BS8K「NoArt,NoLife 早川拓馬」放送、第3回日本財団DIVERSITY IN THE ARTS公募展「入賞」、アートパラ深川大賞「観光庁長官賞」受賞、愛知、岐阜、三重で個展開催、東京、愛知、三重、ドイツ、スペイン、中国、ベトナムでのグループ展参加、電車とアイドルが大好きで制作テーマでもある。パレット上で見たことのない色ができると「い~ね~、見たことないね~!」と声をあげて楽しさを表現している。


ヘラルボニーは、今後も日本全国の主に知的障害のあるアーティストの才能の発信を進めてまいります。
以上


【株式会社ヘラルボニー概要】


[画像9: https://prtimes.jp/i/39365/111/resize/d39365-111-126219e652cd0aa9e7a8-2.png ]


「異彩を、 放て。」をミッションに、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット。日本全国の障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸に作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。社名「ヘラルボニー」は、知的障害がある両代表の兄・松田翔太が7歳の頃に自由帳に記した謎の言葉。そのため「ヘラルボニー」には「一見意味がないと思われるものをの世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めている。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登
公式サイト:
https://www.heralbony.jp
https://www.heralbony.com


【HERALBONY GALLERY 概要】

[画像10: https://prtimes.jp/i/39365/111/resize/d39365-111-524418f5b748b7668a1a-3.jpg ]


株式会社ヘラルボニーが岩手県盛岡市にオープンしたアートギャラリー。「どこよりも強烈な異彩を放つ場所」をコンセプトに、アーティスト個人にフォーカスした原画展を企画・開催。日本全国の障害のある作家の才能を発信することで「障害」のイメージの払拭に挑戦する。あえて地方都市にアート空間を構えることで、地域の福祉領域をカルチャー化させる「アートローカルハブ」を目指す。

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