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【MHPS】最新鋭1,650℃級M701JAC形GTCC発電設備3系列を受注

PR TIMES / 2020年3月18日 18時55分

姉崎火力発電所(千葉県市原市)新1~3号機の建設工事をフルターンキーで

◆ 総出力は約195万kW、2023年に順次運転開始へ
◆ 総力を挙げてプロジェクトを推進



三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、株式会社JERAが出資するJERAパワー姉崎合同会社から、千葉県市原市で同社が運営する姉崎火力発電所新1~3号機の建設工事をフルターンキー契約で受注し、工事に着手しました。本プロジェクトは、高経年化した既設の姉崎火力発電所におけるガス焚き汽力発電設備1~4号機を、最新鋭の1,650℃級強制空冷式M701JAC形ガスタービンを中核とする65万kW級の天然ガス焚き次世代ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備(新1~3号機)に更新することで、高効率化による省エネおよび環境負荷の低減を目指すものです。2023年の初めから夏にかけて順次新1~3号機が運転を開始する予定で、総出力は195万kW に達します。

本プロジェクトは、当社と発電機3基および制御装置の供給を担当する三菱電機株式会社がJV(共同企業体)を組成し、EPC(設計・調達・建設)取りまとめを請け負う方式で実施。当社は、ガスタービン3基および関連機器一式を高砂工場(兵庫県高砂市)、蒸気タービン3基を日立工場(茨城県日立市)、排熱回収ボイラーおよび排煙脱硝装置を呉工場(広島県呉市)が製作し、総力を挙げてプロジェクト推進を手掛けます。

今回採用されたJAC形ガスタービン※1は、強制空冷燃焼器システムを装備。燃焼器車室から抽出した空気を外部クーラーで冷却し、強制冷却空気圧縮機で昇圧した後、燃焼器の冷却に用いた後再び車室に戻す仕組みです。これにより冷却構造を最適化。さらに超厚膜化遮熱コーティング等のタービン翼冷却技術の高度化や高圧力比圧縮機を採用しています。また、蒸気冷却方式に比べて起動時間を短縮でき、運用性改善につながります。

MHPSは、今回の受注を弾みに、国内外でJAC形を含めたJ形ガスタービンを中核とする次世代GTCC発電設備の普及に一層力を注ぎ、世界の経済発展に不可欠な電力の安定供給に寄与するとともに、エネルギーの脱・低炭素化を促進し、地球環境の保全に貢献していきます。

※1 JAC形ガスタービンの特長については以下のウェブサイトをご覧ください。
https://www.mhps.com/jp/products/gasturbines/technology/highlyefficiency-gas-turbine/index.html
[画像: https://prtimes.jp/i/25611/113/resize/d25611-113-605324-0.jpg ]

以 上

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