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学校を超える、自分も超える ナレッジキャピタル超学校 未来社会のデザインを考えるシリーズ 「ゲノム医療と未来のデザイン」

PR TIMES / 2018年12月5日 15時40分

2018年12月18日(火)より全3回の連続講座開校決定!

社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:宮原 秀夫)は、ナレッジキャピタル超学校 未来社会を考えるシリーズ「ゲノム医療と未来のデザイン」を開校することをお知らせします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/14551/112/resize/d14551-112-561605-8.jpg ]


ナレッジキャピタル超学校は、一般生活者と研究者が一緒に考え対話するプログラムです。会議室での授業形式ではなく、開放感のあるカフェ空間でコーヒーやアルコールドリンク(20歳以上)などを片手にカジュアルに受講できるのが特徴です。

本講座は、国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学の川上 雅弘特任准教授が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「若手研究者による研究倫理の国民への伝え方に関する研究事業(ゲノム医療実用化に係るELSI分野)」の研究開発の一環として一般社団法人ナレッジキャピタルと共同で主催するものです。
今注目の「ゲノム医療」を題材に、これからのゲノム研究を進展させるために市民が研究に参加する意義や、遺伝情報を扱うルールや方法などを、研究者とともに考える全3回の連続講座となります。  以上

<開催概要>
日 時:【第1回】2018年12月18日(火)19:00~20:30(開場18:30)
   【第2回】2019年1月19日(土) 17:00~18:30(開場16:30)
【第3回】2019年2月23日(土) 19:00~20:30(開場18:30)
会 場:グランフロント大阪北館1F「カフェラボ」
対 象 者:高校生以上
定 員:50名
参加方法:公式ウェブサイト(http://kc-i.jp/)より事前申し込み(先着順)※電話での申し込み不可
申し込み開始:【第1回】2018年12月5日(水)【第2回】2019年1月7日(月)【第3回】2019年2月8日(金)
料 金:500円(1ドリンク料金・税込み)
主 催:一般社団法人ナレッジキャピタル・国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
協 賛:国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
※本講座は、AMED「若手研究者による研究倫理の国民への伝え方に関する研究事業(ゲノム医療実用化に係るELSI分野)」における「理科教員を通じてゲノム医療とELSIを社会で共有する仕組みの構築」(代表:川上 雅弘)(課題番号:JP18ka0210003h0003)による支援を受けています。


<ナレッジキャピタル超学校 未来社会のデザインを考えるシリーズ「ゲノム医療と未来のデザイン」概要>
ゲノム医療という、個人のゲノム情報に基づく医療に注目が集まっています。ゲノムとは、その人が持っている遺伝情報全体を指す言葉です。ライフサイエンスの研究開発が進み、個人個人の遺伝情報を病気へのかかりやすさや効果的な投薬治療にも生かせることが分かってきました。このように遺伝情報を生かした医療を「ゲノム医療」と呼びます。
ゲノム医療の実現には、遺伝子の働きの解明や解析技術の向上に加えて、この医療を利用する社会に理解が広がることが重要と考えられています。究極の個人情報である遺伝情報をどう管理し活用するのか?ゲノム医療技術の導入によって新しい問題が起こらないのか?など、さまざまな新しい課題への対応が必要です。
ゲノム医療が進展する近未来の社会はどのようなものになるでしょう。ゲノム医療と社会の関係性の考察を通して、未来の医療や研究の進め方を考えることができないでしょうか。今後、拡大すると考えられているゲノム医療を起点に、未来社会について考える全3回の連続講座です。


【司会進行】
川上 雅弘 (奈良先端科学技術大学院大学 教育推進機構 特任准教授)
[画像2: https://prtimes.jp/i/14551/112/resize/d14551-112-634497-7.jpg ]

近畿大学にて体細胞クローンブタの研究で博士(農学)を取得後、生命科学と社会の接点で生じる課題の研究や教育活動に取り組む。京都大学人文科学研究所、iPS細胞研究所、大阪教育大学科学教育センターを経て現職。2016年から日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けて、ゲノム医療とELSI(倫理的・法的・社会的な課題)を社会で共有する仕組み作りに取り組んでいる。

■第1回 2018年12月18日(火)19:00~20:30 
「研究に参加して未来医療を創る」
ゲノム医療による個々の患者さんに適した医療の実現が期待される一方で、まだ有効な検査法や治療法が見つかっていない病気もたくさんあります。ゲノム医療の研究開発をさらに進展させるには、研究者と患者さん、そして一般市民との連携や協力が必要と考えられています。しかし、一般市民にとって研究に参加すること自体、馴染みのないことでしょう。本講座では、ゲノム医療を題材に市民が研究に参加する意義や課題について考えます。

講師:平沢 晃 (岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 教授)

[画像3: https://prtimes.jp/i/14551/112/resize/d14551-112-980298-5.png ]

1970年東京生まれ。1995年に慶應義塾大学医学部卒業、産婦人科研修医を経て、2004年博士(医学)取得。2011年からフィンランド共和国Institute for Molecular Medicine Finland(FIMM)、フィンランドアカデミー上級研究員。2015年より慶應義塾大学医学部産婦人科専任講師。2018年6月より岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻 腫瘍制御学講座(臨床遺伝子医療学分野)教授。専門は遺伝性腫瘍、がんゲノム、バイオバンク。

講師:江本 駿 (NPO法人ASrid 希少難治性疾患研究部 研究員)

[画像4: https://prtimes.jp/i/14551/112/resize/d14551-112-948490-4.jpg ]

1990年岡山県生まれ。2013年東京大学医学部健康総合科学科を卒業。
現在、東京大学医学系研究科健康科学・看護学専攻家族看護学分野博士後期課程および東京大学ソーシャルICTグローバルクリエイティブリーダー育成プログラムに在籍中。
2014年よりNPO法人ASridに参画。希少・難治性疾患分野の患者・家族会活動や、患者・家族のQOL、研究への患者参加・参画についての研究に従事している。2015年「第4回 明日の象徴」賞の1人に選出。

講師:加納 圭 (滋賀大学教育学部 准教授)

[画像5: https://prtimes.jp/i/14551/112/resize/d14551-112-692243-2.jpg ]

専門は科学コミュニケーション。NHK Eテレ理科教育番組『考えるカラス~科学の考え方~』、『カガクノミカタ』の番組委員を務め、番組連動ワークショップ実施など、子どもの科学的思考についての研究開発を行っている。


■第2回 2019年1月19日(土)17:00~18:30
「未来医療をデザインするガバナンス ~ゲノム医療を題材に」
ガバナンスとは、単純に「統治」と置き換えることもありますが、統治のための体制や方法も含めた幅広い意味が含まれる言葉です。ゲノム医療は、究極の個人情報とも呼ばれる個々の遺伝情報によって成り立っています。しかし、この研究を進める中で、遺伝情報を扱うルールや方法はどのように作られてきたでしょうか。今回は、ゲノム医療のガバナンスに注目し、未来の医療を創る仕組みを考えることを目指します。

講師:横野 恵 (早稲田大学社会科学総合学術院 准教授)

[画像6: https://prtimes.jp/i/14551/112/resize/d14551-112-190382-6.jpg ]

1997年早稲田大学法学部卒業。早稲田大学大学院法学研究科、早稲田大学法学部助手等を経て2006年より早稲田大学社会科学部専任講師、2011年より現職。専門は医事法・英米法。子どもと家族、医療や医学研究に関わる倫理的・社会的課題と法の接点がおもな関心領域。著書に『子どもの医療と生命倫理 資料で読む(第2版)』(共編著)(法政大学出版局,2012年)等がある。

講師:岩江 荘介 (宮崎大学医学部附属病院 臨床研究支援センター 研究・倫理支援部門長 准教授)

[画像7: https://prtimes.jp/i/14551/112/resize/d14551-112-866762-3.jpg ]

大阪大学大学院医学系研究科 博士課程修了(医の倫理学教室)。京都大学人文科学研究所(特任研究員)、独立行政法人医薬基盤研究所(特任研究員)、京都大学大学院医学研究科(特定講師)を経て現職。主な研究テーマは、研究倫理、医学研究に関する公共政策。

講師:三成 寿作 (AMED「若手研究者による研究倫理の国民への伝え方に関する研究事業(ゲノム医療実用化に係るELSI分野)」プログラム・オフィサー)

[画像8: https://prtimes.jp/i/14551/112/resize/d14551-112-170307-0.jpg ]

1982年、福岡県生まれ。博士(工学)。北九州市立大学国際環境工学部、京都大学人文科学研究所、大阪大学大学院医学系研究科、日本医療研究開発機構(AMED)などを経て、現在、京都大学iPS細胞研究所 上廣倫理部門 特定准教授。主な研究テーマは、先端医科学研究における基礎から実用への橋渡しの仕方や、先端医科学研究と社会とのつながり方。現在は、科学と倫理、デザインをつなぐ研究プロジェクトを推進中。


■第3回 2019年2月23日(土)19:00~20:30
「映像で知るゲノム医療と遺伝カウンセリング」
ゲノム医療とはどういう内容か?実際にはどのようなやりとりをするのか?など、映像や実際の遺伝カウンセリングの様子を紹介し、ゲノム医療の現場を感じることを目指します。遺伝子を調べる際に必要となる基礎知識、遺伝情報の特徴である「不変性」「予測性」「共有性」の理解の向上とゲノム医療の普及を起点に、未来の医療との向き合い方を考える機会を提供します。

講師:小林 朋子 (東北大学東北メディカルバンク・メガバンク機構 講師)

[画像9: https://prtimes.jp/i/14551/112/resize/d14551-112-677605-1.jpg ]

1997年日本医科大学 医学部修了、2001年日本医科大学附属千葉北総病院 小児科助手、2006年東北大学病院 小児科医員、2010年東北大学大学院医学系研究科医科学専攻 博士課程修了、2013年東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 助教、2017年から現職。小児神経専門医、臨床遺伝専門医として専門を生かした小児科診療を実施しながら、ゲノム医学普及啓発を研究テーマとして活動している。


講師:吉田 晶子 (理化学研究所生命機能科学研究センター網膜再生医療研究開発プロジェクト 研究員)
認定遺伝カウンセラー、社会健康医学博士。理化学研究所生命機能科学研究センター網膜再生医療研究開発プロジェクトの研究員として遺伝子解析に従事しながら、神戸アイセンター病院にて遺伝性網膜疾患の遺伝カウンセリングを担当している。また神戸市立医療センター中央市民病院では遺伝性腫瘍の遺伝カウンセリングを行っている。


※ナレッジキャピタル超学校 とは
大学や企業、研究機関などのさまざまな分野の研究者と一般参加者が一緒に考え、対話するナレッジキャピタルならではのプログラムです。これまでにも「大阪大学」「京都大学iPS細胞研究所」「関西大学」「慶應義塾大学院メディアデザイン研究科」「国立民族学博物館」「大阪芸術大学」「JAXA」などと共同開催し、一般の参加者と研究者をつなぐ場と機会を提供しています。
(参考)これまでの「ナレッジキャピタル超学校」開催一覧 https://kc-i.jp/activity/chogakko/#c03


【施設概要】
・施設名
ナレッジキャピタル
・所在地
〒530-0011大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪 北館
・施設案内
The Lab.みんなで世界一研究所(アクティブラボ.・カフェラボ・イベントラボ) 地下1階~3階
フューチャーライフショールーム 1階~6階
ナレッジシアター 4階
ナレッジサロン 7階
コラボオフィス・コラボオフィスネクス 7階~8階
カンファレンスルーム 8階・10階
ナレッジオフィス 9階~13階
コンベンションセンター 地下1階~地下2階
・運営組織 代表者
一般社団法人ナレッジキャピタル 代表理事 宮原 秀夫
株式会社KMO 代表取締役 小田島 秀俊
・事業者 (五十音順)
NTT都市開発株式会社
株式会社大林組
オリックス不動産株式会社
関電不動産開発株式会社
新日鉄興和不動産株式会社
積水ハウス株式会社
株式会社竹中工務店
東京建物株式会社
日本土地建物株式会社
阪急電鉄株式会社
阪急阪神リート投信株式会社
三菱地所株式会社

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